原作小説や原作漫画のあるドラマは

とりあえず先に原作に目を通す

 

だいたいにおいて既に読んでいるのは

人気作をドラマ化するからに違いなく

だから、内容は間違いなく面白い!

ハズ

 

桐野夏生『燕は戻ってこない』のドラマ化

いいところに目を付けましたねぇ

とまず感嘆!大好きな作家さん♡

 

 

 

この作品 正解のない課題を

全方向から問いかけている物語

“産む”ことが“選択”なのか

“義務”なのか“節理”なのからして

一生かかっても答えが出そうにないのに

 

そこへ現実的な“生きるための金”

“生きるための証明”なんかが入り混じって

 

“ビジネス”だったり“人助け”だったり

“利己的”だったり“刹那的”だったりで

 

観る人の立ち位置で

答えがまったく変わってくる

ま、大抵のことはそうだけど

 

文章ならば

読む人の主観で答えを出せるけど

ドラマだと制作する側の主観で

答えを強制されることがある

 

そこをどう回避するかに興味深々

 

原作通りにするのなら

観る人の主観を優先させる映像にしてほしいなと…

“答え”の押しつけがあったら、

ものすごくつまらないものになるぞ

正しさを押し付けられるのは勘弁だ

 

第一話は“卵”がとても生臭くて惹きつけられた

第二話はかるくいなされて興味を失いかけた

第三話は欲望が描かれすぎて萎えた

第四話は選択しない生き方が賢く見えた

明日の第五話はリキの図太さがわかる回

 

リキが身ごもる、ぐりとぐら

大きな卵で作ったのはホットケーキ?

 

草桶夫婦の苦悩と英断

リキの身勝手な選択

結末ではなく

その先どうなるか

それが一番きになるラスト

まずは

原作通りであることを願う

 

できれば、

その後のリキとぐりとぐら

草桶夫婦の姿も描いてほしい

そこのところは

思いっきり制作側の主観で!

 

ネタバレ続きはこちらで

 

 

 

 

 

 

 

 

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