A MAN IN SUSTAINABLE SOCIETY -14ページ目

ポーターですけど、何か?

ポーターを読む (日経文庫 F 55)/西谷 洋介
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経営学の大家、マイケル・ポーター。
一度は読んでおきたいのですが、
いかんせん、彼の著作は長いです。
あの厚みを本屋で見ると、思わず尻すごみしてしまいます。

そんな訳で、そのポーターの理論を、
新書サイズで軽々と読めるということで、
とりあえず読んでみることにしました。


彼の考えは、大まかに言うと、
1.事業分析→2.戦略ポジションの決定→3.実行
です。


1.事業分析
においては、Five Forces分析と呼ばれる分析手法を提唱しています。
これは、
a.既存業者間の敵対関係
b.新規参入の脅威
c.代替品の脅威
d.売り手の交渉力
e.買い手の交渉力
という5つの側面から、業界の競争構造を暴き出すというものです。

2.戦略ポジション
1で分析した結果に基づき、
その業界における位置取りを決定します。
その際には、必ずと言っていいほど、
「こっちはこれがいいけどあれが悪い」というようなトレードオフが、
各特長によって存在してしまいます。
そして、そのトレードオフにしっかりと対応して、優先順位を決めてこそ、
より良いビジネスができるとポーターは考えているようです。


このように、企業の収益力の源泉が主に企業外部の環境にあり、
対応方法によって変化が変わるだけだという考え方は、
ポジショニング・スクールと言われるものです。

一方、企業の収益力の源泉が主に企業内部の素材にあるという考え方は、
リソース・ベースト・ビュー(RBV)と言われるものです。


以前のポーターは、前者の考え方を唱えていましたが、
現在は、両方のバランスが大事だと考えているようです。



外部環境の活用も大切だし、内部環境の充実も大切。
自分自身にも言い聞かせたい一言ですね。

書籍の内容を行動に移したい

本、特にビジネス書や自己啓発書といった内容のものは、
読んで満足しても仕方がないんですが、
なかなか行動に移せないものです。

そこにある壁は一体何なのか?

1.行動にシフトする明確なルールが存在しない
本の内容を全て覚えておくのは無理なので、
本を読んだ時に、やるべきだと感じたことや思いついた行動を、
すぐに書き取っておく必要があります。

2.メモはしてあるが、時間が経つとやる気が失せている
本を読んでいる時は、その流れに引き込まれて意欲が上がっているのですが、
いざ読み終わってしばらく経った後に残されたメモを見ても、
あまりテンションが上がってこない自分がいます。



この2つの壁を乗り越えるためにはどうすればいいのか?

1→持ち歩いているRhodiaメモを予め外に出して、スタンバイさせておく
自分の場合、胸ポケットに入れてあるメモを取り出すことすら面倒なので、
先に出しておけば、壁は低くなるかなと思います。

2→最初のメモ段階で目的・期限を一緒に書いておく
やる気が失せる大きな理由は、後になって落ち着いて考えると、
そこまで力入れてやらなくていいやって思ってしまうことだと思います。
メモをした当初に描いていた理想を忘れてしまうんですね。
ならば、それを書いておけばいいという訳です。
また、忘れる前に早めに行動に移してしまうというのも1つの手ですね。
なので、期限を書いておくのも効果的かと思います。

そんな感じで、
読んだ本の内容をアグレッシブに行動に移していきたいと思っています。
頑張ります。

有価証券報告書を使った決算書速読術

有価証券報告書を使った 決算書速読術/花房 幸範
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有価証券報告書(有報)って、
上場企業等が毎期出す書類なんですが、
相当ページ数多いんですよね。。

自分が行く企業については、
少なくとも行く前に見るわけですが、
量が多すぎてどこを見ればいいか分からないっていう、
素人のような感想を、
新人である私も抱きます。

そんな悩みを解決すべく、
上記の本を読んでみました。


「主要な経営指標等の推移」で財務数値の大まかなイメージ
→「沿革」「事業の内容」でビジネスの大まかなイメージ
→決算書のプレビュー
というのが、本書でいう速読術の全体像です。

プレビューに関する詳しい内容を書くと、
著者に申し訳ないので書きませんが、
まあ私にとっては、参考になったということは述べておきます。

具体例も豊富ですし、
実際にEDINETで本物の有報を見ながら、
本を読んでみるのもありなのではないでしょうか?

著者は、本書の中で、
「有報を読むのが趣味なんて人はいないだろう」
みたいなことを書いてましたが、
有報を読むのが趣味と言えるくらい、
この手法を使って、
様々な企業の有報を読んでみようかと思います。