補習所講義vol.6 ~固定資産/現預金・資金調達~
1時間目 固定資産(講義・ディスカッション)
・固定資産はIFRSの影響が大きい科目
・固定資産の取引相手が役員の近親者の場合、関連当事者の注記が必要
・「固定資産台帳」は税務上の青色申告の要件
・実務では、棚卸の立会時に固定資産の現物も併せて見てくるとよい
・固定資産が保険に入っているか否か?という点から思わぬ事実が発覚する事あり
⇒保険に入っていない固定資産の現物確認をしようとしたところ除却漏れが発覚
・固定資産は整備状況はしっかりしている事が多いが、管理状況がずさんになりやすい
・利益調整したい会社は減価償却方法を頻繁に変更したがる
・建設仮勘定・仮払金などは不正の温床になりやすい勘定科目
・SPCで良く出てくるケイマン諸島は所得・キャピタルゲインに課税しない
2・3時間目 現預金・資金調達(講義・ディスカッション)
・譲渡性預金は有価証券に含まれる
・資金繰り表は、GCが絡む局面では真剣に見る必要あり
∵資金ショートを起こす可能性があるため
・支払サイトは、一般に建設業などでは長く、小売業などでは短い
・運用評価手続において、出納に関する担当部署の権限と責任が定められている。
(現金の収納、領収証の発行、銀行への預け入れetc)
・元本の返済について、返済予定表がない場合、着服のリスクがあるため注意
・借入金監査では財務制限条項等に注意(ex営業利益が赤字=期限の利益を喪失)
・預金証書、受取手形、有価証券などと現金は同時に実査(同時性の原則)
・実査対象物件は必ずすべて監査人の管理下において行う
・現金の実査には会社担当者の立会を求める。
・現金実査表には、「私の管理するすべての手許現金・・・」など、」「すべての」という
文言を繰り返ししつこいくらい使用する。
・預金通帳、証書は同一物認定を要する
・返済予定表が保管されていないと、、返済タイミングが分からず、借入金の
長期短期の区分を見誤る恐れあり
・残高確認書の返送がない=リスクあり&返送がない原因を突き止める必要あり
(調書に残す)
・前例踏襲主義は監査ではNG
・上場を目指すひとつの理由=返済期限のない資金が調達できる
・希薄化で株価下落の懸念⇒売りを呼ぶ⇒必要資金額を調達するため、
発行株式数を更に増加⇒更なる株価下落(負のスパイラル)
以上が講義中のメモです。
間違っている箇所がありましたらご指摘していただけると嬉しいです・・・。
eラーニングの感想なども時間があればボチボチ書いていきます。
考査の過去問入手に苦戦しております。。。土曜クラス特有の悩みですかね。。。
補習所課題研究① 独立性と倫理観
今回のお題目は極めてシンプルで、内容的にも
監査論の基本的な部分ではあったのですが、
壁となって立ちはだかったのがカチッと決められた書式と、
参考文献がある場合にはその旨を明示する、という二点です。
書式に関してはまだ不明な点があり、
ここで減点されては元も子もないので今週質問をする予定です。
参考文献については、とりあえず図書館で物色した
メジャーな本を挙げてみました。
内容はあまり自信なしなので、平均点が付けば御の字です。。
そういえば、補習所ホームページに考査の範囲が
アップされてましたね。
eラーニングもこなしつつ、少しずつ考査の準備も進めて
いかないと、ですね。
補習所講義vol.5 ~ディスカッション① ゼミナール~
先週土曜日にディスカッションと
ゼミナールがありました。
私のグループはテーマ1とテーマ3について
ディスカッションを行いました。
まず感心したのが、発表の時に、
通常は模造紙などに大きく書いて、
それをベースに発表することが多いと
思うのですが、紙ではなく、
白いビニールが配布され、そこに
マジックで書くようになっていました。
机に写らないように工夫がなされており、
今度ウチの会社でもこのような機会があれば
提案してみたいと思います。
内容ですが、まずテーマ1の(1)は、
有報の存在意義について考えを
まとめる、というものでした。
色々な意見が出ましたが、講師の先生のコメントで、
・情報を発信する人には意図がある
・そのため、「保証」がないと歪んだ情報となる恐れがある
・有報は、他の情報と比較し、情報に「根拠」「客観性」がある
といった内容は、なるほど、と思いながら聞いていました。
次に(2)では、公認会計士の社会的使命について議論しました。
講師の先生は、
・監査人が負う責任は重くなってきており、
それに伴い厳格な監査が求められるようになってきている
・一方、そのことは監査が社会的に認知されてきた、という
良い面の裏返しでもある
・「社会的使命」を果たすためには指導機能の発揮が重要
といったコメントがありました。
休憩を挟んでテーマ3へ。
(2)の①~⑤についてとるべき対応(クライアントからの圧力、誘惑に対して)
とその理由について、更にはそれを踏まえて制度の改正をどうすべきか、
について議論しました。(テーマは補習所HPにあります)
解説の時間はほとんどなかったため、 私の考えを以下では述べていきたいと思います。
「報酬を払っているのはこちらだから、こちらに有利になるように判断してください。
そうでないと、今後は報酬アップに応じませんよ。」
⇒まず、監査報酬は成功報酬ではなく、工数などによって
決まる事を説明した上で、「報酬を頂いているからこそ、
有利な監査はできない。中長期的な視点では様々なステークホルダーに
損害を与える事になる可能性があるため。」
「不適正意見を出されてしまうと、会社が倒産して何千人もの社員とその家族が路頭に
迷ってしまいます。勘弁してください。」
⇒適正意見を出せるようなF/S作成を求める。
「個人的なミスが露見すると、ミスをとがめられて減給か降格になってしまいます。次回
に修正しますから上司に黙っていてもらえませんか?」
⇒上司にはフォローを入れるので、修正してください、と依頼する。
「期末監査のお礼に今度飲みに行きませんか?今後のお世話になる意味を込めて、費用は
こちらで持ちますので、いかがですか?」
⇒割り勘又は交互に支払うという形で、期末監査のお疲れさま会と
いう形でなら是非ご一緒したいです!などと話し、交流は深めつつ
一定の線引きはするのが良いと思う。
「あなたの指摘した問題点は、前年度にあなたの先輩に認めてもらった処理ですよ。あな
たは、それを否定するのですか。」
⇒先輩と自分でまずは協議し、先輩の処理を翻すのであれば
先輩にクライアントへの同行を求める。
良い回答かどうかは自信ないです・・・。
ちなみに、2時間目のゼミナールは監査事例に対するケーススタディで、
監査上気をつけなければならない点を指摘するものでした。
資料がないと分かりづらいため、詳しくは割愛します。