まいどどうも

お読みくださりありがとうございます

初めての方は
途中からだと話が分からないかもしれないので
第1話から読んでいただけるとうれしいです
(第1話から第11話までは
ブラック企業からどうやって脱出したかを
書きました)
第1話はこちら
1つ前のお話はこちら
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「シャーデンフロイデ」
って知ってますか

あまり聞きなれない言葉
かもしれません

「シャーデンフロイデ」はドイツ語です
「シャーデン」は「損害」や「不幸」という意味で
「フロイデ」は「喜び」を意味します
「シャーデンフロイデ」を簡単に言うと
「他人の不幸は蜜の味」
という意味です

わたしはある時期
この思いにとらわれていたことが
あります
ブラック企業に勤めていたときです
(ブラック企業時代の話は
第8話から第11話に詳しく載せてあります)

ブラック会社に勤務しているときは
会社へ行くのがイヤでした
社内では上の人から
「あーだこーだ」言われ
怒られることもあって
常にビクビクしていました
(表には出さないようにしていましたが
心の中は恐怖心でいっぱいでした)
日曜日の夜になると
どんどん気分が落ち込んでいきました
いわゆる「サザエさん症候群」です
(また出た「症候群」)
眠ってしまうとイヤな月曜日の朝に
なってしまうので
なるべく寝るのを遅らせようと
テレビを見たりしていました
そんなテレビに
有名な芸能人が出ていて
「今でも幸せではない」とか
「毎日大変だ」
みたいなことを話しているのを
聞いたとき

『こんなすごい人でも大変なことがあるんだ』
とビックリしたのと同時に
なんかうれしくなりました
そのころは
テレビに出ている人や
社会で成功している人は
『みんな幸せで、悩みゼロ』
だと思ってました
そんなすごい人が
わたしと同じように悩みを持っていると知って
うれしくなりました

それ以後ブラック会社勤めのころは
周りの人の不幸な話を
探していました

みんな自分と同じなんだと思って
日々のストレスを緩和していたのかも
しれません
ブラック会社でオラオラ系の人から
「あーだこーだ」言われていたのは
自分がその人たちの言う通りに
動いていたからでした

自分の思いをぶちまけてからは
ブラック会社から解放され
オラオラ系の人は
周りからいなくなりました

そのあたりの話は第11話に
書いてあります

自分が思っている通りに
行動できるようなってからは
他人の不幸を探し回ることは
なくなりました
サザエさん症候群もなくなり
日曜の夜も早く寝ています

自分のことをダメだと思っていると
他人に不幸が起きたとき
その痛みが緩和されるそうです

ありのままの自分でいいんだ
と気づけたので
「シャーデンフロイデ」は
どこかへ行ってしまいました

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iDeCoの申込みをしてから
かなり経ったある日
手続きが完了したと
通知がきました
いよいよ
iDeCoスタートします
次回はiDeCoのお話です