蛍を見に行って、夏の終わりを感じて

秋になって肌寒くなったなぁと思って

そろそろタイヤ交換しなきゃな、って思ったら

あっという間に、新年あけてました。

 

明けましておめでとうございます。

殆ど更新されないブログですが、本年もよろしくお願いします。

 

 

雪が降って、町中がクリスマスムードに切り替わると、もうすぐ年の瀬。

クリスマス前に、どうせクリスマス当日なんて仕事で忙しいからと、ちょっと贅沢してワインも買って、家でのんびり晩酌しようかと思ったら

突然発熱して、連休二日間、寝込んで終わりました。

 

体調悪いままクリスマスを乗り越え、漸くまともに食事がとれるようになったのが年末の30日。

ひとりで過ごす年末年始のお節やお酒の準備をして

神棚や仏壇の掃除をして

水回りの大掃除を済ませ

仕事に忙殺されて年の瀬を過ごしました。

サービス早出と残業をこなし、へろへろになって帰宅した大晦日。

 

適当にテレビをつけて行く年くる年をのんきに過ごしました。

 

 

実は、年末年始を一人で過ごすのは初めてで。

いつもは単身赴任中の父が規制しているはずなんですが、今年は「彼女と過ごすから」と戻ってこなくて。

心配した兄や兄嫁から電話をもらい、祖母や叔母からも電話が来て。

もういい年なんだから、一人で過ごしてたって、ぜんぜん何ともないのに、と可笑しくなったり。

 

母が亡くなって、今年で丸3年。

父に彼女が出来たことに、周りからはいろいろと苦言を呈されるのですが・・・

実は、そのことに関しては、なんとも思ってなかったりするんですよね。

彼女が出来たことに関しても、べつに良いんじゃない?と。

彼女に会いに来てほしいと言われても、旅行気分で行くか、としか。

くやしいだの、腹立たしいだの、いろいろと言われて同意を求められるんですけど

そんなに熱くなることじゃなかろう、と。

自分って、結構冷たいのだよな、と新ためて思いました。

 

死に別れて、新しく好きな人が出来るなんて、良いことじゃん。

一緒に泣いたり笑ったり、寂しい時にそばにいてくれるのは、結局は生きてる人だけなんだよね。死んだ人は、何もできないのよ。

死んだ人にいつまでも囚われてる必要は、無いんじゃないかなと思う。

 

そんなわけで、今月、父の彼女に会いに行くことになりました。

3泊4日の日程で、会うのは1日だけだから、ただの旅行ですね。

 

 

父が母を大切にしていたのは、良く知っているから。

私くらいは、味方でいてあげようと思います。

 

会いに行って、好きになれない人だったら、それ以降関わるつもりはないですけどね

 

 

今年も一年、好きなことしてのんびり楽しく過ごしたいと思います。

休み前日の早朝。

出勤前にいつも通り朝のニュース番組を見ていたら、蛍が見頃だ、と。

 

ホタルの見れる場所まで、車でのんびり走って3時間弱。

休みの前日に、この情報が流れたのは、行けってことだ、きっと。

 

仕事を終えて、飲み物と軽食を買い込んで保冷バッグに詰め込んで。

ホタルを見に行ってみた。

ホタルを実際見たことは無い。初めてだった。

 

途中、休憩を挟んで、21時過ぎにほたるの里に到着。

 

まっくらで、建物の前に街灯がぽつりと一つ。

建物の奥に回ってみると、誘導灯がほんのりとついた遊歩道。

建物の明かりが届かなくなると、ふわりふわりと光が舞う。

目が慣れてくると、たくさん見つけることが出来た。

 

足元から飛んだホタルと追って視線を上げていくと、

満天の星。

星が瞬く。

星空の中を、ふわりふわりと飛ぶホタル。

星がゆらゆら揺れてるようで

光っているのが、星なのかホタルなのかわからなくなるくらい。

 

真っ暗なのに、ぼんやり明るい。

まだ月のない夜なのに、星の明かりで転ぶことも無い。

 

暑い中の運転はちょっと疲れたけど

行ってみて良かった。

 

 

駐車場で仮眠をとって、朝日の中湖を見ようかと

行ってみたいと思ってた展望台を目指す。

湖に到着しても、展望台が見当たらない。

『展望台入り口』の看板はあるのに、肝心の入り口が見つけられない。

とりあえず看板の脇に路駐してみたら、

入り口はっけん。獣道!!

これ、たぶん、熊鈴必要なとこだ。

こんななんの装備も無いまま入っちゃいけないとこだ。

 

今度はちゃんと装備を整えてから来よう、と思いながら

帰路につきました。

 

きらきら素敵な景色でした。

 

次はどこに行こうかな。

買い込む本の量と、本を読む時間が比例していないため

読み終えていない本がどんどん増えていっています。

 

三日で二冊くらいは読んでるはずなんだけど、積み上がった本の山が低くなっている様子はなく、依然そびえたったまま。

いえ、幸せなんですけどね。

 

最近は少し読むペースを上げて、一日一冊。

そうしようと思ってるわけではなく、続きが気になってやめれなくなっている状態。

面白い本と出合えるなんて、なんて幸せ。

 

休みの日は、一日中読書。食事だって手を抜いて、片手で食べれるもので済ませて、本は読み続ける。

仕事の日も仕事の時間以外は、本を読む時間に費やす。

夜も、もう寝なきゃもうね寝なきゃ、と思いながら布団にもぐって読み続けて

読み終わって時計を見ると、深夜3時を過ぎていて

起床時間2時間前。

そんなことを十日ほど続けていました。

 

大丈夫大丈夫と思っていたのですが、先日仕事中に目の前が歪んで回る、なんていう体験をして

「これは寝不足が原因か・・・そうか、もう、若くないんだね、私・・・」

と、年取ったこと実感しちゃいました。

 

それからは、深夜2時までには寝るようにしてる。

せめて3時間は睡眠とらなきゃね、身体も持たないよね!

 

できることなら、毎日毎日本だけ読んで過ごしたい。

自分のお雛がいちばんかわいいと思ってるし、本当にほんとうに大好きなのに

もう十何年も箱の中にほったらかしにしてしまっていた。

 

母親の溜め込んだモノが納戸にたっぷりと詰め込まれていて、いつしかお雛の箱を取り出すことも出来なくなっていた

それを、先日これでもかってほど納戸に詰まったものを捨てたら、おっきな箱も簡単に取り出せるようになったんです。

なので。

久しぶりに引っ張り出して、ドキドキする。お雛は無事かしら・・・

畳の台も引っ張り出して

桜と、橘。買ってから30年以上経ってるから、橘の枝が取れてしまってました。なおさなきゃ

小物もたくさん

敷紙を一枚失くしたのは、ちっちゃい時のわたしだと思う。

お雛の飾りが好きだったから、干菓子も好きになったのかも。

30年以上経ってても、残ってるぼんぼりのタグ。

金屏風も出して・・・・あっ壊れてる・・・

金屏風の蝶番を壊したのも、わたしです。これは記憶に残ってる

いよいよ二人と十数年ぶりの再会。

綺麗だなぁ。顔を見る前に、小物準備

ちっちゃい時から、小物の中で一等好きだったのはお内裏様の金の刀でした。

これ、ちゃんと抜けるんよ。

飾りの並びがあってるかどうかはあやふやだけど

やっぱりじぶんのがいちばん。好き。

周りにはお雛さま怖いからヤダって子が多かったけど、うちのお雛は怖くないもの。

ほら、すごく優しい顔。

鼻に、ちっちゃい時につけてしまった傷がある。ショックで泣いたわぁ、その時は。

 

このお雛さまを買ってくれたのは、両方のおばあちゃんたち。

でも、このお雛を選んだのは、母さんなんだって、言ってた。買う時について行って、顔をひとつずつじっくり見て、いちばんやさしい顔のお雛を選んでくれたんだって。

 

かわいいなぁ。

思い出たくさん。思い入れもたくさん。

ずっと箱にいれっぱなしで、ごめん

 

甘酒でも作るかなー

 

ちょこちょこ家でひとりで晩酌をするのですが。

久しぶりに、燻製作りました・・・・・やっぱ、旨い

 

良い牛肉をいただきましてね

先日、ニンニクと一緒に焼いてレアに仕上げて、山ワサビと醤油でさっぱりと

これまたいただいた日本酒で食べたのです。

 

半分残してたので、それを本日は丸ごと燻製に。

自宅で燻製、なかなか贅沢ですよね

燻すこと25分。

この、燻している待ち時間もまた、贅沢。

待って、待って、いよいよ燻製鍋の蓋を開けると、すごくイイ燻煙の香り・・・!!

いい色に燻された、そのまま焼いてもオイシイ牛肉

 

しばらく置いてから、表面をかりっと焼いて、厚めに切ったら

ぱらりと塩を振って・・・・・今日は、ビールで。

 

おいしかった・・・!

良い休日でした。