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ご自身や身近な方に便秘はありますか?
便秘は地域・年代を問わず
多くの方が悩まされている症状で
精神的ストレスや生活環境の変化などによって引き起こされます。
近年では、プロバイオティクス・プレバイオティクスの摂取により
便通を改善できることが報告されるなど
研究が進んでいて
ブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科植物を摂取することで
様々な健康効果をもたらすことが知られていますよね。
こんな情報を見つけました。
アブラナ科の中でも
スーパーフードとして知られるケールは
ケルセチンなどのフラボノイドや
食物繊維を豊富に含んでいることから
腸内環境の改善効果があると考えられ
実際にマウス試験でも腸内環境が改善することが報告されていました。
キューサイやメタジェン
慶応義塾大学、筑波大学、順天堂大学などの研究グループは
ケールの継続的な摂取がヒトに与える影響を評価しました。
日本人の成人女性24名を対象に
4週間にわたってケール粉末および
プラセボ(とうもろこし由来デンプンおよびマルトデキストリン粉末)を摂取してもらい
便通の評価および腸内細菌叢・腸内代謝物質の解析。
その結果
①摂取4週目でプラセボ摂取群と比較してケール摂取群で排便回数が有意に多かった。
②ケール摂取により排便回数が増加するヒトは、ケール摂取前に排便量が少ない特徴がある。
これらが明らかになり、他にも
腸内の炎症を抑える物質を産生する腸内細菌が
増加しているなどの変化も見られたのだとか。
さらに研究が進んで
腸内環境をよりよく整えるアプローチが出来れば良いなと思います。
詳しくはこちら。