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ヒスタミンは
 
アレルギー症状を引き起こす物質で
 
アレルギー治療薬として抗ヒスタミン薬が
 
使用されていますね。
 
抗ヒスタミン薬は
 
副作用として眠気がみられることがありますので
 
車の運転はしないようにと言われることもあると思います。
 
このように、体内でアレルギーに関わる物質
 
として知られるヒスタミンですが
 
実は、脳においては覚醒や認知機能に重要と言われています。
 
 
 
 
 
 
 
 
名古屋市立大学大と北海道大学との研究グループは
 
これまでの研究で
 
脳内のヒスタミンを増やす薬によって
 
忘れてしまった記憶が思い出せるようになる
 
ことを明らかにしてきたんだそうです。
 
今回の研究では
 
脳内のヒスタミン量を増やす薬によって
 
脳活動が調節されるしくみを明らかにしました。
 
 
 
 
 
 
アレルギー関連物質として働くヒスタミンは
 
脳内にも存在し
 
神経細胞が情報をやり取りするために使われます。
 
 
 
 
 
 
 
脳内のヒスタミン量を増やす薬物の
 
ヒスタミンH3受容体拮抗薬「ピトリサント」を
 
マウスに投与し、神経活動の変化を解析。
 
ピトリサントは脳内のヒスタミンを増やし
 
一部の神経細胞の同期活動を高めたことにより
 
記憶・学習を促進する可能性が考えられるそうです。
 
 
 
 
 
 
 
脳内ヒスタミンの働きの解明がさらに進んで
 
認知機能障害や
 
睡眠障害の治療薬開発に結びつけば良いなと思います。
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

普段の診療で感じたことを綴ってます。

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