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果物と野菜は
ビタミン、ミネラル、食物繊維、カロテノイドや
ポリフェノールなどが豊富であり
主に欧米人で行われた前向きコホート研究では
果物や野菜の摂取量が多いと
全死因による死亡や、循環器疾患による死亡のリスクが
低いことが報告されています。
一方で、アジア人は、食習慣、その他の生活習慣や
遺伝的背景が欧米人と異なり
野菜や果物の摂取と死亡リスクとの関係は
まだよくわかっていなかったそうです。
国立がん研究センターと横浜市立大の研究グループは
全国11地域に住む40~69歳の男女
約9万5000人が対象として
1995年か98年に食事に関するアンケートに協力してもらい
その後の約20年間を追跡し
果物および野菜の摂取量と
全死因死亡率および特定原因による死亡率との関連を
検討しました。
調査期間中に約2万4000人が亡くなり
野菜や果物を多く食べる人は、そうでない人と比べ
20年以内に死亡するリスクが
7~8%低かったとの研究結果を明らかにしました。
国内の大規模調査で裏付けされたのはこの研究が初めてなのだとか。
解析結果を踏まえると
長生きするには野菜は1日300グラム以上
果物は140グラム以上の摂取が望ましいのだそうです。
今回の結果は摂取量の目安を決めるための
基礎的なデータとして活用できそうですね。
詳しくはこちら。
p.com/jn/advance-article-abstract/doi/10.1093/jn/nxac136/6619074?redirectedFrom=fulltext&login=true