南米・鳥獣虫魚・探遊 -25ページ目

ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その29

さて、この日の午後。例によって、カショーロ&ナマズを攻めることに衆議一決。またまた、岩島に登ることになった。午後の5時過ぎの時合にまずヨシ★くんがカショーロを掛けた。おぉっと、今回チームで一番デカいぜ。



落ち着いて寄せた


メジャーを当ててみると、ジャスト90センチある。おぉ、我がチーム始めてのキューマルだぜ。今まで数多くの隊員がシングーのカショーロを釣ってるけど、最高で泣き三尺までだった。これは、けっこうな殊勲だ。



チーム最大を記録したカショーロ


ちなみに怪人は、シングーで95センチを2つ釣っているし、もっとデカいのをバラしたこともある。んだから、メートル・オーバーが記録される日も遠くはないと思っている。それは君の番かな?



夕日にカショーロを狙うケンちゃん


ヨシ★くんは、心の余裕満々。隊員たちの記念スナップなど撮影し始めた。



ヨシ☆くんの釣り風景を撮るヨシ★くん


岩島の表側では、またネットがナマズを掛けた。見てるとナマズが頻繁に当たっている。



掛かったのは何だ?


そのファイト・シーンもヨシ★くんはパチリ。彼の心は巌流島に臨む宮本武蔵のごとく落ち着いていた。何かが起こるぞ!



バルバード


ネットがゲットしたナマズは、ヒゲのバルバードだった。今回は、ナマズも好調だね。


続く


2016年度の隊員募集スケジュール

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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その28

さてさて翌日。午前中は、ピーコのプールで遊ぶことにした。あっこにはタライロンもいたから、それも狙ってみたいという隊員の希望もあった。いつものように岸に下りて陸から狙う。



さあ、釣るぞ!


一昨日はペンシルが良かったけど、この日一番デカいのを釣ったのは、ヨシ☆くんのミノーだった



ミノーで良型ピーコ


この水路プール岸には、廃屋がある。何で夜逃げ(?)したのかは定かでないけど、おそらく減水が大きい年は、カヌーで入ってくるのが難儀な奥だったからかも知れない。ネットくんが、廃屋に何か面白いものが残ってないか探りにいった。とことこ戻ってきた彼の手に白骨スカルがぁ! しかしぃ、サピーさまのではない(笑)。ネットが怪人に持って帰るように奨めた。あぁ~、また怪人アジトがお化け屋敷に接近しちゃうよぉ……、でもせっかくだから持ってこう(笑)。突き出た牙と下顎がないのが残念。



ゲットしたペッカリーの頭骨


このスカルは、ノドジロペッカリーあるいは、クビワペッカリーのものだ。現地では、前者をケイシャーダ、後者をカイチトゥーと呼ぶ。和名は、ニオイイノシシ類である。ケツの穴の上方に臭腺があって、かなり強い匂いを発する哺乳類。このニオイは怪人も嗅ぎわけられる。ウンチと香水を混ぜたような香り(笑)である。密林でこれが漂ってくると、昔のインディオは、タイアスー!(インディオ名)と叫んで弓矢や槍、あるいは毒の吹き矢筒をつかんで立ち上がった。古来より美味しい獣として狩られてきたけど、ここのような超ド田舎では、ジモピーが撃って食う。廃屋の元住人の晩餐の残骸に違いない。



フライ・デ・ジャクンダ


今日の怪人は優雅にフライ・ロッドを振った。狙いはピーコちゃんだったんだけど、かなり皆にルアーで叩かれたとこだから、おそらく難しいだろうとは思っていた。ケンちゃんもフライを始めていて、大きなポッパーにアタック・ボイルがあった。残念ながら乗らなかったけど、ピーコに違いない。一般に、フライで攻めた後に、ルアーをやっても釣れることあるけど、その反対は難しいんだ。ルアーは着水やラトル、波紋など魚に対するインパクトが、フライよりも強いから、どうしても魚を警戒させやすいのが要因である。



このお馬鹿ちゃんなら釣れる


ピーコちゃんに比べて、ジャクンダすなわちパイク・シクリッド類は、けっこうな能天気である。場を荒らした後でも食ってくるお馬鹿さん。



フライは、キールのストリーマー


まあ、これで良しとしておこう。マジにピーコ・オン・ザ・毛ばりやるなら、始めからフライやっときゃよかったのになどと後悔したって、もう遅いしね。


続く


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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その27

プレコ採りで遊んだ午後。再びカショーロ岩島に登った。前日、ネットのナマズ釣りが好調だったから、RTC(レッドテールキャット)でも狙ってみるべぇ、という目論見である。



ヨシ☆くんがゲット


この小さなRTC、別のフックが口に刺さっていた。ネットに見せると、昨日ライン・ブレイクしたオレの仕掛けだと言った。あれれぇ、ネットは昨日、デカいのが来たけど糸を切られたぁ! ……ってエラそうに言ってたんじゃなかったけかな? ジャウーかも知れない、ギャーギャー・ワーワーわめいていたような気もする。風呂敷がバレることがないことを想定して、きっとホラを吹いたんだ。しかし、期せずして、インチキがバレバレてしまった(笑)。



これが純血の野生RTC


ちょっち、RTCについてのウンチクをご披露しよう。学名は、フラクトセファルス・ヘミオリオプテルスと、ちっと長~い。知っているサピーおじちゃんなら知っているムーちゃん(90年代初めにCMに出演してた、らしい……)。昔っから熱帯魚シーンの人気者である。以前はかなり長い間、稚魚はもちろん幼魚でも入荷が少なくて、みんなが欲しくて探していた。その後、ブラジルの南マット・グロッソ州にあるプロジェクト・パクーちゅう養殖会社がホルモン操作を駆使してブリーディングに成功したんで、稚魚が出回るようになったけど、初期飼料の必須成分不足で、エラ蓋欠けなどの奇形も多かった。さてさて、養殖RTCには不思議な現象がある。まず上画像の野生モノの腹部をみておいてちょうだい。



養殖したRTC


養殖されたRTC個体は、何故だか腹部が黒い。おそらく金儲けにしか脳細胞が機能していない、いわゆる腹黒いヤツらが繁殖を扱ったからに違いない(笑)。



これが腹黒いRTC


ホルモン操作について簡単に説明すると、脳下垂体ホルモンの筋肉注射である。もしも接種された個体に、少しでも卵巣や精巣の発達が始まっていた場合、それによって急激な成熟が促される。魚の脳下垂体の乾燥品って、重さあたり黄金よりも高価であるんだけど、比較的安価なカナダ産コイのブツがマーケットに出回っている。アマゾンの大型ナマズのホルモン養殖が盛んになって、自然の摂理に反した神を恐れぬサピーも現れた。他種のナマズとの強制ハイブリッドの作出である。



RTCとTSNC(タイガーシャベル)のハイブリッドもの


RTCと他の大型ナマズって案外と簡単に雑種ができる。姿かたち、学名の属が異なっているけど、実は血が案外と近縁なのかも知れない。もっとも分類による学名ってのは、サピーが勝手に作ったもんで、自然のエコロジーとはズレがあるけどね。


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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その26

さて今回のシングー上流で採集できたプレコなどを紹介しよう。アクアライフ誌に書いたことがるけど、清流棲のプレコって案外とミグレーション(移動)をしないヤツらだ。流れと流れの間に10km程度の瀞場が続くと個体群が隔離されて、その地区独自の形態(色模様)に進化しているのが判別できる。さて、まずは、オレンジフィン・カイザーから見よう。



斑点が小さくて地味なオレカイ


シングー中流、すなわちアルタミラから下流~最後の大急流(ベロ・モンテ付近)にいるオレカイは、ここにいる個体群のよりスポットが大きくて黄色味も強い。



捕獲したホワイトオレンジトリム


ホワイトオレトリは、中流と上流を比較できるほどの知見がまだない。



斑点が小さいスノースポット


スペクトラカンティクス属のスノースポットも、あきらかに中流ものよりスポットが小さく地味である。



スノスポのちょっと大きめ個体


ちょっと画像を見てね。背ビレから脂ビレにかけてだ。背ビレの第一棘の後に軟条が7本あるよね。プレコ類では、この「Ⅰ+7」というタイプが一番多い。画像のプレコは、背ビレ軟条の最後の7本目と脂ビレの棘の間に膜があるよね。こういうタイプの属は多くない。スペクトラカンティクス属とかパラアンシストルス属たちの特徴だ。



ロリカリア類の一種


ロリカリア・グループには、プレコも含めアマゾンだけで300もの種類がいる。そして、まだまだ未記載種も多い。



若いオレンジフィンカイザー


ヨシ★くんに、シングー・アートのプラチナロイヤル・プレコ・Tシャツでモデルになってもらった。彼も盛んに潜ってプレコ捕りに挑戦していたけど、まるでボーズ。「オレにはプレコ採り才能がない」と諦めた。



大漁だけど……


結局、ジャポン軍団の戦果、完璧にまったく完全にまるでなしのゼロ(笑)。


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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その25

前のブログで紹介したことあるけど、2015年10月の怪人はせっせとシルクスクリーンTシャツの作製に励んでいた。フィッシング・チームに参加してくれた隊員たちの記念にプレゼントするシャツもプリントしてあった。事前にリクエストをとると、「シングー・フィッシュ」、8魚種のデザインを皆が希望した。



贈呈したのとシャツ色は違うけど、これが「シングー・フィッシュ」


その他に、試作品のプレコ柄の白シャツもあったので、第一部シングー下流編のときに、ヨシ☆くん&ヨシ★くんたちに進呈して着てもらってもいた。そしてオレは怪人用に、カショーロとタライロンのシャツも第二部に持ってきていて着ていた。



シングー・アートのカショーロ・Tシャツ


本日のカショーロ進撃の立役者は、もちろん最初にゲットしたヨシ☆くん。彼には、秋(?)の特別ボーナスを出した。



賞与を贈呈する


怪人の汗がたっぷり染みこんでるTシャツ(笑)。洗って使ってね、って言ったら、ケンちゃんが、「それは、貴重だから絶対に洗っちゃいけない……」、というオヤジっぽい(失礼!)ギャグをかました。ホントは、彼も欲しかったに違いない。涎も垂れてた(笑)。さあ、メシにするべぇ。今日は実に楽しかったね。



キャンプの夕食は、こんな感じ


さて翌日のこと。午前中に水浴び兼のプレコ採り遊びに興じることにした。



シングーの水遊び


熱帯アマゾンでは、陽が登ってからの水浴が実に気持ちがいい。シングーは、水もきれいだからさらに爽快でもある。



ケンちゃんが自分で惚れたらしい自分のケツ


パイロットのネットは、以前にアカリゼイロ(プレコ採り漁師)をやっていたことがあるから、始めにエキジビジョンをやらせる。


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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その24

こうなったらテッテ的にカショーロを攻めよう! 機運はこちら側にある。ほどなく、ヨシ★くんが追加カショーロ。



ランディングも手馴れた


まだ少し陽が高かったときは、急流の下手で当たっていたけど、太陽が赤くなりだしたら、流れ上手の対岸方面のキャストにガンガンとチェイスを始めた。そこでケンちゃんも猛追撃体制に入った。



カショーロの引きに耐える


ファイティングの要領をつかんだケンちゃん。難なく寄せてランディング成功。乾期カショーロがこんなアグレッシブなのは珍しいかも?



夕日をバックに決まった


それまでナマズ釣りで遊んでいたネットくん、この状況をみて参加を始めた。こういう風にボッコボッコ状態に活性があがると、もうカショーロも水面近くでバイトしてくる。フローティング・ミノーを飛ばしたネットにもヒット。



ネットも水面ボンバダ!


夕日が西の空の下のほうにさしかかった時合。もう何でもアリの感じ。我々の雄叫びが岩島に響いた。



日没は近い


そろそろ暗くなりそうだ。キャンプに戻って祝杯しなくっちゃ。


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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その23

このポイントは期待が持てるぞ! ここからカショーロ大進撃の幕開けだ。おぉっと、ヨシ★くんが掛けた、と思ったらバラシ。あれっ、痛恨のライン・ブレークか、たしかオレの記憶では、このとき彼は1個しか持っていなかったCDマグナムをロスト。これは痛い!



やってしまったよぉ


激流がわで面白い劇が進行中、パイロット・ネットが得意のナマズ釣りを勝手に遊んでいた。かなり頻繁にアタリがあるようだ。



ナマズ・ヒット!


上がってきたのは、ヒゲが立派な灰色の紳士。血の気の多いヤツだけどね。



バルバードくんだった。


ヨシ☆くん太っ腹をみせて、ヨシ★くんにCDマグナムを貸してあげることにしたようだ。持つべきものは、アミーゴなんだ。



どひゃぁ~あ!


バシバシとキャスティング。そして来たよぉ! ヨシ★くんは、ボガを用意したけど中断して、ちょっと強引気味にぶっこ抜きに切り替えた。おそらく、ボガはめ時間がかかってバラしたくなかったのだろう。



河のサーベル・タイガー、一匹めだからウレチイ


さぁあ、残ったのは孤高のケンちゃん。彼も抜け目ないから、しっかりCDマグナムを持っていた。そしてヒット!



ファイトだ、ケンちゃん


老練なアングラーは、慎重にことを進めた。ゆっくりとカショーロを寄せてきた。



浮いてきたぞ


やりましたね、ケンちゃん。これでオール・メンバー、エブリバディが牙男くんを攻略。怪人もスゴ~くウレシイ。



連続芸で三人ともゲットできた


このポイントに入っていたのは、魚群が大きかったのか、わずかに産卵前の予兆の荒食いか、たいへんに活性がよくて、よごさんでした。しかし、まだ日没には時間があるぜ。


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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その22

午後の5時前、そろそろ偉大なソル(太陽)がオリゾンテ(地平)に傾き、河岸に林立する大岩に影を傾けだしたころ、我々は激流わきにある岩島に登った。ここは、イリリの合流点に近い場所で、過去にも実績がある。乾期シングーのカショーロは、ベスト・ポイントを見つけるのに、おおむね少し時間がかかる。前に良かったとこがダメだったりというムラもある。いるんだけど、ナーバスでガップリ食わないという傾向もある。だから、機動力を使ってポイントの数を叩いて活気のある群れを探すのがベストなんだ。催行の前のメール打ち合わせで、ヨシ☆くんから持参ルアーについて、いくつか質問があった。彼もCDマグナムは、必携と知っていて、いくつかタックル・ボックスに入れてくると言っていた。そして……



ぼんば・だぁ・あぁぁぁ!


またボンバタ・フレーズを続けて使っちった、許してねテルちゃん(笑)。ここでグランデ教授のウンチク講座。ポルトガル語のボンバ(BOMBA)ってのは、英語のボム(BOMB)、すなわち爆弾って意味がある。ポ語では他にポンプ、すなわち流体を吸いあげる装置って意味もあって、普通に Bomba da Agua って言うと、ウォーター・ポンプのことを指す。ボムを使うヤツがボマー、あるいはボーマーで、爆撃機って意もあるけど、ロングAなんちゅうのをリリースする有名ルアー・メーカーもある。昔のジャポン表記では、ボンバーとされていた。むかし昔、「歩く睾丸」(笑)という洒落ネームのプロレスラーがいて必殺技がアックス・ボンバーだった。



ついに来ました!


一発目は、ヨシ☆くんがゲット。もちルアーは、CDマグナム。黒銀14cm(くらいの大きさ)だった。美しい銀色の魚体が披露する豪快なジャンプは、気持ちが良すぎて射精しそうになっっちゃうよね(笑)。



初カショーロぉぉぉ


ここでなぜCDマグナムがカショーロに効果的なのか解析を入れておこう。もちろんよく沈んで泳ぐことが一番のキモだ。でもぉ、もう一丁のヒミツがある。普通のプラスチックのルアーは、浮力を得るため中に空洞がある。しかし、カショーロの鋭い牙は半端ものでないから、かすった程度のバイトがあっただけでプラ・ルアーに簡単に細穴が穿かれる。信じられない? でもホントのお話しだ。



カショーロの牙穴から水が入ったアイル・マグネット


中に水が入ると、本来のルアー・ムーヴが変わってしまう。もちろんフローティングはシンキングにメタモルフォーゼする。しかし、CDマグナムの素材はウッドである。すなわちボディがソリッドで中空がない。しかも、ダレが引いても安定した動きに心血を注いだラパラさんの作品だから、ガシガシになってもモーションに乱れがこない。


続く


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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その21

再びヨシ★くんのペンシル、またまた水面がボンバダった。おぉっと、なかなかの粘りだ。グランデかな?



水飛沫の攻防


ファイトを征してランディングしたのは、今回で最大級ピーコ。ボガのハカリで8ポンドを超えていた。



大きなメラニアエ・ピーコがでた


ゲームを堪能し、清流に磨かれた美味しいピーコをいくつか食料としてキープした我々は、昼食のためキャンプに戻った。



タタクアラ・キャンプの遠景


さて、いよいよシングーの河のサーベル・タイガー、カショーロをやっつけなくてはいけない重要なシーンが近い。いよいよプリマドンナ嬢に登場してもらって歌ってもらおう。期待のソプラノ(?)、ラパラのCDマグナムちゃんだ。



カショーロ定番とされるCDマグナム嬢


もともとアルマータス・カショーロ、すなわちスペイン語圏のパヤラのルアー・フィッシングは、ヴェネズエラやコロンビアのオリノコ水系が先駆けだ。けっこう古くからアメちゃん系ロッジもあった。ここでは諸外国から釣りにくるアングラーに、「ラパラのカウントダウン・マグナムの大きいヤツが絶対に必携……」、というインフォメーションを出していた。昔のことだけど、極東島の某バスプロが、デカ・ピーコを釣るつもりで、某出版社のゼニで、そんなロッジに出かけてカショーロばっか釣らさられたことを恨んで、「xxxx社にだまされた……」と何度も言っていたことがある。自分の釣りくらい自分で調べなかったの? と何か哀れに思った。まあ、それはどうでもいい。



時間つぶしにビックーダ


さて昼食後の午後の部である。まだ陽が高い。カショーロの活性は、夕刻に上昇する。ちょっと時間つぶししてからポイントに行こう。


続く


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ヨシ☆くん&ヨシ★くん+ケンちゃんのバコバコ日記:その20

進撃の魚信は、ガンガンと続く。オレもスポック・ジュニアでやってみた。



怪人のピーコ


ミノー使いのヨシ☆くんもピーコを釣った。ほぼボコボコたて続けにヒット。やっぱ、この場所は魚影が濃い。ケンちゃんが少し静か(笑)。



ヨシ☆くんもピーコ


ボートを小岩に留めて、その周りを攻めたり、陸を歩いたりして攻めていく。おっとパイロットのネットが何か掛けた。こいつお客さんである隊員のタックルで遊んで、ときどき隊員よりも釣っちゃたりしてはしゃぐ、典型的ブラジル気質の能天気男。



大きくないけどタライロン


この水路はけっこう長く続いている。暫時、入り口で遊んだあと、皆ボートに乗って奥へ進む。



ぼんば・だぁ・アグアぁ!


水路が二股になったとこに大岩がある。あそこはいけるゼ、という怪人のセリフが終わる前に、ヨシ★くんのペンシルがボンバ・ダ・アグア(笑)。ボートから飛び降りて、陸からファイトした。



ぼんば・だぁ・アグァァァァあ!


なかなかのファイト攻防は、観ていても楽しい。このピーコ個体、左側の体側バンドが真ん中に大きく浮き出ていたけど、反対側にはないという面白い彩色。



少し奇妙な模様だったけど、大きめ


続く


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