南米・鳥獣虫魚・探遊 -19ページ目

2016年・追加隊員の募集・その4

来る12月前半、増水を始めたシングーの最下流と上流の両方を狙うフィッシング・チーム予定があります。現時点で1名の参加希望者がいて、追加で3~4名以内の隊員を募集いたします。予定しているスケジュールは、以下の通りです。

 

最下流の美しいシルバー・アロワナ

 

1日目:アルタミラ着、車両でシングー最下流ヴィットリアへ、ボートで出港、夕方フィッシング、キャンプ泊

2日目:フィッシング、キャンプ泊

3日目:午前中にヴィットリアからアルタミラ移動、港から上流へ、夕方フィッシング、キャンプ泊

4日目:終日フィッシング、キャンプ泊

5日目:終日フィッシング、キャンプ泊

6日目:終日フィッシング、キャンプ泊

7日目:午前中フィッシング、午後アルタミラ戻り、ホテル泊

8日目:アルタミラ発

 

12月のシングー上流でスポーニングの荒食いをするカショーロ

 

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12月のシングー上流ピーコ

 

このチームのターゲットは、最下流ではシルバー・アロワナ、ピニーマとイエロー・ピーコックバスも狙いますとなります。上流は、スポーニングにからんだカショーロがメインですが、ピーコックバスやビックーダの活性も高いと予想しています。

 

12月のシングー上流ビックーダ

 

 ★2016年10月前半のイリリ川フィッシング追加隊員の募集はここ!

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 ★2016年10月後半のシングー最下流フィッシング追加隊員の募集はここ!

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 ★2016年11月前半のインペリアルゼブラ観察チーム

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2016年度の隊員募集スケジュール

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AMAT美術館……フィッシュ・スカルやイラストが載ったエキゾチック・サイト

http://amatart.web.fc2.com/

セーハ・ガウシャのトゥルッタ……その17

ロッジに戻って、今回ポイント送迎やってくれたステファノにオリジナルTシャツを1枚プレゼント。かなり喜んでくれた。

 

また寒くなってきた

 

さて、午後の部は、一人で再び前にシンキングでやったポイントに入る。冷たい風が吹いてきて、低く黒く厚い雲の流れが速い。典型的なフリアージェン(南極から北上する寒冷前線)の天の動き。まだ気温が下がるかなぁ?

 

ドライにトゥルッタ

 

瀬のあるとこでまずドライ。それからシンキングに変えて6発でた。画像を連続しよう。

 

ニンフでバッコ・バコ

 

かなり寒くなってきたので、ロッジに戻った。夕食時、i-pad-mini に入れてきた昆虫画像をニルダおばちゃんに見せると、夏になると灯火にクワガタムシが飛んでくるという。子供の時に♂のオオ顎に指を入れて。くるくる回して遊んだものよ、とのこと。

 

こんなのがいるようだ

 

次回は夏場に来て甲虫と遊ぶのも面白いなぁ。おろらくトラウトは難しいだろうけど、夏には大きなタライーラ(おそらくホプリアス・ラセルダエ)が釣れるらしい。

 

続く

 

 ★2016年11月前半のインペ観察隊員の募集はここ!

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 ★2016年10月後半のシングー最下流フィッシング追加隊員の募集はここ!

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2016年・追加隊員の募集・その3

来る11月前半、ダム建設によって存亡の危機にあるインペリアルゼブラプレコの観察チームを催行いたします。

 

今年の7月に生息を確認したインペ

 

もっとも最後まで生き残る可能性のあると思った地点の調査を7月に行い、インペの生息を確認しました。しかし、同時にそこでも、ダムの影響で軟らかい泥が底に沈殿しつつあるのも確認しました。ここの個体群は、まだ暫時は生息していられると思いますが、将来的には判りません。そんなこともあり、まだ生きている個体群を観れる少ないチャンスとして、今年の11月にチームを組みました。現在、参加希望者さんがお一人います。追加で3~4名ほどの隊員を募集いたします。スケジュールは、こんな感じですが日時はまだ決定していません。希望者の都合で、ある程度は日時を調整できます。

 

1日目:日本発

2日目:ブラジルの国際空港に着、国内便でアルタミラ、市内泊

3日目:インペ他プレコ探索、キャンプ泊

4日目:インペ他プレコ探索、キャンプ泊

5日目:インペ他プレコ探索、キャンプ泊

6日目:午前中はインペ他プレコ探索、アルタミラ戻って大学にある養殖研究所の訪問、市内泊

7日目:アルタミラを国内便で発、国際線でブラジル発

8日目:機中(時差があるため)

9日目:日本着

 

こんな感じに潜ってプレコを探す

 

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このチームのメイン・イベントは、野生インペの観察ですが、その他の多種のプレコや熱帯魚観察、朝夕の時間は、釣りも楽しめます。キャンプの夜は、プレコ談義に花を咲かせましょう!

 

野生キンペコも観察できる

 

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セーハ・ガウシャのトゥルッタ……その16

翌日、早朝の気温は、ついに0度を切った。怪人が零下の世界に滞在するのは、何年ぶりだろう? ミスター・フリーズの気持ちが分かったような気がした(笑)。ステファノは、今日の午後にグラマードの家に帰るという。午前中、また一緒に釣りをすることになった。オレはまず「黒い蟲」で一つとる。

 

今日も「黒い蟲」

 

今朝もまたまた寒いなぁ。ちょっくら水温を測っておこう。おっと、10度を切っている。水に手を入れていると、20秒も待たないで凍える。

 

水温は、こんな数字

 

フライをタングステン・ヘッドのストーンフライっぽいニンフに変えてインジケーターの釣りで、泣き尺(なきじゃく=30cmに僅かに足りないこと)がでた。

 

泣き尺のトゥルッタ

 

お昼が近づいてきた。オレが釣っているポイントにステファノが戻ってきた気配がしたころ、またインジケーターがスッと沈んだ。アワセが決まって魚が走り出したとき、ステファノが岸辺に現れたので、陸に置いておいたオレのデイパックからコンデジを出してもらって、ファイト写真などを撮ってくれと頼む。

 

ブラジリアン・トラウトとファイト

 

これにて午前の部は終了。ロッジに戻って、ステファノのメルアドを聞いた。彼もスマホで撮ったオレの画像を後日に送ってくれると言う。

 

続く

 

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2016年・追加隊員の募集・その2

来る10月後半、以下のスケジュールで「シングー、最下流キャンプ・チーム」を行う予定です。現在1名が決定しており、2~3名の追加隊員を募集いたします。

 

シングー下流のシルバー・アロワナ

 

18日:アルタミラ着、市内ホテル泊

19日:車両で下流の町ヴィットリアへ移動、ボートでシングーを下りキャンプ設営、付近のフィッシング、キャンプ泊

20日:終日フィッシング、キャンプ泊

21日:終日フィッシング、キャンプ泊

22日:終日フィッシング、キャンプ泊

23日:半日フィッシング、ヴィットリアからアルタミラ戻り、市内ホテル泊

24日:アルタミラ発

 

イエロー・ピーコのジャンプ!

 

シングー下流のピニーマ・ピーコックバス

 

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このチームのターゲットは、美しく跳躍するシルバー・アロワナがメインで、ピニーマとイエロー・ピーコックバスも狙います。数は少ないですが、ピラルクも生息しています。

 

シングー下流のピラルク

 

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セーハ・ガウシャのトゥルッタ……その15

午後の部も、同じポイントに二人で入った。午前中、よさそうな深い瀞場で、オバちゃんフライ・フィッシャーがバコバコやっていたポイントが空いていて、ステファノがそこに入る。早々に景気よく連続ヒットしているみたいだ。

 

渡瀬中のステファノ

 

ところで、南ブラジルのトゥルッタ・アルコ・イーリスには、超定番の有名ニンフがある。それが、ビッショ・プレート。名前の意味は、「黒い蟲」、みたいなもの。ニンフ・フックに、オレンジ色のブラスのヘッド、テイルとボディは黒いマラブー、ウィングは黒いヘン・サドル。ダムセルフライ(イトトンボ)幼虫のイミテーションって言うんだけど、小型のタンスイコシオリエビもイメージできる。

 

ビッショ・プレート

 

オレの午後の部は、フローティング・ラインのリーダーに、この「黒い蟲」を結ぶ。上手に投げてちょっと沈めて、流れに乗せながら底付近を自然に流下させる感じ。

 

「黒い蟲」の第1号

 

連続的に2尾を掛けることができた。第2号は、ほっぺを赤くした体高があるヤツで、今回のトゥルッタでは、引きが良かった。

 

「黒い蟲」の第2号

 

流石に南部ブラジル定番ニンフ、この午後は「黒い蟲」オンリーで、合計10尾以上のトゥルッタを渓流からボコボコと抜いた。夕方に入ったポイントでは、ライズも出ていて、ちょっとドライもやってみたかったけどね。

 

夕食は、ニジマスのハーブ焼き

 

ところで、ここサン・ジョゼ・ドス・アウゼンチの渓流、全面的にC&R(キャッチ&リリース)がオキテである。だからマスを絞めて食うことは許されていない。だもんで、ロッジではオーナーが買ってきた養殖ニジマスを食わざるを得ないのが、残念!

 

続く

 

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2016年・追加隊員の募集・その1

来る10月、以下のスケジュールで「シングー、イリリ下流キャンプ・チーム」を行う予定です。現在ほぼ3名が決定しており、もう1名だけ追加隊員を募集いたします。

 

 

イリリ下流の大激流

 

10日:アルタミラ着(1035)、港からシングーを遡上、支流イリリに入ってキャンプ設営、夕マズメにフィッシング、キャンプ泊

11日:終日フィッシング、キャンプ泊

12日:終日フィッシング、キャンプ泊

13日:終日フィッシング、キャンプ泊

14日:終日フィッシング、キャンプ泊

15日:半日フィッシング、アルタミラ戻り、市内ホテル泊

16日:アルタミラ発(1010

 

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このチームでは、イリリ川下流にある大激流に入る予定でいます。カショーロなど色々な魚種のルアーに加えて、大型ナマズも狙います。

 

イリリ激流のジャウー

 

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セーハ・ガウシャのトゥルッタ……その14

インジケーターな~んて横文字使ってるけど、言ってみれば単なるウキのことですな(笑)。今回のオレは、いくつかを自作して持ってきてあった。

 

AMAT製作所のインジケーター

 

ウキを使ったフライ・フィッシングを普通、格好つけてルースニングって言うんだ。この釣法には、利点がある。たとえばドライ・フライだったら正確なキャスティング、そして水面にフライを叩きつけないプレゼンテーション、さらに長時間浮かせておくためのメソッド、などなど色々とマスターしなきゃならないテクが必要で、初心者のヤル気を失わせてしまうことが多々ある。ラインに直結したニンフ釣法は、アタリがやや微妙だから、これも初心者を悩ませる。しかし、ウキが沈むのを見てアワセるのは、たいへん容易だよね。上手の流れの水面に、フライやインジケーターを叩きつけるようなプレゼントしても、まあ釣りになる。ルースニングが流行ってきて、フライ・フィッシング入門者が増えたのは間違いない。

 

ルースニング1発目のトゥルッタ

 

せっかくインジケーター作ってきたんだから、オレは使おう。瀬の下にある深みで、黄色と赤のウキがスーっと沈んだ。

 

ルースニング2発目のトゥルッタ

 

2つ食わせてアタリが遠くなったので、昨日使ったフル・シンキング#5に切り替えて1尾追加できた。

 

シンキングのトゥルッタ

 

昼のちょっと前、ステファノと合流すると。彼も午前の部は3尾だったと言う。

 

釣り場の渓相

 

ここの釣り場は、上写真のような感じ。牧場地帯などで、なだらかな丘陵は牧草が生えている。ところどころにある高い樹は、ピーニョ(松の実)の成るアラウカリア(ナンヨウスギ)。たしかに牧歌調であるね。

 

続く

 

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セーハ・ガウシャのトゥルッタ……その13

今回から始めたんだけど、個人での釣行をやるとき、記念Tシャツを事前に3枚くらい作ることにした。1枚は自分用で、残りは現場でお世話になった方へプレゼントする。今回のセーハ・ガウシャのトゥルッタのペスカ(釣り)旅行で作ったのは、こんなデザインである。

 

ブラジリアン・トラウトのオリジナルTシャツのデザイン

 

利用したポウザーダ・ポルテイリーニョスのオーナーのカーちゃんであるニルダおばさんとは、事前にいろいろとメールやりとりをして状況を教えてもらった。まずは、オバちゃんにTシャツを進呈することにした。

 

Tシャツに喜んでくれたニルダおばちゃん

 

今日出会ったステファノとフライ談義をしながら夕食にした。彼は地元の赤ワインを飲みながら、来年はパタゴニアのリオ・ピッコ(バリロッチェの近郊)に仲間と遠征釣行の予定だという。さて翌朝……

 

セーハ・ガウシャの夜明け

 

ロッジの食事フロアに設置されているデジタル気温計は、摂氏2度だった。毎日ごとに寒くなっているようだね。今日は、ステファノの誘いで、一緒に下流の岩場地帯で釣りする約束になっていた。彼の車で20分ほど山道を走り、適当そうなところで停車して支度をする。

 

ステファノもタックルをセッティング

 

一人で釣りに行くアングラーにとって、ちょっちツラいのが、自分のフィッシング姿の写真が撮れないこと。そこでステファノと、「お互いの写真を撮って、後でとっかえっこネ!」と協定を結ぶ。

 

岩場の風景は、こんな感じ

 

まずは、彼の攻め方を観察しよう。ここの岩場地帯は、川幅が広くて、一帯にそれほど深くはないけれど、ところどころに美味しそうなポイントがある。

 

ステファノが掛けたぞ

 

彼は、フローティング・ラインでニンフを引いている。昨晩、彼にインジケーター使ったニンフについて聞いたんだけど、一回もやったことがないと言う。極東島国で流行っているルースニングは、まだブラジルでは馴染みが薄いようである。

 

続く

 

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セーハ・ガウシャのトゥルッタ……その12

初日の夜の10時ころから、けっこう強い雨模様になった。これで翌日に濁りがでて釣りにならないか、あるいは活性がグンと上がるのか、初めての場所なもんで、まぁ~るで判らない。いつものようにビールとピンガを傾けての夕食をとって早めに寝る。翌朝、アイ・パッドで位置情報と航空写真をチェック(ロッジにワイファイが入っている)してシルベイラ川の上手のほうに行ってみる。ちょっと増水して濁りが入っていた。渡渉できるところも判別できなくて、午前中のほとんどを散策に費やしてしまったけど、昼食のためロッジに戻る直前、1尾だけドライで釣ることができた。

 

二日目の第1号

 

午後の部に昨日のポイントに行くと、先客が一人いた。同州(RS州)のグラマードから一人で来たというステファノくん。ちょっと挨拶して、彼の下流に入った。たるみに小さなライズを見つけてドライを落とすと、小っちゃな魚がかかった。おやおや、ブラジルのネイティブ定番魚のランバリくんではないですか。カラシン目(もく)の一員、アスティアナックス属のテトラである。

 

南米固有種のランバリ

 

トゥルッタは、どうやら水面で虫を食っていない様子である。よっしゃ、「ドライでダメならニンフでどうだ!」、ってな里見さん(極東島のフライ界でちょっち有名なサピー)の言葉を思い出してしまおう(笑)。

 

ニンフの1号

 

フルシンクのWF5S(タイプ5)を巻いた青いリールに交換する。まず選んだニンフは、オレンジ・シェニールのボディをもったウーリーバガー風のヤツ。前日にドライで釣った早瀬の下手は深い瀞が300mくらい続いている。昨日のロケハンで沈めて狙うというイメージをインプットしたところである。やや上手対岸に向けてシンキング・ラインをキャストして10秒くらい沈めて、ゆっくりゆっくり引くと数投くらいで結果がでた。ラインに軽い魚の信号、すかさず合わせた。


ニンフの2号

 

それにしても、まったく同サイズばっかだね。4番~5番ロッドでティペットが5Xだと、まったく不安がない大きさ。ふと岸辺を見ると、おおぉ、エキノドルスが生えている。

 

ブラジル最寒冷地の丸葉エキノの地上葉

 

サン・パウロ州のちょっと田舎に行くと、大きな葉っぱの、いわゆるグランディフローラ系のエキノドルスが結構見れる。ここいら辺りで、その植物は、シャペウ・デ・コウロ(なめし皮でできた帽子)って呼ばれるんだけど、薬草としても珍重されている。セーハ・ガウシャのエキノもシャペウ・デ・コウロに似ているけど、やや葉が小さいかな?

 

ニンフの3号

 

夕方の5時過ぎにニンフで釣って、本日は収竿とした。

 

続く

 

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