オガーズ・クラフト
オガーズ・クラフトは、グランデ・オガワのハンドメイド・ルアー&フライ&アートのジャンキー・ブランドだ。得意のイリュージョンではない(笑)。
●ルアーには、メチル&エチル・ボーイズの3Dメタル・シリーズ(スヌークに威力)がある。現在研究中は、伝説のメチル・ボーイ復刻版 ver. 2.1とカショーラー sp. nov. (カショーロ用新種ミノー)。
●フライは、クルピラ・チューブ(これでピラルクを3尾釣った)が実戦型。
●アートは、ブラジル宝石を配したパワー・アクセサリーをやっていたが、ちょっと休止中。しかし、秘密のコルビナ・ストーン(恋人の心が聞こえる)、採集ブツのシングー・アメチスト(スピリットのパワー・アップ)の2 spp.のペンダントは、密かに新アジトで研究中。Tシャツも「Peixes do Rio Xingu」(シングー河の魚族たち)をCGデザイン中。
◎以上のルアー&アートが再リリースできるようになったら、ブログで報告します。
☆ オガーズの現在進行形は、牙魚頭骨アートだ!
★ シングー・バイオレット・ブラックの全長40センチくらい個体。アルタミラ下流で釣ったもの。サン・フランシスコ河の60センチ級ピラヤで作ったら、格好いいだろうなぁ。そのうちにね。
★ カラス天狗の化石ではない(笑)。ロッジ前ゲットの全長80センチのもの。前ブログ記事に載せた個体だけど、角度を変えて。
★ カショーロは、ロッジ前ゲットで全長90センチほどあった。本当は、もっとデカいワールド・レコード級を作りたいんだけどね。
「市場で買えばいいじゃん!」と思うでしょ。ところが、決定的な問題があ~る。大型魚は捕獲の際に大いに暴れまくる。牙魚は危険なので、漁師たちは頭を棍棒でボコボコとドヤすのが当たりまえ(笑)。そういう個体は、頭骨がかなり陥没&破壊しちゃってるんであるね。
だもんで、自分で釣った個体がベスト。しかし、超大型は、なかなか釣れないよ。簡単に釣れたら価値がないけど。自前の個体でも、フッキング部に破損がある。だから部品が欠如することもある。これは我慢するしかない。
● この頭骨アート。想像以上の手間ヒマだ。新鮮な頭を解体するが、骨構造が複雑なので内部肉の除去にたいへん時間を食う。可能な限りきれいにしないと、後で骨が黄ばむ。脂抜きに3種類の秘薬(?)を使うが、漬け込みに数日。それでも一部に黄ばむ骨がある。これは我慢。乾燥させると薄い骨がゆがむので、湯煎や蒸気で矯正しながら組み立てる。細心の指先がいる。それでもゆがみ部分ができる。これも我慢するしかない。仕上げまで1ヶ月くらいかかるぜ。
● 骨を組み立てていて、その昔の日本の科学博物館で化石の勉強しといて良かったなぁ、と感じている。オレの専門は無脊椎(軟体動物・頭足類)だけど、沖縄大の女の子が研修に来ていた古脊椎動物研究室にしばしば遊びにいって(笑)、一通りの技術を六感で盗んだ。もろい骨にレジン(樹脂)をしみ込ませて強化するなんてテクなど、牙頭作製におおいに役だってる。
★ 牙魚ボーンのヘッド、格好いいでしょ! お部屋の明かりを消して、こいつにスポット照明を当てる。鋭い牙がキラリと光る。美味しいウィスキーなどすすりながら、無限アマゾン幻想にふける。BGMは、スプラッシュ・メタルのセパルチュラなんかどうすか?
● ピラニア、ビックーダ、カショーロ頭骨アートは、完成の域に近づいたんで、近々のリリースを考えてます。シングー河に釣りに来て、もし記念に欲しかったら製作もします。有料ですけど。
さぁ~てと、次はタライロン頭骨…… ドラードもやりたいなぁ……
お知らせ:そのうちFC2のほうに「頭骨博物館」を載せますね。
突進する槍の穂先
南米カラシン類に、クテノルシウス科がある。概観がカマスやパイクによく似ているファミリーだ。2属からなるが、その一つがボウレンゲレラ属。
熱帯魚の世界では、この仲間を「ハイドロシナス・ガー」と呼んでいるね。しかし、その名称ルーツが判らない。ハイドロシナスってのは、アフリカン・タイガーの属名であるね。おそらく、どっかでトンチンカンな命名の勘違いがあったのだろう。
ムンドゥルクス族の干し首をイメージ(笑)したカショーロ&ビックーダの首級トロフィー(GO頭骨博物館所蔵 by Oga's Craft-2011)
ボウレンゲレラ属は、数種類が記載されているが、互いにたいへん良く似ているのでグランデ・オガワでも種の判別がつかない。ブラジルでは、一般にビックーダと呼ばれている。その意味は、嘴(くちばし)の長いヤツである。古来、トゥッピ語幹系のインディオは、ピラプクーと呼んだ。インディオ得意の合成語、ピラ(魚)+プクー(細長い)である。
大型になるビックーダは、急流のある大きな河川に生息している。グランデ・オガワの知っているところでは、ブラジル北端ロライマ州のギアナ高地麓の急端。アマゾン南岸では、タパジョース河とシングー河の激流である。その他の河川、たとえばネグロ河の中流、トカンチンス河、ペルー・アマゾン地方などにもいるが、あまり大きなのは観たことがない。それらは、種類が違う可能性が高い。
シングー河のビックーダは、現地でカイブロ(角材の意味)とも呼ばれている。全長は最大1メートル近くまで成長するようである。たしか、IGFA(インターナショナル・ゲームフィッシュ・アソシエーション)のワールド・レコードもシングーだったように記憶しているね。
シングー・フィッシングでは、河のサーベル・タイガーのペッシ・カショーロや異名淡水シーラカンスのタライロンの2怪物の影に隠れた存在のビックーダだが、グランデ・オガワは、なかなか面白いターゲットと思っている。
● まず数が多いので手軽にヒットする。
● 次にスピード感である。始めて大きめのビックーダをヒットしたとき(10数年ほど前のシングー)、バラしたと思った。ロッドに乗っている感じがない。ところが、オレのルアーを顎に咥えたビックーダが、目の前で大きくジャンプした。あれれ、ライン・ブレーク? ところが、ラインを巻いていると、突然テンションが戻った。ようするに、リールの巻上げスピードよりも早く突進するのである。ハイ・ジャンプも空中殺法も得意。
● そして、ルアーをまるで選ばない。スプーンでも、ミノーでも、トップでも襲い掛かる。
★ シングー河に来たら、突進する槍の穂先のスピードと空中殺法を楽しんでください。
ビックーダ(約20センチ)の頭骨アート(by Oga's Craft-2011)
ビッグ・キャット
今から7年ほど前のこと。場所は、このシングー河、ロッジ付近。物凄いヤツが襲ってきたことがあった。下流に突っ走って、カルカッタ7000に巻いたPEラインが全部吐きだされ、最後にブチ切られてダウン。完璧に一方的な敗戦だった。アラグァイア河の巨大ナマズ戦の経験から推して、レッドテールじゃなかったと思う。50キロ級ジャウーか?、あるいはピライーバか? ボート・パイロットもそう言っていた。彼らにはフッキング後の闘争スタイルに特徴がある。
7年間のジャングル・ファイトを耐えてきた現在、俺の釣神エネルギーは、数倍はアップしている(筈だ?)。あのときのような怪物が、また掛からないかなぁ。今なら互角に戦えるかも知れない。
……などと夢想している今日このごろです。
ロッジ近辺のレッドテール(33キロ)
カイザーのスープ
何度も書いているけど、乾期のシングー河は、素潜りがスゴく楽しい。
そこらにたくさんいるモンキヨコクビガメに乗ったら竜宮城に行ける(?)。テトラやプレコの舞い踊り。妖艶な乙姫さま(?)の眼を盗んで、大きめのプレコを、むんずとつかむ(むふ笑)。
ファインスポットのオレフィン
かの有名なグランデ・オガワ理論の一つに、「硬い甲羅を持つ生物は、美味しい肉を隠す」というのがあったよなぁ(笑)。傍証は、蟹、伊勢海老、亀、アルマジロだったと記憶している。
ロッジ付近の流れにたくさんいるオレンジフィンカイザーは、いわゆるファインスポット。俺の経験では、美味なプレコの中でも、とびきり旨いのが本種。清水に磨かれた白身は弾力があって、深~い滋味がある。ちょっとカニ肉にも似ている。以前のこと、シングーのロッジ利用で、おフランスの釣り人が来たことがあった。食通の彼らも絶賛してたぜ。
プレコ・スープには、滋養強壮&不老長寿の効能がある(?)らしい。玉手箱を開けてしまっても、元に戻れる(と思う)。
シングー河のロッジ
俺のブログによく登場しているロッジ。今日は画像で紹介しましょう。ロッジ名は、ポウザーダ・サルバ・テーハ。まずグーグル・アースからパクった衛生写真を見てください。
ロッジの位置
ロッジは、赤★の辺りです。すなわちアルタミラよりも上流。水系で一番大きな支流イリリ川のちょっと下手ですな。ロッジ付近からイリリ合流点まで先カンブリア代の太古の岩盤(ピンクに見える部分)が発達しています。
サルバ・テーハ付近
ロッジの周辺は、サルバ・テーハと呼ばれています。上写真はボケてますが(グーグル・アースが悪い)、赤★がロッジ地点です。向かい側に島がありますね(緑色のとこ)。ロッジ側と島の間の流れをカナル・デ・サルバ・テーハ(サルバ・テーハ水路)と呼びます。青★の部分に激流があります。
ロッジ前水路のパノラマ
ロッジの庭から水路を撮影したパノラマです。青矢印の位置がボケ衛星写真の青★です。
釣りのポイントは、こんな感じですな。
黄色①、今年はここの急流で、10尾くらいのペッシ・カショーロ(最大95cm)を釣ってます。大きなビックーダもいます。
黄色②、レッドテールなどの巨ナマズ・ポイント。今年の1月、40キロ級のピライーバが2つ上がったという話しです。
黄色③、淡水イシモチとタイガーシャベルのポイント。
黄色④、ブログ「糸鳴り」のモロコシ場所。
黄色⑤、プール状の止水。6月にタライロン3キロくらいをヒット(バラしました)。
黄色⑥、狭い水路で6月に2キロと1.5キロのピーコをゲット。
黄色⑦、水路を抜けたとろ。淡水イシモチのポイントあり。パクー類もいる。
ロッジ前でも、まあまあ釣れます。
ロッジ側のパノラマ
水路の写真を撮った位置から、くるりと反転。ロッジ側です。一番左のさしかけ小屋みたいのが、お食事処(改修中)、ピンクが母屋と厨房、4つ並んでいるのがキャビン。客室は8つあります。一番右の緑壁がグランデ・オガワの秘密アジト。ここで牙魚の頭骨標本を、密かに組み立てたりしているらしいです。
シチュエーションは、抜群でしょう。かわいい女の子が常駐してないのは、欠点ですが(笑)。
糸鳴り
糸鳴り
最近、シングー河のロッジの早朝によくやっているのが、「モロコシ釣法」。その昔、マット・グロッソ州都クイアバ市に住んでいたころ(クソ暑い街だったなぁ)、よくクイアバ河に通った。ラ・プラタ河のパラグァイ河水系なんだけど、ここの岸辺でみんながやっているのが、この「モロコシ釣法」。
南アメリカ大陸のカラシン魚族のある系統は、森林植物たちと一緒に進化してきた。このエヴォリューションは、おそらく恐竜時代、すなわち中生代に始まったとグランデ・オガワは考えている。
中生代、なぜか大気中に二酸化炭素が増えて地球が温暖化した。そのため爆発的に植物の量と種類が増えた。当然、岸辺にも豊富な果実がたわわと実る。カラシン魚族たちの先祖は、「これを食わない手はないぜ」と考えた…… 筈だ(笑)。
果実は健康食の代名詞みたいに言われるけど、意外に油脂が濃厚なものが多い。南米乾期の淡水フィッシュ・イーターはやや痩せ気味(生存競争が激しくてエサが不足するのだ)だが、果実食いは丸々と太って熟女のような脂が乗っている。果実食いカラシンの代表格にパクー類すなわちセラサルムス科魚類がいる。同科のピラニア類は、果実食いの仲間から進化したと考えられている。次いでレポリヌス類、それにブリコン類(シルバー・ドラド類)などが果実食いだ。
ラ・プラタ河水系河畔の漁師は考えた。「パクーはよくヤシの実を食っているな。大豆やモロコシは食わないのかな?」 試行錯誤の結果、それらがエサとして上等であることが判明したのだ。
前置きが長くなりましたな。さてロッジの「モロコシ釣法」。俺のキャビンから歩いて1分(ホントです)。軽いザックをしょって、土手を降りて岸辺に立つ。それから座る(笑)。
まず水に漬けておいた乾モロコシ(アルタミラで1kgが約50円)を撒く。次に振り出し小継ぎロッド4.5メートルにライン12ポンド、自作のオガワウキ(?)、ガンダマ、フックをセットする。小継ぎロッドは、釣友の坪ちゃんが日本でアレンジしてくれたもの。よく使ってます。ありがとね。
ラインがけっこう太いでしょ。これには理由がある。前に6ポンドでやっていて、アタリと同時に突っ走ったヤツが、竿を立てるヒマもなく竿先の結び目をブチ切ったからである。おそらく2kg級のパクーだったと思う。
ハリにつけるエサは、缶詰の軟らかいモロコシ。ウキ下は、3メートルくらい。
ポットのコーヒーを飲むヒマもなくピクピクとアタリだ。ピシッと合わせると、ロッドに重み。そして走る。竿をためて耐える。まあまあサイズのピアウ(レポリヌス類)。
グランデ・オガワ、この釣法。案外と好きであ~る。何がいいかって言うと、糸鳴りだ。良型が掛かると、キュー、キュキュキュ、きゅ~、っとラインが鳴る。それが、いかにも田舎のエサ釣りって感じで楽しい。
昆虫記・2
マエモンジャコウアゲハの産卵
6月始め頃のある日、午後2時45分。マエモンジャコウアゲハの♀が庭のレモン樹にやってきた。そして枝の周りを繰り返し飛び回って、何かを探しているような気配。こりゃ、産卵に違いない。
しばし観察をすることにした。数分ほどしてアゲハは、一枚の葉に止まった。
産卵中のマエモンジャコウアゲハ
産卵が始まった。15秒から30秒くらいの間隔で、卵を一ずつレモン葉裏にひっつけていく。腹部がびくびく動く様が、映画エイリアンの産卵を思い出して、笑ってしまった。
その数65個。なぜ、きれいに並べる方法を知っているのか不思議である。

一週間後の午前4時7分。孵化が始まった。エイリアンの幼虫のように飛びかかってこなかった(笑)。自分の卵の殻を食っていた。
孵化から約12時間後の幼虫
この幼虫たちは飼育中なので、進展があったら続編を記しましょう。
イリリ昆虫記・1(レモン樹)
レモンの樹
我がキャビン前に1本のレモン樹がある。日中の明るい時間、ベランダ(?)の机でPCや釣り具クラフトなどの作業することがよくある。思考や手作業の中断、ちょっと一息すると、自然と庭のほうやその向こう側の流れ(サルバ・テーハ水路)を眺めたりするんだけど、当然そのレモン樹が眼に入る。
カスリタテハ。これは♂かな。
このレモン樹。何種類かの蝶たちが寄ってくる。ほとんど毎日いるのが、カスリタテハ類だ。頭を下にしてとまったり、2~3匹で追いかけっこしたりして遊んでいる。蝶ってのは、一般的に言って、セミ、コオロギやキリギリスみたいに鳴かないもんでしょ? ところが、このカスリタテハ類。追いかけっこをしているときに、パチパチ・・・、あるいはキチキチ・・・と聞こえる音を発する(ホントでっせ)。その昔、マナウス友人のIさんは、キチキチチョウと呼んでいたなぁ(笑)。
しかし、今のところアマゾンの博物学者グランデ・オガワでも、その音の意味するものが判らない。
♀のカスリタテハ。カスリ模様がなかなかシック模様なタテハだね。
たまにだけど、プレポナもやってくる。何か美味しい汁が出るのだろう。
ある日のこと、この樹にマエモンジャコウアゲハの♀がやってきた。(続く・・・)
日課の続き
カフェ・ダ・マニャン(朝食)
日課のオカズ・フィッシングを終了して午前7時半ころ。釣った獲物を持ってロッジの台所にいく。石鹸で手を洗って朝食をとる。ロッジのソッコーホおばさんが、砂糖なしコーヒー、スクランブル・エッグ、自家製チーズ、タピオキーニャ(キャッサバの澱粉を焼いたもので、お餅みたいな食感)などを用意して待っている。犬のキッコがエサを欲しがる。
8時ころ、ソッコーホの旦那のバタタが牝牛の乳をバケツ一杯ほど搾って戻ってくる。いつも冷蔵庫にペットボトルで絞りたてミルクがたくさん入っているが、お客さんのいないときのロッジは、俺を入れても(俺はお客とされていない)数名しかいないので、とても毎日この量の牛乳を消費しきれない。だもんで、近在する漁師などに気前よく、じゃんじゃんくれやる。
バタタが戻ってきたら、今日はボートが使えるか、などを聞く。彼が用事でどっかに行くときなどは、なるべく同行させてもらっている。見聞を広めるためである。
ロッジ従業員のバタタくん
午前の部
午前も早いうちは、涼しいので気分がいい。この時間にやりたいことは、イロイロある。
① PC作業。ネット環境はないけど、シングー大全データ整理&原稿など、PCでやっておきたいことがいつも山積み状態(笑)。
② 釣りのシカケ作り。なるべく多様な釣りをマスターしたいので、アイディアが沸いたら、いろいろ作る。これについては、後日「イリリ・オガーズ・クラフト」として別項で報告しましょう。
③ 頭骨標本作り。ピラニア、カショーロ、ビックーダ、ホーリー類など、だいぶ上達してきた。これについても、もうちょっと完成の域に達したら別項で報告しますね。
④ 博物探索。昆虫の観察、土器&石器の発掘など。これについても、「イリリ博物記」として別項で報告する予定。
アルモッソ(昼食)&シェスタ(昼寝)
午前の部が終了したらアルモッソである。まずは、冷やしておいた缶ビールをプシュっと開ける。喉が渇いているので、もちろんたいへん美味しい。
ロッジは、牧場がメイン事業なので、牛はたくさんいる(あたりまえ・・・)。たまに1頭を屠殺するけど、解体を手伝ってくれた連中に肉を大盤振る舞いしても、2ヶ月分のロッジ消費の肉料理をまかなえる。アルモッソは、肉料理などが一品。ブラジル定番のライス+フェジョン(豆煮込み)がつく。たまにスパゲッティもある。
アルモッソが済んだら、キャビンのベランダに吊ったヘージ(ハンモック)に横になる。けっこう暑くなってきているので、扇風機を回す。
午後の部
シェスタから眼が覚めても、しばらく行動はしない。この時間はクソ暑いからである。ロッジ生活の始めの頃は、けっこうしゃかりきに動いてがんばったけど、どうしてもアマゾンの熱射で身体がホテるので、思った以上に疲れてしまうのだ。具合を悪くしてしまうのは、もったいない。外はアマゾンの悠久の時間が流れている。それに身を委ねたほうが良策。
午後のコーヒーを飲んで、飼育中のマエモンジャコウアゲハの幼虫に新しい葉っぱをやったり、軽く付近の博物探索したりして時間をつぶす。
マエモンジャコウアゲハの幼虫
夕方のフィッシング
ちょっと涼しくなってきたら、釣りに行く。ボートが使えたら、ピーコックバスやRTC(レッドテールキャット)などを狙う。陸っぱりなら、ロッジ前の急流の岩場でピーコックバス、カショーロ&ビックーダ、あるいは砂浜でパクー類をモロコシ餌で狙う。
ロッジ前の急流
ロッジ前でもこのクラスのピーコが出ることがある
ジャンタ(晩飯)
早朝に釣ったピーコックバス、あるいは夕方のパクーなどを肴に、冷えた缶ビール2本くらい&ピンガ少々などを飲む。
DVD映画鑑賞タイム
アルタミラで仕入れた海賊版の映画DVDなどをPCで観ながら、早めに寝てしまう(笑)。
俺の寝室
★日によってバリエーションがあるけど、グランデ・オガワのイリリ生活は、だいたいこんな感じですな。
イリリの風・(朝の情景)
イリリの風
このところ通い続けている奥地ロッジでの生活です・・・・・・
その1・ロッジの夜明け
涼しいなぁ…… 薄目を開くと、ダブルベッドに張った水色の蚊帳がふわふわ揺れている。冷気をたっぷり包んだ夜明け前の微風が、部屋裏の木窓からベランダ窓に抜けているからだ。足元にたぐまっているシュラフを足指でつまんで引き寄せる。くるまって、もう少しじっとしてしよう。この時間のうとうとは、メチャクチャに気持ちが良い。
ベランダ窓からサルバ・テーハ水路の急流のざわめきが聞こえてくる。先日は右側の巻き返しで95センチあるペッシ・カショーロを釣ったっけ。凄いパワーだった。ふひひ…… これは夢じゃないよぉ。
充電LEDランプを点灯する。置時計のデジタル電光は、午前5時。外はまだ真っ暗だ。名残惜しいけど、暖かくてやさしいシュラフを剥がして、ゆっくりと起き上がる。
電気コンロのスイッチを入れてお湯を沸かす。まずはコーヒーをいれるのだ。
ノートPCの電源を入れて、低音でBGMを流す。苦くて熱いコーヒーで生き返りながら、今日のスケジュール予定を大脳の片隅でおぼろに考える。
午前6時。薄明が始まった。今日も楽しい一日になるといいなぁ。
その2・朝の日課
夜が明けた。そろそろ動物たちのざわめきが始まる。アララー・アララーと叫びながら上空を飛んでいくのは、コンゴウインコたちだ。ここには、ベニ、ルリ、スミレの3種類がいるんだけど、まだ鳴き声だけで種類を判別できるほど達人になっていない。もうちょっと修行しないとね。
午前6時半。小型のスピニング・タックルをもってキャビンを出る。これはすっかり日課になったなぁ。まず朝イチバンで夕食のオカズを1尾~2尾釣るのだ。
キャビンから300メートルほど歩くと砂浜がある。浜の沖目のポッソ(深場)は、淡水イシモチの好ポイントなので、夜明けから近在漁師のカヌーが漂っている。
朝の一発目は、ブラック・ピラニアが多い。だいたいリリース。番犬キッコのエサが不足したときにはシメる(笑)。
午前7時ころ。お待ちかねシングー・ピーコックバス。小さいけど、このサイズが美味しいのだ。
シングー・ピーコックバス(Cicla melaniae)のノン・スポーニング・フェーズ個体。ノン・スポーニング・フェーズについては、私のFC2ブログを参照してね。
タックルは・・・・・・
ロッド:チーム・ラパラのCD66ES(4本継ぎ)。
リール:ダイワのレガリス2500。
ライン:15ポンドPE.
ルアー:シマノのスプーンなど。
続く・・・・・・


























