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un piquillo de amarillo

リーガ・エスパニョーラのサッカークラブ、ビジャレアルCFの歩みの記録

レブロン・ジェームズの古巣復帰
7月11日(金)、マイアミ・ヒート(MIA)のレブロン・ジェームズがクリーブランド・キャバリアーズ(CLE)に移籍しました。ほぼ全世界がワールドカップの3位決定戦や決勝の話題一色でも、北米ではこのニュースで持ちきりだったんだろうと思います。

世界最高の選手が4シーズン連続でファイナルに進出したチーム(MIA)を去って、4シーズン連続でプレーオフにも進めなかったチーム(CLE)に移籍するなんて、ヨーロッパスポーツ、特にヨーロッパサッカーでは起こり得ないことです。NBAは北米4大プロスポーツの中でもチーム間格差が少ないリーグで、弱小球団でも優れたGM(CLEに将来のビジョンがあるかどうかは別だが)次第で優勝の夢が見えます。2年連続でドラフト1位指名したということで、1シーズンを経た2015-16シーズンあたりが勝負のシーズンなのでしょうか。

レブロン
SASに負けた2007ファイナルでのレブロン・ジェームズ


地方都市が輝けるリーグ
CLEはオハイオ州の工業都市クリーブランドに、2013-14シーズンにNBAを制したSASはテキサス州の商業都市サン・アントニオに本拠地を置いています。メジャーリーグサッカー(MLS)も地方都市勢が元気で、2014シーズン開幕前のパワー・ランキング(格付け)1位は中西部ミズーリ州にあるスポルティング・カンザスシティ、2位は太平洋岸オレゴン州にあるポートランド・ティンバーズ、リーグ一番人気はシアトル・サウンダーズと、ニューヨークやロサンゼルスの名前が出てきません。北米女子サッカーリーグ(NWSL)は2013年のリーグ創設時に代表選手24人を8クラブに分配しましたが、アメリカ代表のモーガン、ヒース、カナダ代表のシンクレアなどの注目選手を、リーグが意図的にポートランド・ソーンズに集めたといいます。

リーグ側が存在感を発揮して、サラリーキャップやドラフトなどの制度でチーム運営をコントロールするのには賛否両論ありますが、金のあるものが勝つヨーロッパサッカーに慣れていると斬新で新鮮に思えます。

今日7月14日は祇園祭の宵宵宵山。19:00すぎと21:00すぎに四条烏丸を通りかかったら、案の定周辺はおおにぎわいでした。

この季節の京都は、スーパーでも鉄道駅でも公共施設でも、祇園祭「風」のチンチンピーヒャラという音が溢れています。あと数日で、このウンザリする音から解放されます。




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さて、3位決定戦のブラジル対オランダ戦。ブラジルはドイツ戦と同じように、観ているのがつらくなるような試合を繰り返しました。スペインや日本と同じで、たった1回の失敗で気持ちを切り替えるのは無理だということですね。スペインや日本は再出発のチャンス(第3戦)がありましたが、ブラジルにはそんな機会が与えられずに次に進むわけで、立ち直るのはだいぶ先になるのかもしれません。

決勝はドイツ対アルゼンチン戦。ブラジルが7失点した相手を(115分間も)得点を許さなかっただけでも、サベーラ監督が作ったチームを誉めたくなります。ドイツ優勢で試合が進みながら、ディフェンス陣は緊張感を保ち、許した決定機はわずか。メッシというハンデがありながら、残りの10人は穴を見せませんでした。開幕前は不安に思えたGKロメロですが、大会が進むにつれて安定感が増しました。

1チームだけ別次元のサッカーをしていたドイツの優勝には誰もが納得でしょう。大会最優秀選手はメッシに決まりましたが、優勝を逃した最大の要因もメッシ。アルゼンチン代表監督は今後の4年間の戦い方が悩み所ですね。

7月12日(土)午後に行われた、Fリーグのシュライカー大阪対ペスカドーラ町田の試合。

京都市内の西院駅から阪急京都線、大阪市営地下鉄堺筋線、南海本線と乗り継いで春木駅で降り、15分ほど歩いて岸和田市総合体育館に到着。岸和田はもっと大阪市に近いと思っていましたが、大阪市中心部を抜けてから結構時間がかかりました。調べてみると、梅田から岸和田までの距離(約40km)は京都から梅田までとほとんど変わらない。

この岸和田市総合体育館のメインアリーナの床面積は2,159㎡。メインスタンド側だけ可動式座席を張り出していて、観客をメインスタンド側に集中させています。可動式座席のおかげで実質的なアリーナ面積は1,600㎡ほどとなり、観客席に一体感が生まれていました。可動式座席最前列はピッチのすぐ脇で、試合中に何度かボールが飛んできたりして迫力がありました。フットサルコートは800㎡(40×20m)なので、この面積がちょうどいい。

岸和田市総合体育館
(キックオフ前。手前側のスタンドは可動式座席をせり出している。奥側のスタンドは可動式座席を使用しておらず、観客は立入禁止。)

前週は関西最大級のアリーナ面積を持つ大阪市立中央体育館で同じシュライカー大阪の試合を観ましたが、この体育館での試合は可動式座席を使用しません。中央体育館はピッチサイズ(=800㎡)がアリーナサイズ(=3,580㎡)の1/4、観客数(800人)が定員(10,000人)の1/12なので、空席が目立つうえにピッチまでの距離が遠く、どうしても盛り上がりや一体感に欠けた印象を感じさせます。中央体育館で可動式座席を使用しない、ピッチと客席との距離を近づける工夫をしないのは、興行での収益で運営しているはずのスポーツチーム/リーグとしてどうなのかと思いました。

近くの観客の会話などで、フットサルスクールに通う小学生とその両親が多いことがわかる。いまの小学生は野球/サッカーの他にフットサルという選択肢があっていいですね。とはいえ、フットサル少年をFリーグのファンにするのは、サッカー少年をJリーグのファンにするより難しそうです。この岸和田市での試合は大阪市での試合よりも親子連れの割合が高い印象で、高大生や20代の若者が少ない印象でした。定員が少ないことで観客の少なさが目立ちませんが、最前列や2列目・3列目などにもかなりの空席があります。後半途中に発表された観客数は700人台とさびしい数字。


試合は18:00にキックオフ。町田には2012-13シーズンまで大阪でプレーしていたイゴールがいます。ゴレイロながら何度かハーフラインまでドリブルで持ち上がることがありましたが、チームの戦術のせいか、スローイングによるロングフィードは控えめでした。町田はリスクの少ない攻撃を志向していたようで、ボールを保持する割にはシュートに辿りつけません。大阪の方がパススピードが速く、スペースを使う動きが多かった。大阪もシュートが少ないのは同じで、初シュートが前半残り14分で、前半に10ヴィニシウスが放った何本かのシュートはイゴールにセーブを強いることができませんでした。

前半残り2分には両チームにゴール前でのフリーキックのチャンスがありました。残り1分9秒、コーナーキックから出浦知弘がボレーシュートを決めて町田が先制。前半は1-0と町田がリードし、大阪は前週と同じく1点のビハインドでハーフタイムを迎えます。

ハーフタイムにはチアダンスチームのBaby Birdがパフォーマンスを披露。後ろに座っていた小学生男子は「何番目がブス」だとか「何番目がデブ」だとか言いまくっていました。ネットで集合写真を見るとアイドルグループ以上に、可愛らしい方からそーでもない方まで差があります。

後半が始まってすぐ、コーナー付近のフリーキックから24村上哲哉の得点で大阪が1-1の同点に追い付きました。残り9分には14林浩平のナイスタックルに会場が沸きます。前週のバサジィ大分戦は追いつきながら1-1と引き分けでしたが、この試合では後半残り10分に10ヴィニシウスが決めて大阪が逆転。残り5分30秒からは町田がパワープレーに入り、残り2分には19瀬戸彰仁がGKと1対1の場面を迎えますが、シュートのタイミングを逃して追加点ならず。2-1のまま試合が終了して大阪が勝利しました。


この結果、4試合で勝ち点7のシュライカー大阪は6位に浮上。得点と失点の合計は12チーム中下から2番目です。手堅く守って手堅く攻める意識が出ているのでしょう。


シュライカー大阪
シュライカー大阪
ペスカドーラ町田
ペスカドーラ町田。ゴレイロのイゴールだけ大きさが違う

石畳の第5ステージ。大雨が降って石畳が濡れ、9つあった石畳セクターは7つに短縮されたとか。それでも落車が続出し、中継を見ていた範囲では5分に1人くらいのペースで誰か滑っていた。序盤には前年総合優勝者のクリス・フルーム(チーム・スカイ)が2度も落車し、5日目にしてリタイアした。

ツール1
ツール3
左端の選手は石畳のカーブで滑って一回転した

総合優勝を狙う選手は安全を期して(それでも落車する)後方にとどまり、逃げ集団からもポロポロと選手が離脱した。オランダ人のラース・ボーム(ベルキン)は152kmを3時間18分でゴールしたから、石畳を含むウェット路面を47km/時で走り続けた計算になる。ツールのマルセル・キッテル(ジャイアント・シマノ)の勢いそのままにサッカードイツ代表が勝った前日とは異なり、7時間後の試合ではサッカーオランダ代表の敗退が決まった。

ツール2
ボーム独走のゴール
23:00から1:00過ぎまでツール・ド・フランスを観ていたので、5:00キックオフのために頑張って起きる気がせず、歴史的なブラジル対ドイツを見逃してしまいました...


2014ツール・ド・フランス第4ステージ
イギリス国内を走った3日間が終わり、休息日なしでフランスに飛んでスタートした第4ステージ。スタート直後にトマ・ヴォクレール(ユーロップカー)が飛び出し、ルイス・アンヘル・マテ(コフィディス)が付き従う。どこでも人気のヴォクレールはentertainer、performerという単語とともに紹介されていて、飛び出した直後に後ろを見やって「(逃げに参加する人数が)なんだ、これだけか」という表情をしたのが面白かった。

もうひとりのマテはヴォクレールより5歳若い30歳で、逃げについていくことがスタート前から決まっていたんだろう。コフィディスのスポンサー会社の本拠地は第4ステージのゴール地点だそうで、スポンサー名をアピールするのにちょうどいいステージである。

残り158km(スタートから5km)地点では、メイン集団左前方にいた前年度総合優勝者のクリス・フルームが落車。フルームは走りながら治療を受けて、結局トップとタイム差なしでゴールしている。



2人で逃げるマテ=桃とヴォクレール=緑

フルーム落車数秒前のメイン集団


2人が逃げ、数十秒後ろからメイン集団が追いかける。J SPORTSのレースリポートに掲載されていた2人の会話の内容が面白かった。

ヴォクレール「あまり速く走りすぎないこと。ゆっくりすぎてもダメだ」
マテ「了解!」
ヴォクレール「上りはテンポ良く登ろう」
マテ「了解!」
ヴォクレール「ラスト30kmに入ったら、全力疾走だ!」
マテ「了解!」

中継を見始めたのは残り70km地点。絶対的に分が悪い平地の逃げに参加したヴォクレールとマテは、メイン集団を30秒しか離せずにいた。その後もメイン集団とのタイム差は最大で1分30秒あまり。残り55km地点ではマテのタイヤがパンクしてヴォクレール単独の逃げに変わる。ヴォクレールはその後もペダルを踏み続けたが、残り16km地点でメイン集団に吸収され、150km弱の逃げが終わった。

ラストのスプリント勝負では、アシスト隊からはぐれたドイツ人のマルセル・キッテル(ジャイアント・シマノ)がタイヤ半分の差でゴールラインを通過。4日目にして3勝目を挙げた。ゴールはドイツ時間18:00(日本時間9日1:00)すぎであり、ドイツがブラジルを粉砕する6時間前のことだった。



オメガファルマのトレイン

ゴール地点

アルゼンチン対ベルギーはアルゼンチンを応援していましたが、イグアインの美しいシュートが枠を外れたりクルトゥワに防がれていたら、ベルギーが勝っていたんじゃないでしょうか。

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ほとんどのベルギー人はバイリンガルではないが、ヴィルモッツ監督は公用語3言語(オランダ語・フランス語・ドイツ語)プラス1言語を話す。キャプテンのコンパニは5言語を話し、空き時間には経営学を学ぶ知性派である。一方、元キャプテンのフェルメーレンは学校でフランス語・ドイツ語・英語を学んだが、普段はオランダ語しか話さない。

ベルギーの多文化社会の象徴には、コンパニ(父がコンゴ人で母がベルギー人)、デンベレ(父がマリ人で母がベルギー人)、フェライニ(両親がモロッコ人)、ルカク(父がザイール=現DRコンゴ代表)などがいる。ヤヌザイ、デンベレ、ルカク、シャドリ、オリジ、フェライニ、コンパニ、ヴァン・デン・ボーレ、ヴィツェルと、23人中9人はベルギー国外で生まれた親を持っている。

2006年、14歳のアザールは北フランスのリールに加入した。オリジは15歳で、ミララは16歳でリールに移籍している。フェルメーレン、フェルトンゲン、アルデルヴァイレルトは16歳までにオランダのアヤックスでプレーしていた。デンベレ、シャドリも18歳までにオランダのクラブにわたっている。ヤヌザイは16歳でイングランドのマンチェスター・ユナイテッドに加入した。

ベルギー代表の躍進には遺伝の影響も大きい。アザール、オリジ、ルカク、フェライニの父親はプロサッカー選手だった。エリート以外の選手をA代表が掬いあげていることも大きい。ティボー・クルトゥワはU-18世代までは世代別ベルギー代表に招集されていなかった選手である。マルテンスは22歳までベルギー2部でプレーし、アンデルレヒトで出場機会を得られずにヘントに放出された選手である。

コンパニ

参考:
テレグラフ「Vincent Kompany and Co's gifted Belgium are a powerful unified force 」2014年5月31日
ワシントン・ポスト「Can soccer unite the Belgians? 」2014年6月16日
インデペンデント「The myth about Belgium's golden generation 」2014年6月16日

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多文化社会化の進展がベルギー代表の躍進につながっていることはぼんやりと想像できるが、躍進の理由を明確に説明している記事を読んだことがない。今回は期待値と同程度の成績を残せたが、仮にグループリーグ敗退に終わっていたら、「多文化社会化が敗因である」と言われてもおかしくない。ベルギー代表のスタメンは大まかにいってGK/DFがオランダ語圏出身者、MFがフランス語圏出身者、FWがオランダ語圏出身者で、両勢力が均衡し、左右のバランスも良かった。

オランダ語圏のフランデレン地域出身者とフランス語圏のワロン地域出身者の間には、言語の壁というよりも意識の壁が存在するのだと思う。その中で、キャプテンのコンパニがブリュッセル首都圏地域出身かつ公用語3言語のトライリンガルであることは成功に大きく影響しているのだろう。フランデレン地域出身の前キャプテン=フェルメーレン、ワロン地域出身の元キャプテン=ヴァン・ブイテンと比べれば、統率力とかを考慮しなくてもコンパニが率いるのは理にかなっている。良い選手がそろった時期にチーム最高の選手がブリュッセルから生まれて、上位進出にはこれ以上ない大会だったと思うので、ベスト8は満足いく結果ではなかったと思う。

ベルギー代表の壁
(各選手の出身地で色分けした図)


セルビアのジョコビッチがフェデラーを破り、3年ぶりにウィンブルドンで優勝しました。特に第3セット以降は流れが行ったり来たりして、どちらに転ぶかわからない好ゲームでした。

セルビア人はテニスなどの個人球技に強いようですが、クロアチア人は逆に水球・バスケットボール・ハンドボールなどの団体球技に強く、この2国は同じ旧ユーゴでも全く性格が異なるのが興味深い。言語や宗教も大きく違うし。

ジョコビッチ


クロアチアリーグに対するセルビアリーグの焦り
セルビアリーグ(スーペルリーガ)は、現行の外国人枠(3枠)を倍増させることを検討しているそうです。増やされた場合には3枠が全外国人選手対象の枠となり、残り3枠は旧ユーゴ諸国枠となるようです。枠の増加を検討している背景には、2013年7月にEU加盟を果たした隣国クロアチアリーグ(プルヴァNHL)の発展に対する焦りもあると思います。セルビアは現在EU加盟交渉中。

現時点で、セルビアのレッドスターに所属する外国人選手は4人(うち旧ユーゴ2人)、パルチザンに所属する外国人選手は4人(うち旧ユーゴ1人)。一方で、クロアチアのディナモ・ザグレブに所属する外国人選手は8人(うち旧ユーゴ2人)、ハイデュク・スプリトに所属する外国人選手は7人(旧ユーゴ4人)。2013年夏までの外国人数は同程度だったと予想されますが、EU加盟からわずか1年で倍くらいに差が付きました。外国人選手の国籍を見ると、クロアチアのクラブのセルビア人選手、セルビアのクラブのクロアチア人選手は少なく、クロアチアのクラブにはボスニア人選手が、セルビアのクラブにはモンテネグロ人選手が多く所属しています。

旧ユーゴ
(旧ユーゴ諸国の位置関係)

旧ユーゴ比較
(クロアチアとセルビアの比較)

2013-14シーズン、セルビアとクロアチアの明暗
ワールドカップのヨーロッパ予選ではセルビアとクロアチアが同組となりましたが、セルビア(勝ち点14、得失点差7)はクロアチア(勝ち点17、得失点差3)を下回ってプレーオフ出場を逃しました。直接対決はセルビアの1分1敗であり、2013年9月に行われたホームゲーム(1-1)に引き分けたのが大きかった。この試合に勝利していれば勝ち点16で並んでいた計算となり、プレーオフに出場していたのはセルビアだったかもしれません。

2012-13シーズン終了時のUEFAランキングはクロアチアが22位、セルビアが25位とほぼ同格。しかし、2013-14シーズンの欧州カップ戦ではクロアチアのディナモ・ザグレブが予選プレーオフまで駒を進め、ヨーロッパリーグのグループリーグにはクロアチアから2クラブが出場しています。この結果、2013-14シーズン終了後にはクロアチアが20位、セルビアが27位と順位に差が付き、ポイント差も4.9から5.5に開きました。セルビアは2013-14シーズンにリーグ優勝したレッドスターがUEFAライセンスを剥奪されてチャンピオンズリーグに出場できないというオチも付いています。

セルビアvsクロアチア
(2人も退場した2013年9月の試合)


クロアチアのEU加盟から1年
2013年7月にクロアチアがEUに加盟すると、クロアチア人選手はEU圏内選手としてみなされるようになり、イタリアやスペインなどの主要リーグにとっての価値が増しました。イェドバイ(→ローマ)、レビッチ(→フィオレンティーナ)、エレス(→ラツィオ)、ヴルサリコ(→ジェノア)など、EU圏内への変更で価値が増した多くのクロアチア人選手がセリエAのクラブに引き抜かれ、クロアチアリーグの競争力が低下することも考えられましたが、現時点では、EU加盟はクロアチアリーグに良い結果をもたらしているようです。

EU加盟国
(2014年時点のEU加盟国)


シュライカー大阪
(バサジィ大分戦のシュライカー大阪 産経大阪)

2014-15シーズンのシュライカー大阪、ホーム初戦のバサジィ大分戦が7月5日(土)に行われた。。


試合前
いつものように家を出るのが遅れて、阪急と大阪市営地下鉄を乗り継いで朝潮橋に着いたのが12:45。観やすい席は埋まっているかと思ったけど、不思議なくらい観客が少ない。後半途中に発表された観客数は812人だった。

練習はすでに終了しており、バサジィ大分応援団側の前から2列目に座る。ホーム初戦ということはAFCフットサル選手権優勝後初戦ということだけど、代表人気や木暮監督の知名度をFリーグの人気増大に結びつけるようなアナウンスやイベントなどはあったのだろうか。きっと、そんなものはなかったと思う。どちらもオレンジ色のユニフォームだが、ライバル意識を煽るような取り組みもしてないんだろう、きっと。

6月に京都で観たbjリーグの試合と比べると、やはりFリーグの試合は観客へのアピールが中途半端に感じる。まず、選手名、現時点での順位などは自分で調べないとわからない。大分にはアジア優勝メンバーが2人もいるのに、Jクラブのように日本代表人気にあやかろうという気がまったくないらしい。まあ、フットサル日本代表の人気は今一つだろうし、Jクラブも代表人気を活かしきれていないが。

せっかく設置されている液晶ディスプレイは使用されず、スコアを表示する電光掲示板は客席から遠く、途中から見始めた客はどちらが勝っているのかもわからないだろう。大阪市中央体育館はアリーナ面積が大きいため、ピッチと客席の間に無駄なスペースができ、陸上トラック併設のスタジアムでサッカーを観たときのように臨場感が削がれている。


前半(0-1)
13:00にキックオフ。6-7人のカメラマンがゴール裏に陣取っていたが、前半は大分のゴール狙いのカメラマンが多かった。フットサル専門メディアだけでなく地元の一般メディアも多いだろうに、相手ゴールを期待するとは酷い(笑)

大分は横幅を広く使った横パスと斜めのパスが多く、パススピードの速さが気持ちいい。一方の大阪は大分より短いパスが多く、人がよく動く。ピヴォのヴィニシウスだって何度も最後尾まで降りてきて、フィクソが定位置からパスを配給する感じではない。

残り13分までに、大分のシュートが2度ゴール枠に当たる。大分の攻撃時間が多く、大阪はなかなかシュートに持ち込めない。大阪のゴレイロ・宮竹はよくポジショニングを修正するが、シュートには良い反応を見せていた。でも飛び出すのはあまりうまくない感じ。

残り9分には大分の12番がステップの小さいシュート。残り6分には大阪のファールが5個目となる。第2PKを期待したが、大阪は6分間ファールなしで乗り切った。残念。

残り5分には大分の11番ディドゥダがミドルシュート。後方でゲームメイクに専念するタイプのフィクソで、たまに遠目から強烈なシュートを放つ。しかしシュートよりも他の部分の働きで、大分のFPの中では一番印象に残った。13:40に前半終了。プレーイングタイム20分を40分かけて終えた。


後半(1-1)
13:54に後半が始まる。残り19分にはディドゥダがフリーキックから強烈なシュート。残り13分には大阪のゴレイロ・宮竹のループシュートを大分のゴレイロ・青柳が掴み、続けざまにロングシュート。残り11分には大阪がフリーキックを壁に当てる。

残り6分には大阪の攻撃から大分がオウンゴールし、大阪が1-1と追い付く。完封まで数分だった青柳は残念だった。どっしりとゴール前に構えてシュートを防ぐ、観ていて安心する良いゴレイロだと思った。この試合で一番印象に残った選手で日本代表に返り咲いてほしいと思った。

残り2分で大阪がパワープレイ。パワープレイなんてそうそう成功しないだろうが、前週には結果に結び付いている。今日は残り2分でスコアが動くことはなかったが、最後まで目が話せない試合だった。1-1の引き分け。平均得点6点の統計からするとゴール数が物足りないが、ロースコアの試合も魅力的だと思った。


・アメブロにはFリーグ選手のブログがけっこうある。大阪だったら永井選手、松宮選手、瀬戸選手、大分だったら青柳選手、オソド選手、名古屋だったら渡邉。プロリーグではないFリーグの選手を呼び捨てにするのは気が引けるのだけど、もし本人がこのエントリーを見つけたりして不快に思われたら申し訳ありません。

7月6日から7月14日はナバーラ州パンプローナのサン・フェルミン祭。6日には雨が降ったようですが、12時(日本時間19時)には無事にパンプローナ市庁舎前でチュピナソ(開会宣言とロケット花火)が行われたようです。今年の発射担当はビルドゥ(ETAとの関係が深いバスクの地域政党)だったらしい。

白シャツと赤いネッカチーフエンシエロ(牛追い)は今日7日の8時(日本時間15時)に始まり、毎日行われます。スペインの3大祭りの中では一番開放的で、旅行者を惹きつける祭礼です。Wikipedia日本語版の「サン・フェルミン祭 」はこの6月に結構ボリュームアップしました。こちらは公式サイト


PAMPLONESES, PAMPLONESAS, VIVA SANFERMIN! GORA SANFERMIN!
パンプローナの紳士淑女、(カスティーリャ語で)サン・フェルミン万歳! (バスク語で)サン・フェルミン万歳!

サン・フェルミン2
市庁舎前広場で開会を待つ群衆


サン・フェルミン1
大観衆のパンプローナ闘牛場

ナバス(コスタリカ)、ハワード(アメリカ)、オチョア(メキシコ)、オスピナ(コロンビア)、エンボリ(アルジェリア)…。これらは2014 FIFAワールドカップで輝いたキーパーである。現時点で、56試合中10試合でキーパーがマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

決勝トーナメント1回戦の8試合ではさらに印象的な統計が出ており、8試合中5試合でキーパーがマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。ナバスとジュリオ・セーザル(ブラジル)はPK戦でのシュートストップによってチームを準々決勝に導いている。

ハワード、オチョア、ナバスはマン・オブ・ザ・マッチに2度選出されているが、選出されたことがない選手の中にも華麗なパフォーマンスを見せているキーパーがいる。ゴール前でのノイアー(ドイツ)の価値は十分に証明済みだが、アルジェリア戦ではフィールドプレーヤーとしての能力を披露した。古典的なスイーパーとして機能し、見事で軽快なフットワークを発揮し、少なくとも21回はペナルティエリアの外でプレーに関与した。クルトゥワ(ベルギー)は今大会最高のキーパーのひとりであるとの評価を受けている。これまでに2得点しか許さず、セーブ率はランキング上位の85.7%に達している。

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Marca.com「El Mundial de los porteros 」2014年7月2日

ジャブラニと比べてブラズーカは弾道が安定しているのがウリらしいので、総合力の高いキーパーが持ち味を発揮でき、正当に評価されていて嬉しいです。キッカー側も、直接フリーキックが枠に飛ぶ選手と飛ばない選手でキックの精度がわかりますね。


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