アマデウスのPOPでアート Premium Number10:PieceOfMyWish今井美樹
女優今井美樹のヒット作と言えば、1990年TVドラマ「想い出にかわるまで」。
フィアンセ役に石田純一、妹役に松下由樹、妹が姉のフィアンセを奪って結婚
それでも元フィアンセを慕いつつ、妹とも仲良く付き合っていくストーリーなのですが、
出演者が激しく泣き叫ぶシーンが非常に多いドラマでした。
この時、今井美樹は毎日のように悩んでいたのです。
何故ならば彼女は非常に感情移入が激しい性格のため、
毎回ドラマの撮影をするたびに、この役柄から抜け出る事ができないでいたのです。
ドラマの中の主人公になり切ってしまい、夜もゆっくり眠れなかったそうです。
監督に「もう二度とドラマには出演しないからね」と不平をもらしていました。
1991年今井美樹はTVドラマ「あしたがあるから」に出演しましたが、
その後、二度とドラマに出演する事はありませんでした。
ちなみに今井美樹は主題歌も歌っていました。
それが今回紹介する「PIECE OF MY WISH」です。
幼少の頃の今井美樹
今井美樹の父は宮崎県で電気店を営んでいました。
電気店といっても、町の家電屋さんではありません。
俗に言うオーディオ専門店です。
今の若い方はオーディオ専門店って何?って思われるかも知れないですね。
1本50万円もするJBLのスピーカーを扱う、いわゆるオーディオマニア向けの店です。
この店でいつも彼女の父が鳴らしていたのがジャズです。
だから今井美樹が小学生の頃に口ずさんでいたのは、ジャズのスタンダードナンバー。
ジャズは彼女の心の中に自然と溶け込み、誰も真似することができない独特の音楽性を
ゆっくりとゆっくりと育んでいったのではないでしょうか。
ジャズとポップスの間に境界線を持たない珠玉の感性を身に付けていったのではないでしょうか。
ではジャズとポップスの間に境界線を持たない珠玉の感性で歌った
今井美樹の究極の「PIECE OF MY WISH」(ピアノ伴奏のみ)をお聴き下さい。
PIECE OF MY WISH
今井美樹
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時々ブログで美しい花の映像を届けてくださる小高尊@起案家さんへPiece of my wish
アマデウスのPOPでアート Premium Number9:「島唄」 夏川りみ
*この記事をお読みになる前に
ミャンマー金色のオーケストラ「サイン・ワイン(hsaing waing)」をお読み下さい。
金色のメロディは海を渡った?
金色のオーケストラ「サイン・ワイン(hsaing waing)」を演奏する国ミャンマーから
南東に向かって海を渡ると、そこはインドネシア、ここにもサイン・ワインのように
編成された打楽器のオーケストラがあります。材質は鉄、銅、陶磁器と地域によって
違っていますが、これらをすべてガムランと呼びます。
ガムランについて詳しい記事は白熱の音楽を優しく包むガムランをお読み下さい。
金色のメロディはもう一度海を渡った?
記事白熱の音楽を優しく包むガムランでも書きましたが
ガムランで扱うペロッグ音階は沖縄民謡にとても似ています。
そして沖縄民謡を聴いていると、時折あのミャンマーの金色のメロディに繋がるのです。
ミャンマー(旧ビルマ)のサイン・ワインの音階はインドネシア経由で沖縄に伝わったのか?
それとも直接ミャンマー(旧ビルマ)から沖縄に海を渡り、伝わったのか?
どちらにせよ、沖縄民謡のメロディが金色に輝く瞬間を見てしまった事は確かです。
洋楽と沖縄のメロディを匠に使った「島唄」
宮沢和史が作詞・作曲した名曲「島唄」は、洋楽と沖縄のメロディを匠みに使っています。
最初は沖縄のメロディにちかく、次に洋楽のメロディへと持っていき
サビの部分では、両方のメロディが交互に輝く不思議な音階となるのです。
その時です、これこそが金色のメロディではないでしょうか。
ではYouTubeで宮沢和史作詞・作曲、「島唄」聴いてみましょう♪
演奏は夏川りみで聴くのが一番好ましいと思われます。
島唄
宮沢和史作詞・作曲
夏川りみ
ではアマデウスがこのメロディのイメージを絵に・・・・
いえいえ、残念ながら、わたしにはそんな才能はありません
でも幸運にもイメージぴったりの絵を一読者様のブログから見つけてしまったのです


この2つの作品は
茶Pさんのブログ「別冊ちゃぴマガジン★(改)おえかきバージョン」よりお借りしています。
艾敬(Ai Jing)が「島唄」
昔、中国のシンガーソングライター艾敬(Ai Jing)が「島唄」をとても気に入り
作詞・作曲した宮沢和史をバックコーラスに迎えて、ミニアルバムにこの曲を収録しました。
このアルバムは今でも私の宝物のひとつです。
演奏をお聞かせしたいのですが、動画は見つかりませんでした。
またこのミニアルバムも現在廃盤となっています。
替わりに彼女のデビュー曲「我的1997(邦題:私の1997)」を聴いて下さい。
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ミャンマー金色のオーケストラ「サイン・ワイン(hsaing waing)」
金色のオーケストラ
みなさんはサイン・ワイン(hsaing waing)という
ミャンマー(旧ビルマ)のオーケストラをご存知でしょうか?
世界で最も美しく金色に輝くオーケストラと言われています。
けれどサイン・ワインには(擦)弦楽器群は登場しません。
主役となるのは金色に装飾された打楽器群です。
ただし打楽器といえど、ほとんどが音階を持っています。
構造はマリンバやシロフォンに似ているものから、全く違った発想のものまで多種多様。
音階を持つ打楽器として、パット・ワイン、パッタラー、マウン・サイン、パマ
音階を奏でない打楽器として、小さな鈴シーと拍子木ワー、小さなシンバルであるヤグウェン
そこに笛の類としてパルウェイ、オーボエの類としてネー
最後にビルマの竪琴で有名になった楽器、サウンが加わり
ちょっとした室内オーケストラが編成されるのです。
では百聞は一見にしかず、画像を見てください・・・ サイン・ワイン画像
常に金色のメロディとなる音階
ここで特筆すべきは彼らが使用する音階です。
通常洋楽で使用する7音階、ミとファ及びシとドは半音の差しかありません。
したがって7音を均等に割ったものではないのです。
ミャンマー(旧ビルマ)のサイン・ワインで使う楽器の中に
パッタラーというシロフォンやマリンバに似た楽器があります。
板の枚数は22か24と多いにもかかわらず、オクターブの中には7音の板しかありません。
ところが調律はミとシを少し低めにし、ファを少し低め高めにしてあります。
これにより、7音を均等に割った音階に近くなります。
これは転調が自由にできる一種の平均律なのですが
これこそが金色のメロディを常時作り出す音階ではないでしょうか。
この音階によって作られるメロディには
悲しみとか怒りとか喜びといった人間の感情表現がなく
かといって機械的でもない、むしろ聖域に達した至福感があふれています。
だからこそ言いたいのです、このメロディこそ金色であると。
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アマデウスのPOPでアート Premium Number8:「亜麻色の髪の乙女」 島谷ひとみ
みなさんは音楽を聴く時、「このメロディは何色だろうか?」なんて考えたことがありますか?
情熱的な音楽ならば赤、例えばベートーベンのピアノソナタ「熱情」は赤
陽気な音楽ならば黄、例えばモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」は黄
屈折した情熱は紫色の音楽、例えばプリンスの「パープル・レイン」
憂鬱な音楽ならば青、例えばジャズやロック&ポップスなどのブルースは当然青ですよね。
でもこれらは音楽全体を通して色を感じているのであり、
メロディそのものが色を決めているとは言い難いのが現状だと思います。
また、コード進行やアレンジ、使用楽器などでも大きく変わってきます。
金色のメロディ
みなさんは金色のメロディは存在すると思いますか?
私は数こそ少ないけれど、存在すると思います。
ただし、このメロディは金色だと断言できるものは、他の色に比べ非常に少ないです。
何故ならば、このメロディは金色だと思ってよく聴けば、黄色だったなんてことがよくあります。
ならば黄色と金色のメロディの違いは何なのか?
煌びやかであれば金色のメロディと言えるのか?
文学的表現力に貧しいアマデウスは考えました。
そして
「金色のメロディとは至福のひとときを味わえるもの」
「金色のメロディは人を未来へ導く」
という結論にたどり着いたのです。
ではこれぞ金色のメロディと言える名曲を聴いてみたいと思います。
こちらもやはり、アレンジや使用楽器などが大きく関係してきます。
このウクレレヴァージョンならば、十分金色を堪能できるのではないでしょうか。
島谷ひとみ
亜麻色の髪の乙女
ではここで
金色のメロディを聴いている時のアマデウスは
どんな表情をしているのでしょう?
夜空のうさぎさんに、その表情をして頂きましょう。

こちらの作品はShizukaさんのブログ「SpinHome」よりお借りしています。
亜麻色の髪の乙女
そう言えば、ドビュッシーの前奏曲集第一巻にも同じタイトルがありましたね。
ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女、こちらもやはり金色のメロディだと思います。
亜麻色の髪の乙女
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アマデウスのPOPでアート Premium Number7:「愛よりも青い海」 上々颱風
「愛よりも青い海」 上々颱風 シャンシャンタイフーン(Shang Shang Typhoon)
作詞・作曲:紅龍
前回お話させて貰った二つの曲は、音楽を鑑賞する場合、一つのものさしであり、
また名曲を探し出す為の万能のアンテナ?・・・センサー?の役割も果たすはず、
正確に言えば、音楽的位置付けを瞬時に行う万能有機センサーとでも言っておきましょうか。
「これはとっても便利なものを見つけ出したぞ」っと喜んでいましたところ
ある日突然、この万能有機センサー(アンテナ?・・・センサー?)が全く役に立たない
ミュージシャンを発見してしまったのです。
彼らの音楽は、中国の音楽と日本の民謡や沖縄の音楽をふんだんに取り入れ、
ポップスとして完成させたものであり、一見(一聴?)無国籍音楽のように聞こえますが
中国、日本、沖縄の伝統音楽がしっかりと聴こえてきます。
特筆すべきはビートルズの「LET IT BE」のカヴァー
あの名曲をなんの違和感もなしに民謡のリズムに見事にのせています。
歌詞が恐いくらいに見事にメロディにのっかっています。
曲名を知らずに初めて聴けば、「LET IT BE」のカヴァーであることに
なかなか気付かないのではないでしょうか。彼らのオリジナルかと思ってしまいます。
興味のある方はこちらのライブヴァージョン「LET IT BE」でお聴き下さい。
ただし、今回のテーマに添った曲として紹介するのはこちらではなく、
もっと相応しい彼らのオリジナル曲「愛よりも青い海」がよろしいかと。
前回までずっとバラードが続いていましたので、
このへんでアップテンポな曲を一曲いってみましょう
ではYouTubeでお聴き下さい
「愛よりも青い海」
上々颱風 シャンシャンタイフーン(Shang Shang Typhoon)
More Than Love -- The Blue Sea / Shang Shang Typhoon
「愛よりも青い海」
この名曲は二人の女性ヴォーカルの美しいハーモニーを最大限に楽しめる一曲であります。
一人は中国の京劇や日本の民謡で聴かれる高音の歌唱法、もう一人は一般の洋楽での歌唱法、
この二人が織り成す、不思議な青い海のハーモニーは、あなたの心を掴んで放さないでしょう。
森田童子の音楽は内へ内へと向かっていきますが
彼らの音楽は全くその逆、外へ外へ、空へ空へ、海へと向かって行きます。
こちらはサーフィンの映像をバックに、CDヴァージョンで聴いてみましょう。
愛よりも青い海・愛よりも青い風
さてここであなたに質問です!!!
このメロディは中国、日本、それとも沖縄???
「愛よりも青い海」
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