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Yammy2:「風をあつめて」 究極のアンサンブル 3声(ソロ)

新ジャンルは誕生するのか?  
クラシック、ジャズ、ロック、ソウル、ポップスなど
長年それぞれのジャンルにおいて究極のアンサンブルを求めてきました。
そんな中、時代は徐々に動き始めていたのです。
ジャンルにとらわれない、ジャンル間に境界線を引かない、ジャンルを持たない
そう言うアーティスト達の活躍の場が広がり、これまでの既成のジャンルに
肩を並べるほどの新ジャンルの誕生を思わせる演奏に何度も出会ってしまう今日このごろ、
何種類ものジャンルを扱う彼らを総称する言葉の誕生を待ち望んでいます。
過去に絵画の世界においてフランス印象派と言う言葉が生まれたように。
ここで一つの疑問が、「こういったタイプのアーティストは昔からいましたよね」
って言われる方も多々おられることでしょう。
しかしながら、このスタイルで生き残っているアーティストは数少ないです。
ほとんどはメジャーで活躍する事もなく、一度有名になっても消えてしまうか、
ひっそりと活動を続けるいればいいほうだったのではないでしょうか。
今こそ、彼らが活躍する時代がやって来たのです。
今こそ、彼らを総称する新しい言葉の誕生を必要としているのです。

究極のアンサンブル
新曲において究極のアンサンブルを作る事は非常に難しいです。
最近では、綾香とコブクロの「ワインディングロード」におけるヴォーカルアンサンブル、
出会ったばかりの3人で新しい曲を作り、これだけのヴォーカルアンサンブル、
これなどは例外中の例外であり、めったに成功するものではありません。
となるとと、クラシックの名曲やジャズのスタンダードナンバーのように
何度も演奏されている曲を扱うほうが、究極のアンサンブルへの近道になるのではないでしょうか。

カヴァーという言葉は死後になりつつあるのか? 
近年ポップス界においても、
ポップスのスタンダードナンバーとも言うべき過去のヒット曲を
歌うシンガーが、国内外を問わず増えてきました。
もはや過去の曲をカヴァーする言う考え方で、
彼らの演奏を鑑賞するのは間違っているのかも知れません。
ジャズやクラシックにおいて、曲をカヴァーするなんて言わないですから。

Yammyの究極のアンサンブル
ここでは、楽器演奏はヴォーカルのサポートと言うイメージを捨てて下さい。
3人すべてが主役であり、スポットライトは3人に当ててお聴き下さい。
3声のアンサンブル、トリオアンサンブルとして聴いて頂きたいのです。
ただしこのアンサンブルは、ヴォーカルがとても器用でないとできません。
ヴォーカルには、楽器への歩み寄りができる技術と感性が必要となってくるのです。

そして、ヴォーカル、ピアノ、パーカッション、3つのパートに参加し、
なりきって鑑賞すれば、究極のアンサンブルを味わえる事でしょう。


風をあつめて - Yammy



イギリスバロック2:ホグウッドと共にイギリスバロックに旅立つ

さて、大好きなイギリスバロックを語る前に、若い頃の話をします。
実は若い頃はイギリス音楽に限らず、イギリス芸術そのものが嫌いだったんですね。
まずイギリスの伝統的な建築物の屋根の部分、すべてが剣のよう細く鋭く天を突き刺すよう。
フランスやオーストリアなどは、丸みを帯びた屋根が多いのに、イギリスの伝統的な建築物
ときたら、何百もの剣が青空を埋め尽くしているように見えるのです。
そして心の中でこう叫んだんです。「芸術の世界に剣や騎士道を持ち込むな!」って
そしてそれは芸術において単なる様式美だと認識できるまでに、どれほどの年月を要したことか!!!

そのイメージが心に深く突き刺さったのでしょうか?
オーケストラ、指揮者、ピアニスト、ヴァイオリンにスト、弦楽四重奏団、室内オーケストラ・・・と
数え出したらきりが無いくらい、イギリスの音楽家を自分から遠ざけていました。

それから10年以上が過ぎ、狂ったようにフォルテピアノを聴き始めた頃、
あるフォルテピアノ奏者の演奏が気に入り、彼の演奏を集めてました。
そんな中、彼がとんでもない作品をCD化していると言う情報が入ってきました。
彼は博物館所蔵のある作曲家の楽譜に興味を持ち、その作品を全曲録音していたのです。
しかも博物館や美術館にある古楽器のレプリカをわざわざ楽器職人に作らせてのことです。

ピアノ③ 新しく作り直された古楽器は4種類
ヴァージナル、チェンバーオルガン
フランドルタイプ・ハープシコード、イタリアタイプ・ハープシコード
当時としてはすべてが正に、世界初の試みでした。
何の迷いもなく注文、購入しました。
因みにヴァージナルとは、当時のイギリスの鍵盤楽器の総称です。
一般的なものは箱型で、ピアノに例えるならアップライトピアノでしょうか。
ただし完成度の高いハープシコードを聴き慣れた方には、お気に召さないかも。

ピアノ③ 彼の名はクリストファー・ホグウッド
指揮者、ピアニスト、オルガニスト、ハープシコード奏者と多才な音楽家、
また古楽器研究家としても著名な音楽家ですね。
古楽アンサンブルを結成、指揮するかたわら、鍵盤楽器を含む古楽器に情熱を注いだ学者肌。
だから演奏は特に秀でたものはありません。けれど聴けば聴くほど魅せられていきます。
彼を賞賛するならば、まさしく「Simple Is Best」

ピアノ③ 作品名はマイ・レディ・ネヴェルス・ブック(MY LADYE NEVELLS BOOKE)全42曲
イギリスバロックの大家、ウイリアム・バード(1542-1623)の鍵盤楽器曲集です。
当時のイギリスの人気作曲家の作品を集め、編纂したいわばコンピレーション・アルバム。
ウイリアム・バードはイギリス音楽の再興に力を尽くした音楽家の一人であり、
彼が亡くなった時は、「音楽の父、ウイリアム・バード、7月4日に死す」とまで言われました。
ウイリアム・バード、彼を賞賛するならば、やはり「Simple Is Best」でしょう。
(ここで登場するネヴェル婦人はウイリアム・バードの弟子であり、パトロンです。)

気がつけば、私のイギリス嫌いは何処かへ飛んでいってしまいました。
話は少しそれますが、塩だけで小麦本来の味を引き出すイギリス食パンが大好きです。

ではウイリアム・バードを思う存分楽しんでいって下さい。

W. Byrd - The Barleye Breake(戦争ごっこ) 



W. Byrd - A Galliards Gygge(ガリアード・ジーグ)



こちらはオルガン演奏
W. Byrd - Ut Re Mi Fa Sol La(ドレミファソラ)



残念ながら42曲に及ぶホグウッドの全曲集は廃盤となっています。
こちらは1種類のハープシコードを演奏するエリザベス・ファーの演奏とです。
Byrd: My Ladye Nevells Booke

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イギリスバロック1:プロローグ 「ドミノ倒しでバロック音楽総倒れ」

ドイツバロック

モーツァルトやハイドン等の古典派音楽が好きなせいでしょうか、

どうもバロック音楽が苦手でして、それにも増して(J.S)バッハが苦手でした。

(J.S)バッハの存在はあまりにも大きく、バロック=(J.S)バッハと言うイメージが。

ところで(J.S)バッハはバロック音楽のすべてを集積した音楽家と言われていますが、

ドイツバロック音楽家でもあるのです。それでよく考えてみると、私が苦手なのは

(J.S)バッハではなく、ドイツバロックだと言う事に気づいたわけです。

何故苦手なのか?一言でいいます、「くどい!」

料理に例えれば、脂っこい


イタリアバロック

私がドイツバロックから逃げるようにしてたどり着いたのがイタリアバロック

ヴィヴァルディやモンテヴェルディ等を暫く聴いていました。

特にヴィヴァルディはイタリア合奏団でかなり聴き込みました。

けれどやっぱり長続きしなかったんですね。

少しづつ嫌気がさして来たんです。

何故嫌気がさして来たのかって?はっきり言います「緻密過ぎるんです!」

料理に例えるならば、多すぎる食材の使用


フランスバロック

ラモーやクープラン等のフランスバロック

最初から避けてきました。何となく聴く気になれない。

それは、ドイツバロックとはまた違った意味のくどさがあるからです。

どうしてくどいのか?やっぱり一言で言います「甘い」

料理に例えるならば、砂糖の使い過ぎ・スイーツが多すぎる

*ただしフランスバロック音楽なんてものは存在しないと唱える方がいらっしゃいます。

 フランスバロック音楽ではなく、単なるフランス古典音楽だというのです。


イギリスバロック

さてここからが本題と行きたいところですが、

この頃はイギリスバロックと言えば、ヘンデルしか知りませんでした。

しかもヘンデルの音楽は、派手すぎる宮廷音楽のイメージが強く嫌いでした。

豪華絢爛なだけで、ちっとも味わい深さがない。

料理に例えるなら、高級食材に頼り過ぎ


ドミノ倒しのように

バロック音楽が私の中で倒れていったのです。


しかしその後ある音楽家のファンになった事がきっかけで

イギリスバロックの虜になるなんて創造想像もしませんでした。


そうです、イギリスバロックと言えば

ヘンデルしか知らなかったんですから・・・。。。


P.S

バロック音楽を愛されている皆様へ

好き嫌いの激しいアマデウスの偏見に満ちた記事で申し訳ないです。




Yammy1:「Piece Of My Wish」 歌声から連想される画家はゴッホorミレー

クラシックとポップス
近年、クラシックとポップスの距離は、どんどん縮まって来たように思います。
クラシックの名曲をポップス調にアレンジしてヒットさせたりなんてのは以前からありました。
でもこれだけでは、クラシックとポップスの距離が縮まったとは言い難いのです。
ではどうすれば、クラシックとポップスの距離が縮まるのでしょうか?
それは、クラシックの楽器編成に限りなく近い状態で、ポップスを歌う事ではないでしょうか。
そのために必要な楽器は、ピアノでもなく、ギターでもない。
必要なのはヴァイオリンを含む弦楽器だと思うのですが。

作曲家と歌手
「Piece Of My Wish」、この曲を作曲したのは前回の記事で書いたとおり上田知華です。
メロディメーカーである上田知華の創作力が120%発揮されたと言っても過言ではありません。
では100%を超えた20%の力はどこからやって来たのか?もちろんドラマの主題歌として
ドラマからもインスピレーションを得ているかも知れません。
けれどそれ以上に上田知華の創作力を高揚させたのは、歌手今井美樹かも知れません。
作曲家は、
自分が歌うために、自分が演奏するために、つまり自分のために書くのではなく
歌手又は楽器演奏家のために作曲する事で、
これまでにないインスピレーションを得たりするものではないでしょうか。
ヒット曲「好きになってよかった」を歌った加藤いずみに常時曲を提供していた
ある作曲家はこう言いました。
「この曲はおれ一人で作曲したんじゃない、お前の魂がおれに乗り移って書かせたんだ」

ゴッホの「ひまわり」orミレーの「羊飼いの少女」 
今から紹介する曲は「Piece Of My Wish」、これは前回の記事で、
今井美樹のヒット曲として取り上げました。
しかし、あえてもう一度同じ曲を紹介するのには訳があります。
今井美樹の「Piece Of My Wish」をYouTubeで探している時のことです。
見慣れない歌手名で「Piece Of My Wish」を見つけ、何となく試しにと、聴いてみたのです。
第一印象は、今井美樹の歌声のイメージが強くて頭から離れないため、はっきりしませんでした。
でも何となくこの歌声に惹かれ、お気に入りに登録しました。
それから1週間後、今井美樹の記事を書いている時、
記憶にないPiece Of My Wishをお気に入りに発見。
「なんだこれ、こんなのいつお気に入りの残したんだろう?とりあえず聴いてみようか。」
聴いてみて納得
「そう言えば、何となくインスピレーションが働いて、お気に入りに残したんだっけ。」
聴いていくうちに、とても懐かしい感情が込み上げてきて、それはすぐさま感動に変わりました。
暫くすると、私は自己嫌悪に陥ってしまったのです。
「なぜあの時、これだけの歌手を、すぐさま見抜けなかったんだろう・・・。。。」
そして何度も何度もYammyの燃え上がるような歌声を聴いて行くうちに
このイメージはゴッホの「ひまわり」だろうかと思い始めました。
でも目を閉じると、浮かんで来たのはゴッホの「ひまわり」ではありません。
浮かんで来たのはジャン・フランソワ・ミレーの「羊飼いの少女」でした。

Piece Of My Wish - Yammy & etranger

アマデウスのPOPでアート Premium Number11:パープル・モンスーン

アマデウスのPOPでアート Premium Number Last

上田知華+KARYOBIN  「パープル・モンスーン」

作詞・作曲:上田知華 編曲:すぎやまこういち
ピアノ・歌:上田知華 弦楽四重奏:KARYOBIN


上田知華 
今井美樹の大ヒット曲「Piece Of My Wish」の作曲者が上田知華である事は
あまり知られていません。また彼女は今井美樹だけでなく、アイドル歌手にも曲を提供しています。
この事は彼女のファンで無い限り、知る人は少ないと思います。業界の方は例外ですけどね。。
時をさかのぼる事28年前、実は、彼女は扇風機のコマーシャルに出ていたんですね。
そのCMの中で、自作曲を歌っていました。それが「パープル・モンスーン」です。
この曲は息のなが~い人気曲で、今でも毎日何人かの方がパープル・モンスーンのキーワードで
私の記事懐かしき80’sこの一枚 上田知華 1:パープル・モンスーンにやって来ます。
(パープル・モンスーンのキーワードで私のブログに訪問される皆様、ありがとうございます。)
私もこのCMで彼女の虜になったものの、昔の事ですから、なかなか歌手名が分からず困っていました。
この頃私はジャケ買い(ジャケットのデザインでアルバム購入を決定する事)を時々していました。
ある日のこと、いつもの様にジャケ買いしたアルバム(レコード)を聴いてびっくり。
この曲はあの時CMで聴いた曲じゃないか!ずっと探し続けていたあの曲じゃないか!
何かに導かれるように、彼女のアルバムにたどりついたのでした。


KARYOBIN
パープル・モンスーンと言えば、後にも先にもない音楽スタイルです。
ではどんな音楽スタイルなのか?それは楽器編成が大きく関わってくるのです。
上田知華はピアノを弾きながら歌を唄います。ここまでならよくある普通のピアノ弾き語りですよね。
なんと、ピアノ弾き語りに、専属の弦楽四重奏団「KARYOBIN」がいるのです。
別の言い方をすれば、ピアノ五重奏を伴奏に歌を唄うスタイルとでも言っておきましょうか。
ここで特筆すべきは、弦楽四重奏団「KARYOBIN」のメンバーの演奏技術
彼ら(彼女ら)は、どこのオーケストラのメンバーとしても通用する程の腕前を持っていました。
しかし彼ら(彼女ら)はその道に進まず、上田知華と共に音楽活動に入る事を決意したのです。
おかげで私達は素晴らしい音楽を耳にする事ができるわけですね。
私達は彼ら(彼女ら)の勇気ある決断に感謝しなければなりません。
だって、彼ら(彼女ら)の勇気ある決断がなければ、上田知華の音楽は
単なるピアノの弾き語り音楽に終わっていたかも知れないのですから。
しかしながら、当時の人達にはあまり受け入れて貰えなかったようです。
クラシックでもなくポップスでもない中途半端な音楽として捉える人も多々いたみたいですね。
かの有名な○モ○は、上田知華のことを、とっても厳しく批判しました。
「彼女(上田知華)は将来有望な4人の音楽家達の未来を奪ったんだ」と


編曲
パープル・モンスーンの編曲はすぎやまこういちとなっていますが、
アルバム収録曲の多くは、歌い手である上田知華が行っています。
デビューアルバムの頃は少ないですが、アルバムを出すごとに上田知華が頭角を表し、
彼女の編曲は冴え渡り、手がける編曲数も増えていくのです。
この頃の彼女のアレンジからは、耳を澄ましてよ~く聴くと、ブラームスやシューベルト、
シューマンといったクラシックの大家の作曲技法が聴こえてきます。
だから一風変わった今までにない音楽がどんどんと誕生していったのです。


クラシックからポップスへの掛け橋
私は高校生の頃、クラシックばかり聴いていました。
社会人になり、いろんなジャンルの音楽を聴こうと決意しました。
けれど私にとって、クラシックとポップスには大きな超えられない壁が幾つかありました。
この壁を乗り越える手助けを最初にしてくれたのが、上田知華+KARYOBIN の音楽です。
彼女達(彼ら)の音楽を聴けば聴く程、壁がどんどん崩れていったのです。
当時としては、ポップスにおいてどうしても許せない事が一つありました。
それはフェイドアウト、ポップスってフェイドアウトしながら音楽を終える事が多いですよね。
「クラシック音楽はきちんと演奏を終えるのにどうしてフェイドアウトするんだよお~」
って常に不快感を覚える毎日だったんですね。今から思えば、何でもない事なのですが・・・。
この時上田知華+KARYOBIN の音楽はクラシックからポップスへの掛け橋となり
こう言った不快感は徐々に消えて行く事になるのです。
できればこのスタイルの音楽、もう一度復活して貰いたいものですね。


ではYouTubeでパープル・モンスーンを聴いて頂きましょう。

パープル・モンスーン
上田知華+KARYOBIN 



↓オリジナルが消されてしまった場合、こちらで再現コンサートをお聴き下さい↓


現在、上田知華+KARYOBIN のCDは廃盤となっているため、オークションでしか手に入りません。

ちなみに私は上田知華と同い年です。さてここで問題です「私は何歳でしょう?」


お顔のしわは b.glenで解決