雑食photo

ぼちぼち写真が増えてきました。


写真停滞中にて本ネタ始めました。

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

ぬしさまへ

ぬしさまへ (新潮文庫)/畠中 恵

さて、畠中恵さんの、一太郎シリーズ、2作目です。(しゃばけシリーズ2作目)

前回は長編でしたが、今回は短編集になります。


まぁ、いつもどおり、廻船問屋長崎屋の一太郎さんは毎度の事ながら、寝込んでおります(笑
相変わらず、周りは妖怪だらけでいつも賑やか。そして、気が付くと、難事件ばっかり。


さて、今回は、気に入った一編を取り上げさせてもらおうかと思います。
題名はそのまんま、「仁吉の思い人」。

ちょっと、いつもより寝込み具合のひどい一太郎さん。手代の仁吉と佐助はどうにかして、色々な薬を一太郎さんに飲ませようとするのだが、今回はイマイチ飲んでくれそうにない。そして、一太郎さんが薬を飲んだら、仁吉が失恋話を語るという羽目に。さて、普段からモテモテのはずの仁吉さんが振られた相手とは・・・。


基本的に、難事件に巻き込まれる話がほとんどなんですが、こういった感じで、登場人物のほのぼのとしたエピソードが混じっているの言うのも、面白いなと思います。気軽にざくざく楽しく読めるのでオススメです。

憑神

憑神 (新潮文庫)/浅田 次郎

最近短編が並んでましたので、そろそろしっかりしたものを・・・。


本自体は、オイラの本の好みを知ってる友人からのプレゼントにていただきました( ̄ー+ ̄)
すぺしゃるサンクスです、ハイw 当たりです(-_☆)Vぶい


時は幕末、そろそろ武士の時代が終わる頃のお話です。
不遇の御家人、彦四郎さんは文武に秀でながらも、蕎麦一杯の小遣いもままならない生活を送っています。酔っ払って、勢いで拝んだ祠から出てきたのは、なんと貧乏神。どんどん運に見放されていく不遇の彦四郎さんですが、衝撃の結末が・・・。


いつの世でもあることだとは思うんですが、人が良くて、仕事が出来る人ってのは、大概、運が悪いんですよね。本作の主人公の彦四郎さんもそんな中の一人で、人がいいから悩み事も多く、仕事が出来るので疎まれる。本当は正直者が馬鹿をみるような世の中じゃダメだとは思うんですけどね。


さらに付け加えると、世の中に流されるのが利口で、偏屈なのは馬鹿なのか・・・。大概、彦四郎さんみたいなのは、世の中に流されきれず、時代にも取り残され気味だったりします。


でも、結局は、自分が何を信じるかなんだとは思うんですよね。運が悪かろうが、偏屈者呼ばわりされようが、自分が思う所のまま、真っ直ぐに生きて、人生を終えられたら十分でしょう。


まぁ、それがしずらい世の中になってしまっているのも現実ですけれども・・・。

真っ直ぐに生きる輝きと、若干の儚さを見せてくれる一冊かなと思います。がっつりオススメにしておきます(笑

町長選挙

町長選挙 (文春文庫)/奥田 英朗

さて、伊良部さん、暴走シリーズ、第3弾です(笑


今回は、「オーナー」「アンポンマン」「カリスマ稼業」「町長選挙」の4本が収録されております。

「オーナー」「アンポンマン」の2本は「伊良部さんが現実世界に出てきたら・・・」という願望!?を叶えてくれますw
「オーナー」に出てくるのは、某野球球団の元オーナーさんそっくりやし、アンポンマンは某IT企業の元社長さんやし。


さて、表題にもなっている、「町長選挙」について、ざっくり紹介しますと、コンビニも何も無い離れ小島に赴任することになった、伊良部さん。ちょうど、町長選挙の真っ最中で、町全体が戦争状態。ひょんなことから、伊良部さんをどちらの陣営に取り込むかで賄賂合戦。最初は伊良部さんも能天気に喜んでいたものの、嫌気が差して来て引きこもりに・・・。


相変わらず、伊良部さんは暴走してるのですが、今回はなかなかほのぼのとした話が並んでいますので、気持ちよく読み終われるかと思います。


1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>