ご訪問いただきありがとうございます
ひとりっこの遠距離介護の
日常を綴っています
パーキンソン病の講演会に
行ってきました
病気そのものについてのお話の他
お薬のこと
治療の進め方
治療の効果を高めるために
大切なこと
また皆さんからの質疑応答
交流会など
何もわからない私にとって
とても有意義な時間でした
父がパーキンソン病と
診断されたときに
基本的なことは
もしかしたらお医者さんから
説明があったのかもしれないけど
その時付き添っていたのは母
付き添う家族が変わっても
お医者さんは
説明なんてしないから
今回、この講演で
お話が聞けて本当に良かったです
備忘録として記しておきます
お薬で治療する上で大事なことは
生活習慣を整えること
同じ時間、同じ回数で食事する
水分を多く取る
薬は腸で効くから
少ない水分で薬を飲んでも
胃が動かないのでは
腸まで届かない
胃腸の働きを整えるには
食べたり食べなかったりするより
同じ時間、同じ回数がいい
パーキンソン病につきものの
便秘について
薬に頼るのは仕方ない
2日に１回出たらOK
１回２００CCくらい水分は摂ると良い
すくみ足など運動器の問題は
パーキンソン病だけが
原因とも限らない
加齢によって首、お尻、太ももが痩せる
痩せたら筋力も低下するから
良く体操する
半年続けると明らかな違い
病院のリハビリの目的は
「病院から家に帰るためのもの」
なのでパーキンソン病患者が
行う体操や
運動などは目的が違う
（筋力維持、歩行機能向上、転倒防止）
治療をより有効なものにするには
運動は週３回＋胃腸を整える
ことが望ましい
５年たったら薬の効きが悪くなる？
→そんなことはない
生活習慣を整えて正しく薬は飲む
ただし、薬の調整はずっと必要
かかりつけ医と同じように
かかりつけ薬剤師を作っておくと
いろいろ相談できていい
パーキンソン病の主治医だけでなく
いろんなお医者さんの目があるといいので
一般病院（内科）もかかって
おくことを勧める
などでした
それに加え、父は血圧が１７０だったり
急に８０台、７０台になることもあり
とても心配
その相談もさせていただいたら
まずは低血圧で「気絶」しない
ということが最優先
体力がないから血圧も下がる
水分をとって、体力をつけないと
高血圧で治療をしたいときに
治療もできない
とのこと
また一人暮らしの父が
一人で暮らせなくなるかもしれない
その見極めはいつ
どんなタイミングか
ということについても
薬で症状が抑えられない時間が
長くなった時に
ケアマネさんや主治医に相談
ではないですか？と
なるほど、、、
とても参考になる！
なかなか主治医の先生から
聞くことができないし
質問もしづらいので、、、
でも今回とても丁寧に
わかりやすくお答えいただけて
モヤモヤが少し晴れました
最後にお席の近くの方と交流
私がお話した方は
ご夫婦でいらしてた方
ご主人様がパーキンソン病で
父と同い年の方でした
運動面では問題なく
時には一万歩歩く時もあるとか
同じ病気でも
楽しみを見つけて楽しく
過ごされている様子でした
人によって本当に
症状も困りごとも様々ですが
お伺いしたお話が
きっと今後、私の助けにも
なると思います
貴重なお話を聞かせていただき
感謝でした
私は遠距離介護なので
服薬や運動、生活習慣は
いつも近くでサポートは
できないし
課題ではあるけれど…
できることはあると思うから
今回得たことと合わせて
またいろいろ
試行錯誤していきたいと思います
アメトピに掲載されました
自宅と実家、片道３時間
パーキンソン病持ちの父の一人暮らしに
不安しかないひとりっこの私
母が急逝、遠距離介護は突然やってきた
心配は尽きないし激変した
不安定な生活を安定させるため
やることはまだまだある