遠距離介護の始まり。介護申請までの道のり | ひとりっこの遠距離介護が始まった

ひとりっこの遠距離介護が始まった

2023年6月健康自慢の母が亡くなった。
ある日突然やってきた父の介護。遠距離、ひとりっ子、初めて知る介護の生活。激変した生活の記録。

 

 

 介護申請をするまでの疑問

 

 

 

母が亡くなり1人暮らしに

なってしまった父

 

家のことで、できないことは

あるけれど、自分の身の回りのことや

車の運転もできる

 

 

この状態は介護申請できるものなのか?

 

 

とはいえ、パーキンソン病を抱え

足元がおぼつかないこともあり

1人の時に家の中で転倒して

動けなくなったら?

 

 

母が亡くなってから納骨までが

終わり、今度は父の今後の生活に

本格的に向き合わないといけない

 

 

 

 頼れる地域の人

 

 

私がひとり悶々と考えていたところに

近所の人が介護保険の利用ガイドを

持ってきてくれた

 

 

 

 

いつも行く内科の先生も

〇〇さん(父)がこの先

安心して暮らしていけるように

とにかく早く介護の申請しましょう

 

「もう今日の帰りに役所に寄って、

申請してから帰ってね!」

 

 

これまでの私が思う介護は

体が動かせない人のお風呂や

食事介助とか、、、

重度のことを想像していた

 

 

 

だとすると、父はまだ

何でもできるから申請しては

いけないのではないか?

 

 

とためらっていた

 

結局のところ申請をしてみないと

介護保険のサービスが

受けられるかなんてわからないんだよね

 

 

ご近所の方と内科の先生が後押し

してくれたおかげで申請することができた

 

心配していろいろと教えてくれたり

持ってきてくれたり

 

本当にありがたくて感謝の気持ちでいっぱい

 

 

 介護認定訪問

 

母が亡くなって3週間目

市役所の方と日程を合わせて

介護認定をするための訪問が行われた

 

 

ここにはもちろん私も同席

同席する、これが結構重要

 

 

困りごとや心配ごと、出来ないことなど

役所の方にお話しする大事な場でもある

 

 

しかしながら、当の本人は

「特に困ってることはないんだよね」

とか言い出すわけです

 

 

 

それに、いいとこ見せたい的な感じで

頑張っちゃう 

 

「出来ますよ」みたいな

 

 

それでは本当の日常は伝えられないから

私は横やりを入れるんです

 

 

私「〇〇はできてないじゃない

1人でこの先やれる?」

 

父「あぁ、言われればそうだな」

 

私「こうなったときは、ひとりでどうする?」

 

父「うーん、、、」

 

こんな問答が続きます

 

 

 

母が急にいなくなってまだ3週間

まだまだ悲しみに暮れている真っ只中

 

 

時折母の話を交えると涙の止まらない父

 

 

役所から来てくださった女性は

父にとって、とても話しやすかったらしい

 

 

 

 

 父の気持ち

 

 

「近所には同級生がいっぱいいる

介護を受けている人はいないから

あいつは介護を受けているんだ

と言われるのは嫌なんだよね」

 

 

市役所の方と話していて出た気持ち

 

 

そりゃそうだよね

その気持ちも十分わかる

 

 

こういう人の方が多いんだと思う

 

 

だから役所の方は優しく

「お金払ってお手伝いさんを雇ったと

言ったらいいですよ」

と言ってくれた

 

 

父もうなずいていた

 

 

人によっては介護が必要でも

 

 

「介護なんて必要じゃない!!」

 

 

といって申請すらさせてくれない

ご高齢の人もいて頭を悩ませる

ご家族もいらっしゃるよう

 

 

父はすんなり受け入れてくれたので

私の負担は一つクリア

 

 

介護認定訪問から3週間くらいで

介護申請の結果がわかるとのこと

 

 

 

ひとまずは結果待ち

 

 

 

 

    

横浜の自宅と伊豆の実家、片道3時間

難病持ちの父の一人暮らしに

不安しかないひとりっこの私

母が急逝、遠距離介護は突然やってきた

 

心配は尽きないし激変した

不安定な生活を安定させるため

 

やることはまだまだある