高齢者の父の運転問題 | ひとりっこの遠距離介護が始まった

ひとりっこの遠距離介護が始まった

2023年6月健康自慢の母が亡くなった。
ある日突然やってきた父の介護。遠距離、ひとりっ子、初めて知る介護の生活。激変した生活の記録。

実家から自宅に戻ってきて数日後

 

日曜日の夕方、見慣れない電話番号からの

着信に出てみると父の以前働いていた

会社の人からだった

 

 

「お父さんが事故って」



その言葉を聞いて血の気が引いた

 

 

 

「無事だから大丈夫なんだけど

一応救急車で病院に行ったから」

 

 

父の元職場は温泉宿泊施設で

どうやらお風呂に入りに行ったらしい

 

 

駐車場のコンクリの壁に、前向き駐車で

正面からぶつかったとのこと

ブレーキのつもりでアクセルを

踏み込んだんでしょうね、、、、

 

 

 

幸いにも、コンクリの壁だから

破損したものはなく、誰もケガをしていない

本人も打撲も骨折もなく無事

 

 

 

自宅からは車で15分くらいのところ

 


温泉へは気軽に入りに行けるのだけど

私は前から父の車の運転が心配だった

 

 

それは亡くなった母も同じで

すごく心配していて運転をやめてほしい

ってずっと言ってた

 

 

もともと車の運転は上手かったけど

パーキンソン病のこともあり

近年は動作もずっと遅くなっている

 

 

とっさの時に、以前のように

すぐ反応できないんじゃないか?

 

 

誰かをケガさせたり、何かを壊したり



ニュースで見るような高齢者の運転事故

でも起こしたら取り返しがつかない

 

と、思っていたことが半分現実になった

 


父の病院に付き添ってくれた

元職場の女将さんが

 

「1人の家に帰すのは心配だから

今日はうちに(宿泊施設)に泊まって

もうらうから、大丈夫ですよ」

 

といってくださったので

私は翌朝、また実家へ帰ることにした

 

 

 

この事故を機に

本当に運転をあきらめてもらいたい

 

 

父が運転を諦めるのは、多分簡単じゃない

説得にどのくらい時間がかかるかな

 

 

娘としてまた一つ、やるべき課題が、、、

お母さん、私一人で説得できるかな?

もう一緒に説得してよー

 

 

 

    

自宅と実家、片道3時間

パーキンソン病持ちの父の一人暮らしに

不安しかないひとりっこの私

母が急逝、遠距離介護は突然やってきた

 

心配は尽きないし激変した

不安定な生活を安定させるため

 

やることはまだまだある