映画『フェリシーと夢のトウシューズ』 | 宇宙の限りなき優しさの中で

宇宙の限りなき優しさの中で

大好きな映画や音楽、日々の生活で感じたことを綴ります。

 
久しぶりに民放の連続ドラマを観てる。

それは映画版も感動作だった『チア☆ダン』。

映画版の9年後をオリジナルストーリーで描いた作品で、
第1話には映画版で主人公役だった広瀬すずさんも出演してた。


主演は土屋太鳳さんで、オダギリジョーさんもおもしろい。

毎回観ていてジーンとなる物語で、第2話のメッセージは、
「現実は厳しいものだ。だからって諦めるのか?」 だった。


そして、それと同じメッセージの映画も観ることに…

その映画はCGアニメの『フェリシーと夢のトウシューズ』。

踊りが大好きでパリでバレリーナを目指す少女の物語。

WOWOWで吹替版の放送があって期待せずに観てみたら、
なかなかおもしろいじゃないか〜!な作品だった。



映画『フェリシーと夢のトウシューズ』吹替版予告編



物語の中で主人公にダンスを教える女性の吹替の声が、
黒木瞳さんのような…と思ってたら、やっぱりそうでした。

で、主人公の声は?ってチェックしたら、なんと土屋太鳳さん。

今 私には、ダンスと土屋さんがプチブームなのか?(笑)





この作品を手掛けたのは、感動映画『最強のふたり』の製作陣、
映画『カンフー・パンダ』のアニメーション・ディレクター、
そして振付を務めたパリ・オペラ座バレエ団芸術監督。

なるほど、おもしろいわけだよね。


物語の中で特にジーンときた場面は、
施設で子供たちの生活態度に厳しかったおじさんが、
ここぞってときに見せる真の優しさ。

おじさんやるね〜、すごくカッコいいよ。

こういうシーン、たまんなく好きです。





現実は時に厳しいものだ。

キラキラ宇宙系のメッセンジャーたちは「そうじゃないよ〜」と言うかもしれないけれど、そんな話はおもしろくはない。

壁にぶち当たって、乗り越えることに人生の醍醐味もある。

そんな中で、人の真の優しさに気づくこともたくさんある。

いい映画を観ると、改めてそう思いますね。


あとね、アメリカに寄贈する自由の女神像が登場するとこが、
個人的に好きなシーンでした。






最後に、この映画からの音楽をご紹介。

プチブームはダンスと土屋太鳳さんだけではなかった。

前にシーアの楽曲で土屋さんが踊るMVも紹介したけど、
この映画にもシーアの楽曲が挿入歌で登場する。

映画『ワンダーウーマン』に続いて、またもシーアの歌。


では今回の曲は、シーアがこの映画のために書き下ろした
オリジナル曲で劇中挿入歌の『Suitcase』。


Suitcase / Sia