物語のメッセージがとても心に響き、私はこの映画大好き。
WOWOWで2日連続放送の字幕版と吹替版の両方を観て、
どちらもすごくよかった。
では今回は、この映画の吹替版からの名言を紹介します。
物語に登場する、歴史の裏で戦争となりうる原因を振りまいて、
愚かな人間という存在を滅亡させようとする軍神アレス。
「奴らは守る価値など何も無い」 と話すアレスに対し、
主人公のワンダーウーマンが力強く言うセリフ。
価値の問題じゃない。
大事なのは 何を信じるか。
私は愛を信じる。
映画『ワンダーウーマン』予告編
この映画の監督は、女性監督のパティ・ジェンキンス。
ワンダーウーマンのダイアナを演じたのは、ガル・ガドット。
ダイアナと行動を共にするスティーブ大尉を演じたのは、
映画『スター・トレック』の新シリーズのクリス・パイン。
まず、予告編の後半のタイトルコールでも流れるテーマ曲、
劇中でのその使いどころがとってもよかった。
この作品に込められたメッセージはここだなと感じたのは、
ある光景を見て「なぜ?」と戸惑っているダイアナに、
スティーブが次の言葉を話して説明するシーン。
「それが人間なんだ。
誰か一人の悪者のせいにできたらどんなに楽か…。
そうじゃないんだ。みんなの責任だ」
そして、このシーンの中で彼が語った言葉が、
名言として紹介したダイアナのセリフにつながってゆきます。
あと、これは私の個人的な感想なんだけど、
この物語の中のアレスと、聖書の中のサタンが重なった。
アレスから人類を守るワンダーウーマンの次のワンシーンも、
聖書の中のイエスの十字架の形と重なった。
聖書でも、映画『スター・ウォーズ』でも語られる、光と闇。
「誰の心の中にも 常に光と闇がある。
選択によって人は決まる」
そう語るダイアナが学んだ、この世界を救えるものとは…
その答えは、ぜひ映画をご覧になってください。
人生で目の前の現実に対しての選択がいかに大事か、
この物語の登場人物たちを通して教えてもらった気がします。
最後に、とても印象に残ったひとつとして、
劇中のガル・ガドットの笑顔がとてもステキでした。
今回の曲は、映画『ワンダーウーマン』のエンディングソング、
シーア feat. ラブリンス の『トゥ・ビー・ヒューマン』。
この楽曲の歌詞の和訳付き動画です。
To be human is to love ... とてもいい歌詞ですね。
To Be Human / Sia feat. Labrinth