うちには3月に養子縁組?した二人の娘(もしくは二匹)がいる。
娘なのだが、この二人は親子関係にあたる。
いわゆる「シングルマザー」をうちの養女として迎え入れた。
母親の方は美しい、つややかな毛をしている。
目も大きいし、生まれながらにアイラインまで入っていて、
メイク要らずの美人だ。
肌(肉球ともいう)もピンク色のつやつや、ぽちゃぽちゃで
風呂上りなど裸の時にまとわりつかれようもんなら、
パジャマを着ないで抱きしめたくなる。
見た目は聡明なかんじなのだが、どこか妖艶で
いかにも男が寄ってきそうな雰囲気も漂わせている。
昨春、ついに事件は起こる。
この母親は節操がなく、どこの誰だかわからん
男の子供を身ごもり、一人(一匹?)で出産してシングルマザーになった。
行きずりの男に身体を許してしまったのだ。
多分、寂しかったのだろう。
しかし男を見る目はあったようだ。娘はとびきり可愛い。
男に捨てられた母親は、子供に食べさせるために頑張っていた。
それを夏前に、母子寮を営む人に娘とともに保護されたのである。
彼女にはもう1人子供がいたらしいのだが、その子供は誰かに
誘拐されたらしく、母親はあまり語りたがらない。
そしてこの母娘の里親を募集しているサイトで保護主さんと知り合い、
私となぎはこの母娘を養子に迎え入れた。
母子寮がいっぱいだったというのも理由のひとつだ。
ちなみにこの母子寮に入るには、二度と子供を生めない体に
なるのが条件である。母親は子供と自分が生きていくために
涙をのんでその道を選んだに違いない。
変わって娘の話である。
もうこの娘もいい年頃だ。
毎日、挑発するかのように「ヒョウ柄」を着ている。
体つきは母とは違いスリムだが筋肉質、それでいてしなやか。
おそらく父親似なのだろう。しつこいようだが美形である。
この種の生物としては完成形でなかろうかと私は思う。
ま、誰でも自分の娘というものは可愛いものだね。
娘は思春期でおなかが空くのか、普段ははにかみやなのに
食事どきになると、ものすごくおしゃべりになる。
未だかつて食事に文句は言った事はないが、時々無言で
皿の中に残してある。
今朝などはよほどおなかが空いていたのか、あろうことか
私が朝食にしようと、昨日焼いておいた食パンに歯形だけつけていた。
叱ろうと思ったが…
「ごめんねぇ。」と可愛い声で謝られると許してしまった。
うちの娘たちには、外に出る事を一切許していない。
おかしな男にたぶらかされては大変だ。
(子供が出来ないんだから妊娠の心配はないのだが)
事故に遇われても困るので、まさに箱入り娘である。
二人とも日がな一日、思い思いに食事したり、遊んだり、
寝て
寝て
寝て
寝て
寝て
一日のほとんどを寝て過ごしている。
家事も何も手伝わない。 爪も自分では切らない。
その代わり、電話やネットもしない。
服も欲しいとも言わない。娘なんかヒョウ柄の一着だけでは
物足りないだろうとも思うが、とにかく物欲というものがない。
母親が喜ぶのが「ピンポン玉」
娘が喜ぶのは「ネズミの人形」
ネズミの人形といってもミッキーマウスのことではない。
母親の方はなぎの姓、娘の方は私の姓を名乗らせている。
これに特に意味はない。
とにかく愛い娘たちなのであるよ。
ねぇ、 くーちゃん♪





