こんにちは🌞

2022/08/17、NEWSの12thアルバム『音楽』が発売されました🎉🎉🎉




はじめに



3人になって初めてのアルバム、『NEVERLAND』『EPCOTIA』『WORLDISTA』『STORY』の四部作を終えて初めてのアルバム。

発売前のダイジェストなどを聴いた第一印象は、「落ち着いた楽曲が多い」ということ。

四部作がファンタジー要素強めだったし、毎回終盤にはパンチの効いた激しい曲があったからかな?(『BLACK FIRE』『FIGHTERS.COM』とか)
まあその分シングルが8曲も入っていて、それらがバラエティ豊か。

しかも3人になってからのシングルのカップリングが攻めた曲が多かったから、3人の歌声がじっくり堪能できる落ち着いた曲が多いのはライブを構成していく上で良いバランスなのかも。

僕は基本アルバムはシングルを抜いてスマホに取り込むんですよ。(シングルはリリース当時に取り込むから重複しちゃって容量が...😅)でもこのアルバムはシングルを含めた全曲含めて一つの物語になっています。

そもそもシングル曲が8曲も入っていて、ベストアルバムというわけでもないのにここまで統一感があるのは『音楽』というタイトルである事とInterludeの存在によるものだと思います。

四部作のNEWSのアルバムは、Interludeが結構入っているんだけど、今回も入っています。

しかも書いたのは加藤シゲアキ、それを読むのが松たか子。

いやすごない?

シゲがInterudeの詞を書いたのは初めて。四部作を終えたタイミングで、ましてやここ数年で受賞や舞台脚本など様々な経験を経たこのタイミングで!満を持して!

このInterludeなしでは本作を語れない。それくらいシゲの作る話と松たか子さんの朗読の素晴らしさが、もう、素晴らしかった。(語彙力)


前置きが長くなってしまいましたが、とにかく書いていきます✍️

※シングルはリリース時に感想を書いたし、Interludeの感想書くのも野暮な気がするので割愛します。




『TRIAD』


本作のリード曲。
メンバーが27種類の楽器に触れて音を奏でました。歌声だけでなくサウンドまでもメンバーによるものっていうのはNEWSとしては『QUARTETTO』以来?ただ『QUARTETTO』はあくまでメンバーをイメージした生活音をサンプリングしてるから楽器となるとまた違うか。

まっすーが楽器に触れてるのすごく新鮮なのでMV観てください。ドラムを叩く増田さん可愛い。


まずね、冒頭の
小山「NEWS」
増田「12th」
加藤「音楽」
のパート割(?)が天才よね。

伝える力に長けているリーダー小山が言う力強いグループ名、まっすーの流暢な英語発音、シゲが言う「音楽」という日本語。
シゲだけ日本語というのもなんともマッチしてる。

そうそう。この曲のシゲといえば、ギター。
シゲだけこれまでもソロ曲でギターを弾いたパフォーマンスなど楽器に触れる機会が多かったから本作でもギターをかき鳴らしています。そこでガラッと雰囲気変わるのがカッコ良いよね。
しかもそのパートもシゲっていう。
さらにそのパートの歌詞も好きなんですよね。

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無限ループのような日常も
所詮誰かの陰謀だとか
矛盾だらけ積もった葛藤
吹き飛ばすように

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無限ループのような日常を送っていく中で音楽という存在が与えてくれるとてつもないパワーがあるという事を改めて実感させられます。

そして、2番の小山パートの歌詞も好きです👇🏻

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この声で この場所で
ずっと歌い続けたいんだ共に

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まっすーがSTORYライブで表明してくれた「ずっとこの仕事を続けていきたい。NEWSで」という言葉を思い出します。

3人が心からそう思ってるのが伝わっているし、ファンもそうあって欲しいと強く願っています🤟🏻




『カノン』


夏の終わりと人生の儚さ美しさを照らし合わせるように歌ったエモーショナルな楽曲。

こんな序盤でこんな切ない曲入れてくれるの凄い。

NEWSはね、夏曲が多いんですよ、本当に。
夏ライブやる事はそう多くなかったけど、NEWSが夏を振り返るとやっぱり色んなことが思い出されます。4人体制初めてのライブやトラブルがあった2016年の24時間テレビ、これまた色々あってからの15周年記念ライブ。

そんな夏の日々が思い出されますね。

歌詞を見ると、『エンドレス・サマー』のアンサーソングと言ってもおかしくないくらい当てはまっている気がします。

“夏”という言葉だけでなく、“扉”や“夢”など様々な言葉が共通しています。

何よりここ☟
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あこがれという おもちゃの羽根で 
飛べる気がしてた
/『エンドレス・サマー』

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あこがれだけじゃ
叶わないって

最初からわかっていたって
/『カノン』

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切ない!!しかもどちらも“あこがれ”が平仮名!作詞作曲は両曲ともヒロイズム!書いててより確信に近づきました。


まっすーのフェイクがたっぷり堪能できるのもありがたい。




『ポリリズム』


このタイトルを観れば多くの人が某Perfumeさんの楽曲を思い浮かべますよね。

あちらの『ポリリズム』は近未来的印象がありますが、こちらはどこかレトロ感のあるおもちゃ箱のような楽曲。

機械仕掛けのおもちゃ、みたいな。

NEWSのアルバムには電子サウンド感のあるm-flow曲が入っているのが定番だけど、このアルバムだとこの曲がその位置づけかな?

“ポ!リ!リズ!ム!”のテンポが癖になる。

振り付けは『Perfect Lover』みたいな感じだと予想!




『pink moon』


落ち着いた楽曲が多い本作の中でも屈指のバラード。

『FOREVER MINE』っぽさがあるし、“月”から『戀』も連想されるから増田さんイメージが強いんだけど、実は小山さんがすごく輝いてるなと感じました。

そもそもこの曲調かつ基本ソロパートで繋ぐ歌割りだから3人の歌声がじっくり堪能できます。

特に小山さんのファルセットが聴けるのは割とレア。もちろん安定の下ハモKちゃんも活躍しているので要チェック✅




『KMK the boys rock you all!』


楽曲詳細が解禁された時にコーラスに佐々木久美の名前があって「日向坂の!?!?」となったのは僕だけではないはず。。。

KMKは小山増田加藤を表す言葉。4人のNEWSを表す記号が□▽△◯だったけど、これからはKMKが定着しそうですね。
(インスタのハッシュタグでは4人時代からnews_ktmkが使われていましたが🤫)

ダイジェストが公開された時、増田さんのトンデモパートから始まったから「これが毎度恒例のアルバム終盤のパンチの効いた楽曲か...?」と思っていたけど、フルで聴いたら全然印象違ってビックリ!

イメージは完全にディ○ニー。

四部作がファンタジー要素強めと冒頭で書いたけどこの曲はそれとはまた違った非日常感。これまでのNEWSの曲になかったパレード!って感じ。

ライブではJr.に大きい旗振ってて欲しい。
というかこの曲は4人時代でいう『4+FAN』みたくライブ定番曲になって欲しいな。

あとね、初めてフルで聴いた時“重なり合う〜”からの増田さんパートが息多めでテゴみを感じた。(テゴ担の亡霊現る────。)




『走れメロスのように』


武田鉄矢作詞の楽曲。

増田さんとシゲが『3年B組金八先生』でお世話になった武田鉄矢さんに!20年以上の時を経て楽曲提供て!エモ!

当時、今ほどファンもいなかったであろう2人を見てきた武田鉄矢さんがさ、“たった1人のために唄い続ける”という歌詞を書いてくれたのって恩師からの教訓にも感じられますよね。

自軍贔屓ではあるけど、実際NEWSは本当にファンが1人になってしまっても歌い続けてくれそうな気がするんだよな。そう思わせてくれるほどの「僕たちファンのために歌う事を辞めない」という信頼が3人は既に強くあります。


でもね、“休みの国はどこにもなくて”で現実突きつけられてしんどいです笑




『Coda』


『音楽』というアルバムを締めくくる最高の音楽です。泣ける。

NEWSが作っていきたい曲ってこういう皆で唄って一つになれる曲なのかもしれない。
合唱曲として普及して欲しい。

すごく好きな曲なのにうまく文章化出来ない。

とりあえず、どれだけ気分が沈んでもそっと手を差し伸べてくれる、自分にとってNEWSって本当にそういう存在なのだと再認識させられました。

ちなみにInterludeではないのに松たか子さんの朗読が最後に入っているから曲しか聴いてない人は最初から全曲聴く事になるでしょう。




おわり


『Coda』の歌詞をなぞって言うと、今NEWSはまさしく夜明けにいるのかもしれないと思う。3人になってから2年。四部作を完結させて1年。今もコロナ禍は過ぎ去っていないけれど、確実に今のNEWSにメンバー自身が自信を持てているのが伝わってくるし、これからもたくさん素晴らしい“音楽”を作っていくんだろうなと思えるアルバムでした。


個人的にはNEWSは『音楽』というアルバムを、SixTONESは『オンガク』という楽曲を作ってくれてるのエモいですね。

これからも彼らの作る音楽を楽しみにしています^_^


読んでくださりありがとうございます🐤



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