あらい式整体院のブログ -82ページ目

2-3:頭蓋骨(手かざしによる調整)

頭蓋骨は、歪みますが、整えることも出来ます。


”自分の頭の形は、こんなものだ” とか、

”生まれつきだから、しょうがない” とか、

思い込み、あきらめている人が多いのは、

もったいないなと思います。


「0-2:私の場合」で書いたように

見た目の変化に加え、

さまざまなメリットがありますので、


頭蓋骨の調整が、私の施術方法に限らず、

もっと一般的になり、

気軽に受けたり、

自分で出来たりするようになればと、

願っています。



◆施術の流れ


手かざしによる、頭蓋骨の調整は、

以下のような流れで、進みます。


1.鏡を見ながら、一緒に歪みの確認をします。

2.私が、手をかざします。

3.再び、鏡を見て、整ったかどうか、確認をします。



◆歪みのチェック


頭蓋骨の歪みのチェックは、


・耳の位置と、

・頬骨の位置の

左右の上下差で確認します。



1.鏡の前で、頭をまっすぐの位置にします。


骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-頭蓋骨-まっすぐ2

2.両手の人差し指を水平に伸ばし、

  軽く耳の穴にあてます。

  左右の高さに差がないか、確認します。


骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-頭蓋骨-耳2


3.次は、頬骨です。

  両手の親指を、頬にあて、

  すっと上げていくと、骨にあたります。

  左右の高さに差がないか、確認です。


骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-頭蓋骨-頬骨2


◆手かざしによる調整


通常、イスに座っていただいて、施術します。


・力を抜いて、楽な姿勢で座ります。


・アゴの力を抜き、薄く口が開くくらいにします。


・足も、つま先立ちのようにかかとを上げず、

 足裏が、床につくようにします。



1.私の両手を、頭の左右をはさむようにして、かざします。
骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-手かざし-頭

2.スキャンするようにして、移動していくと

  問題のある場所で、手のひらが反応しますので、

  その位置を保ちます。


3.手のひらの反応が静まったら、他にも反応する所がないか

  スキャンします。


  2と3を繰り返します。


4.どこも反応する所がなくなったら、

  再び、鏡を見て

  耳や頬骨の位置を、確認します。


これで、整っています。

ほとんどの場合、1~2分で終わります。


施術中、受け手の人が、何を感じ、

私が、何を感じるかについては、

「2-1:手かざしとは」 をご覧下さい。



◆顎関節


上記の施術で、アゴが鳴らなくなる人もいます。


カクッという感覚が残る人も、

「かなりマイルドになった」「硬さがなくなった」

という感想が多いです。


希望者には、”V字”で、

頬のあたりに軽く触れ

アゴ周りの筋肉を、

さらに緩めます。



◆動かない場合


施術後も、左右の耳の位置の上下差が、

施術前と、ほとんど変わらない場合があります。


下になっている側の耳が、動いてくれない状態。


胸鎖乳突筋という首の筋肉が、あまりにも硬過ぎて

側頭骨を下に引っ張っている状態です。


この場合は、”V字”で、軽く首に触れ、

この筋肉を緩めると、解決します。



◆自然治癒力


めったにありませんが、


あと少し動けば、完璧に整うのに、

どうやっても、あと少しが動かない人もいます。


この場合は、

その日の施術は、そこまでで終わり、となります。


なぜならば、この施術法は、

私が、骨を一つ一つ動かしているわけではなく、


受け手ご本人の自然治癒力、

あるべき姿に戻ろうとする力、もともと持っている力を


呼び覚まし、手伝っているに過ぎない、

と認識しているからです。


動いてくれないのは、

”今は、これ以上動かない”、”動かしたくはない”という

体からのメッセージと理解し、深追いはしません。


残りは、また次回となります。


他からの力や圧で、無理に動かしているのではないので、

気分が悪くなったりなどの不具合発生がゼロです。


この点が、安全な施術として

皆さんに、お勧めしている理由のひとつです。


次回は、2-4:輪郭 です。

手かざしによる、フェイスラインの調整についてです。

●東京スピマに出展します

来る7月20日(月)[海の日]に開催される、


東京スピマ (東京スピリチュアルマーケット)に


”「スーパー頭蓋骨調整」 by あらい足裏・整体院” の名前で出展します。


場所は、JR 両国駅・都営大江戸線 両国駅から近い

第一ホテル両国 3階の


KFCホール (国際ファッションセンター)です。


今回で、8回目くらいの出展になります。


当日は、いつも通り


骨盤と頭蓋骨の調整のみ実施いたします。


たくさんの方々に、

手かざし調整のすばらしさを、

体験していただきたいと思っております。


ぜひ、いらしてください。

お待ちしております。

2-2:骨盤(手かざしによる調整)

骨盤は、左右の腸骨がそれぞれ別に、

前に傾いたり、後ろに傾いたりして、歪むのがほとんどです。


手かざしでの調整の場合、

どのように歪んでいても、丸ごと調整しますので、便利です。


寝ている状態でも、施術できますが、

通常、立ったままで、施術します。



◆歪みのチェック


歪んでいるかどうかの確認は、簡単です。


1.鏡の前に立ちます。(鏡は腰の部分が映る大きさで充分)


2.足を揃えて、直立します。


3.腰骨の一番高い所に、左右の手を置きます。


骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-手かざし-骨盤-高さ差

4.左右の高さに、差がないか確認。


5.骨盤の前面に、左右の手を置きます。


骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-手かざし-骨盤-前後差

6.上から腰を見おろして、左右の前後差(ねじれ具合)も確認。



◆手かざしによる調整


1.軽く足を開いて、両足に均等に体重をかけ、

  楽な姿勢で、立ってもらいます。


2.両手は、軽く腕組みをするようにして、

  腰まわりから、手を移動してもらいます。


3.私が、受け手の人の腰の

  左右をはさむように、手をかざします。


骨盤・頭蓋骨の歪みと背骨のズレ                         ~ 非接触と弱い圧による調整の一例-手かざし-骨盤
4.スキャンして、手が反応する所で留め、

  反応しなくなったら、次へを繰り返します。


5.ほとんどの場合、1分以内で終わります。


6.最初と同じように、位置をチェックし、

  歪みが整ったのを確認して、終了。



これで、骨盤左右の、上下差、前後差が消え、

歪みがなくなっています。


そして、立ったままだと確認しずらいですが、

脚の長さの左右差も、なくなります。


受け手の人は、

何も感じないという人が、半分ですが、


残り半分の人は、

腰が揺れ動き始めたり、

「どちらかに引っ張られる感じがした」

「動いてる感じがわかった」

などと、おっしゃる方が多いです。


次回は、2-3:頭蓋骨(手かざしによる調整) です。