アリを主人公にした物語を創るブログ -2ページ目

あるアリの物語。第五回


お菓子解体工場に到着したジャックは、

すぐさま仕事に取り掛かります。

ジャックの仕事は、工場に運ばれてきたお菓子を

「あまい」「からい」「にがい」「すっぱい」の

味別に分別していく作業です。

ジャックは長年の間、誰よりも正確にお菓子を

バラしていく技術で、同僚アリから尊敬の念を集めきました。

近ごろ空から落ちてくるお菓子の味は、ますます複雑に、

そして過激になっています。

先週も新人のアリが、お菓子の解体中に奥に隠れた

激辛の成分の直撃にあい、病院に運ばれる事故があったばかりです。

そんなこともあって、分解が難しそうなお菓子や、

初めてみるお菓子は、たいていジャックのところに運ばれてくるのです。

(つづく)

あるアリの物語。第四回



職場へと向かうジャックは道すがら、

背中を丸め、いかにも疲れた表情で歩いてくる

娘のナンシーに気づきました。

父親と同じクロアリなのに、

ナンシーは触覚を茶色に染め、

ジャラジャラとした蛍光色の飾りものを、

引きずるように首からぶら下げています。

「ナンシー、今ごろご帰宅かい?

いったい朝までどこにいたんだい?」

ジャックが声をかけましたが、

ナンシーはうつむいた顔を

ジャックに向けることもせず、

ちらりの片目でみやっただけで、

すれ違って行ってしまいました。

「朝ごはん、父さんが作って

テーブルの上に置いておいたから、

ちゃんと食べるんだよ!」

遠ざかるナンシーの背中に、

ジャックの声は届いたのでしょうか。

(つづく)

頑張って、褒めまくらねば!


ランキングフリークで取り上げてもらったようですが、

私のID「ali」と、一緒に取り上げられている

「褒める!ブログ」の筆者の「infi,」さんとが

さかさまになっているようなんです。

しかも、「褒める!ブログ」では、さっそくアリネタを展開中。

こうなったら、負けていられません。

僕も、褒めまくります~



いやぁ、さすがアメーバブログですね!

ユーザー同士の相互交流を促進させるための

粋なはからいに、間違いありません。

それにまんまと乗っている、私とinfi,さんです。

いやいや、お見事!>アメブロスタッフ

そして、この事実をいち早く発見されたdoorさんも、

すばらしい!ネタを見逃しませんね。

新聞社からスカウトが来るのも近いでしょう。

さらに、infi,さん、見事に物語で切りかえす。

さすがです。

褒める人は、ふところが深い。

感動しました!

と、いうわけで、みなさん、すばらしいです~

あるアリの物語。第三回



クロアリのジャックの妻、クローディアは、

夫が出かけていくのにも気づかず、

まだベッドの中で眠っています。

近ごろのクローディアは、

隣の森に住むコオロギにすっかり夢中で、

朝食の準備はおろか、

家事のいっさいを放棄しています。

クローディアにしてみると、

こうなってしまったのは、

夫のジャックが家庭を省みず

仕事ばかりをしてきたからで、

現在の彼は当然の報いを受けている

と言うのです。

彼女のほかに誰もいない家に、

クローディアのたてる寝息が、

静かに響いていました。

(つづく)

あるアリの物語。第ニ回



「行ってきます」

クロアリのジャックが、玄関のとびらをあけて、

今朝も仕事に出かけようとしています。

しかしジャックの出掛けの言葉は、

むなしく家の中に響くばかりで、

誰からも返事はありません。

「フー」

ジャックはひとつ深いため息をつくと、

ゴミを決められた場所にキチンと出して、

職場であるお菓子解体工場へと向かうのでした。

(つづく)

あるアリの物語。第一回


これは、むかしむかしの話ではなく、

遠い異国の出来事でもない、

私たちの暮らしている社会の足もとが舞台の物語。

(つづく)

毎日雨でアリが捕まえられません

なんだか毎日雨で、アリを捕まえに出かけられません・・・。

アントクアリウムは、おいおいやるとして、

物語のほうを始めようかな、と思い始めています。

主人公の名前は、ジャック。

人間で言えば、40過ぎの中年男。

妻ひとりと娘がひとり。

職場は、お菓子解体工場。

その程度の基礎情報しか決めてませんが、

いってみようかな。

ジーン・ハックマンは、怖いです。


昨日とりあげた映画『クリムゾン・タイド』にも出てきたけど、

ジーンハックマンは、怖いです。

なにが怖いって、その笑顔のすばらしさです。

ジャック・ニコルソンの笑顔は狂っていて怖いのですが、

ジーンハックマンの笑顔は、大人の余裕にあふれていて怖い。

あの大人の余裕の笑顔を前に、若者はなすすべを知りません。

100%正しい理屈も、彼のあの笑顔を覆す説得力は持たない。

なので、毎回、彼をスクリーンで見るたびに、怖いとつくづく思います。

ハリウッドもそれをよくわかっていて、

これまでも、正義の味方VSジーン・ハックマン、で話を作ってきました。

トム・クルーズも、デンゼル・ワシントンも、古くはクリストファ・リーヴも。

彼と対決してきました。

真の悪役とは、一見したところ、善人の顔をしている。

だから、怖いんですね。

ひさしぶりに見た『クリムゾンタイド』


今夜、NHKのBSで、映画『クリムゾンタイド』をひさしぶりに見た。

1995年の作品。

デンゼル・ワシントンと、ジーン・ハックマンの共演。

潜水艦を舞台にした息詰まるストーリーです。

軍隊という規律が絶対の組織の中の、個人の意見・行動が問われる話。

しかも深海に漂う潜水艦というさらに閉ざされた世界。

個人の自由が制限された世界だから、

そこで発揮される自由意志が、強く印象に残ります。

公開直後に見たのですが、約10年ぶりにテレビで鑑賞。

初めて見たときと同じくらいドキドキさせられました。

警察組織を好んで描く横山秀夫の小説にも相通ずるものがあります。

ただハリウッド映画らしく台詞のディテイルに、ユーモアもあり、すばらしい。

シナリオのリライトには、クエンティン・タランティーノも参加したとか。

『スタートレック』を引用した台詞は、きっと彼のものに違いない。

ぎりぎりの緊張化でのユーモア。大好きです。

僕が書こうとしているアリの世界だって、

きっと、集団の意思以外に、個というものがあるはず。

そこを描きたいな。


アリって、もしかしてきてる?R25でも「アリ」の話題が


blackant13さんのブログを見たときもビックリしましたが、

http://blackant13.ameblo.jp/

今週のフリーペーパーR25にも驚きました。

http://www.r25.jp

またまた、アリネタです。

これって、単なる偶然?

それとも、世の中で、今、アリがきはじめてるのかな?

不思議だ・・・・・。

もう少し続いたら、投稿しようかな↓

http://fushigi.ameblo.jp/

ちなみにR25の記事の内容は

「まじめと言われるアリだけど、2割は怠け者」

という話。

よく「ニッパチ」というけど、

集団というものは、

2割の超働き者。6割のフツー。2割の怠け者

で構成されるらしい。

超働き者の2割だけを隔離して新集団をつくっても、

いつのまにか、その中から、

2割の超働き者。6割のフツー。2割の怠け者

になるらしい。

つまり、そうでないと組織って成立しないのかな。

ちょっと面白いですね。

物語の参考になりそうだ。