ジーン・ハックマンは、怖いです。
昨日とりあげた映画『クリムゾン・タイド』にも出てきたけど、
ジーンハックマンは、怖いです。
なにが怖いって、その笑顔のすばらしさです。
ジャック・ニコルソンの笑顔は狂っていて怖いのですが、
ジーンハックマンの笑顔は、大人の余裕にあふれていて怖い。
あの大人の余裕の笑顔を前に、若者はなすすべを知りません。
100%正しい理屈も、彼のあの笑顔を覆す説得力は持たない。
なので、毎回、彼をスクリーンで見るたびに、怖いとつくづく思います。
ハリウッドもそれをよくわかっていて、
これまでも、正義の味方VSジーン・ハックマン、で話を作ってきました。
トム・クルーズも、デンゼル・ワシントンも、古くはクリストファ・リーヴも。
彼と対決してきました。
真の悪役とは、一見したところ、善人の顔をしている。
だから、怖いんですね。