アルカトリップNo.1 -2ページ目

にんげんとことば

人間ってのは、何をするにでも「ことば」を駆使して生きている。
何かを伝えるときもそうだし、何かを考えるときも。
それだけでなく、物を見たり、聞いたりといった「五感」を駆使しているときでも「ことば」を通して感じている。
そういう意味では、人間である以上言葉、「ことば」という呪縛に縛られて生きるしかない。

ただそれでも時折「ことばにならない感覚」というものは確かにある。
そこらにある「ことば」では言い表せない程の、感情、衝撃。
何も言わないでも伝わる瞬間。
「ことばを必要としない」境地。

そういうのがある以上、何かを「ことば」でぐだぐだ言い表したりするのは、単なる「ゲーム」であったり、「ファッション」でしかないのでは?
とゼミの先生に聞いてみたことがある。
こたへて曰く

確かにそういった危険性もある。しかしそれでも我々は「ことば」によって生きて行くしかない。「ゲーム」や「ファッション」ではない自分自身の「ことば」によって。
その自らの「ことば」の「修練」を積み重ねることが、お互いに積み重ねあうことが大事なんだ。
そうやって足掻いて足掻いて足掻いた先に、「言葉にならない感覚」の「さらにもう一つ先」へ辿り着ける。

俺はこれを聞いてこう言った。

いやー先生、それって悟りでも開かない限り、凡俗の人間には無理なんじゃないっすか~?(笑)

さらにこたへて曰く

いや出来る!!

断言したよ。
この瞬間この人について行こうと思い、拙いながらも「ことば」に対して意識を尖らせて、尖らせようとはしているんですよ、これでも。
このブログを書き始めた理由ってのもまあその辺が絡んでいるわけですが。

ただねえ、、「ことばにならない」や「ことばがいらない」どころではなく、
「ことばが苦痛」でしかない感覚。
「ことばに対する拒否反応」が起こる境地。

これはどうしたらいいんでしょうか。
それすらも「ことば」で表さなきゃいけないのですか?
にんげんとして?
そしてさらにその先へ?

いやーそれはさすがに無理なんじゃあ‥‥?

いや出来る!!

あーあ、言い切っちゃったよ。
頑張りますか。

くっそう、EYEちゃんの変態め。(私信)

虫の音

虫の音がこんなにもでかいものだとは知らなかった。

今までこんな強大なものに囲まれて、よくもまあ普通に生きてこれたよ。

8月28から9月10までの間、10日間程屋久島へ行って来て、お家に帰って来たときに実感したのが、この虫の音の強大さだった。

屋久島では島自体の全てにのみ込まれ、ぼろぼろのめためたのずたずたに打ちのめされて、すんでのところ九死に一生を得てどうにか帰って来れたのだが。

やっぱりその傷跡は、相当のものだったようだ。

もう本当に恐い。山全体が鳴り響いてるように聞こえるし、そのくせ一匹一匹の鳴き声も違っていて、その鳴き声に押し潰されるような感覚。
三日間ぐらい夜中に虫の音で目が覚めることもあり、俺には屋久島は無理なんかなぁ、、と軽く凹んでいた。
ただ唯一の光明があって、山(といっても公園の中のだが)で聞くのは、そんなに恐くはない、ということだった。

そして今日。
一杯のマティーニと、月と大地から力を分けてもらった、一昨日の夜を経た今日。
虫の音が恐くはなくなっていた事にびっくりというか納得。
これを書く前に外に出て散歩をしたのだが、虫の音がスムーズに体に馴染むのを感じた。

どうやらもう一回屋久島行くことが出来そう。
屋久島行くなあ、うん。


え、気のせい?

ムーンライトマティーニ

多種多様なバリエーションのあるマティーニだが、この「ムーンライトマティーニ」もその一種。
というか俺が勝手にそう言ってるだけなのだが。
レシピみたいな物↓

各々の好みのマティーニ(あまりに変則的な物は好ましくない)を一杯、ただしオリーブは入れない。
状況により、パールオニオンを一個。

中秋の名月の晩に、オリーブ抜きのマティーニを、グラスに月が映るようにして飲む。
月が見えない場合は、パールオニオンをグラスに沈め、月に見立てて飲む。
その場合はシェイクで作るのもあり。
てかそれギブソンじゃん!とかいう突っ込みは無視。
以上。

夏の終わりを偲びつつ、これからの、マティーニがますます美味しくなる季節を予感しながら楽しみましょう。
カッコワルさにじっと耐えながら。

さて明日は中秋の名月。
今年のムーンライトマティーニは大変なことになりそう。
明日の晩に期待大。

ジェイムソン、その理由。

ケン・ブルーウン, 東野 さやか
酔いどれに悪人なし

ジェイムソンを買ったわけだが、なんでアイリッシュなんぞを買ったかというと、その理由がこれ。

アイルランドに住む、元警官でアル中なのに本の虫という私立探偵のダメダメなお話なのだが。
もうこれが、、、

暇さえあれば

ギネスを飲む

ジンを飲む

アイリッシュウィスキーを飲む

ギネスでジェイムソンを飲む

ジェイムソンでギネスを飲む

二日酔いでグダグダになる

記憶を失う

そのオンパレード。

もう思わずこっちまで飲まずにはいられなくなる。
そりゃジェイムソン買うよ。

『ロバのキックのような』とか『テーブル一杯に並んだパイント…(中略)‥完璧の一語に尽きる』でピクリと反応する人間は絶対に読まなければならない。

ギネスを飲みながら。

ジェイムソンを飲みながら。

完璧だ。


あ、2作目の『酔いどれ故郷に帰る』もさらにダメダメ度に磨きがかかって素敵。

Nudical Button

ミュージカル・バトン がまわってきた。


話には聞いたことがあるが、いざまわってきたとなるとちょっとびっくり。


さっそくやってみようか。


1.Total volume of music files on my computer(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)


5GBぐらい。圧縮したやつで1000曲ほどあるようだ。

たーっ、とライブラリを見てたら、一曲で50MG(圧縮済み)なんてのがあってちょっとウケた。


2.Song playing right now(今聞いている曲)


Jack Johnson  『In Between Dreames』

サーファーから借りたのを借りたやつ

最近はこのアルバムを聞く頻度はかなり高い。

海の季節がやってきましたよ。
夏人間は聞くべし。



3.The last CD I bought(最後に買ったCD)


Spangle Call Lillie Line 『Trace』

ちょっと前から気になってるバンド。

歌詞は何を言ってるのかさっぱり解らない(読んでも解らないときあり)が、メロディに身を委せていると、時折耳に入る単語が思いもがけない風景を次々と見せてくれる。

日本人3人組。



4.Five songs(tunes) I listen to a lot,or that mean a lot to me(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

・Red Hot Chili Peppers 『Californication』

レッチリだ。

メキシコのラパスからサンディエゴ、そしてL.A.を目指すバス(または電車)の中で、ひたすらに延々とバッテリーが切れるまで聞いていた。多分24時間ぐらい聞いていたと思う。アルバムを、じゃなくてこの一曲を。


・Nirverna 『Nevermind』

カートだ。

確かテレビでライブの映像を見たのがきっかけだった。あまりのかっこよさにしびれ、その後いろいろ聞いたり読んだりしているうちに、そのかっこわるさにしびれた。


・Crustation 『Down Down』

ダウーーーンなくせに妙に乾いてるけどダウーーーーーーンな曲目白押しのアルバム『Bloom』から。ってかそれ以外に出してるのかしら?

高校のとき、女に振られた後に何気なくコンポのスタートボタンを押したら、これが流れてきて死ぬほどダウンになった覚えが。

黄昏時に聞くと大変気持ちいい。とおもう。


・『Traveler』

友人が作ったコンピ。

曲名とかはわからん。

10番目のグシャグシャしたやつが好き(私信)


・Bob Marley 『No woman no cry』

だって夏ですもの。


5.Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5人)


るね

さの

あにじゃ

みき

かずま


さの以下4人は俺がブログを書いてることを教えてない。

あにじゃ以下3人はブログに類するものは持っていない。(たぶん)

かずまはパソコンすら持っていない。


いつかこれが渡ることを夢見て、ここにおいておこう。