海とジャンベとジェイムソン
うみ行くぞーっ!
と言われたので、買ったばかりのジェイムソン片手に行って来た。
いやもうすでに夏ですな、夏!
まだまだ早いと思っていたけども、すでにいましたよ。
ビキニが。
うみ行くぞーっ!
って誘って来た奴が、たまたまジャンベを持って来てたので、ジェイムソンを飲みつつボブマーリィの音に合わせてジャンベを叩いていると、
「ジャンベやるんですか?」
と声をかけてくるヒトが。
その人はディジュ(ディジリドゥ)をやる人らしいのだが、どこからともなくジャンベの音が聞こえて来たので探しに来たらしい。
……はい釣れた(笑
ジャンベ叩き合ったりして、話したりしていると
なんか、、こういうのって、、『いいなぁ』としみじみと思うのです。
ただちょっと、気になるのが、、
いー加減初対面の人に『キマってるの?』とかゆわれるのは。
なんとかならないものだろうか。
うーーみーーー!!
と言われたので、買ったばかりのジェイムソン片手に行って来た。
いやもうすでに夏ですな、夏!
まだまだ早いと思っていたけども、すでにいましたよ。
ビキニが。
うみ行くぞーっ!
って誘って来た奴が、たまたまジャンベを持って来てたので、ジェイムソンを飲みつつボブマーリィの音に合わせてジャンベを叩いていると、
「ジャンベやるんですか?」
と声をかけてくるヒトが。
その人はディジュ(ディジリドゥ)をやる人らしいのだが、どこからともなくジャンベの音が聞こえて来たので探しに来たらしい。
……はい釣れた(笑
ジャンベ叩き合ったりして、話したりしていると
なんか、、こういうのって、、『いいなぁ』としみじみと思うのです。
ただちょっと、気になるのが、、
いー加減初対面の人に『キマってるの?』とかゆわれるのは。
なんとかならないものだろうか。
うーーみーーー!!
光と空間と時間
何と言ったらいいか解らないが、”テーマ”とでも言うべきものがある。
ふと気が付くと「なんなんだこれ?」と考えているような事であり、もやもやと頭の後ろあたりに浮かんでいるような、どうでもいいようでいてー実際どうでもよくーでもちょいと切実だったりする事。
その”テーマ”が(身の程知らずと言うか無謀と言うか暇と言うか)「光 空間 時間」だったときがある。
そんなのはアインシュタインにでも任せてりゃいいものを、妙にもやもやと引っ掛かっていた。
その時に出会ったのが地中美術館であり、直島だった。
確か本屋をぶらぶらとしていた時に、雑誌のコーナーで「安藤忠雄」の文字が見えて、お?と思って開いてみた。
それによると、安藤忠雄が瀬戸内海に浮かんでいる島、直島とやらで、地中美術館なる美術館を造ったらしい。しかもその記事上に散らばる、「光」だの「空間」だのという言葉。
ビビビッときた。行きたい。行くしかない。行かなきゃいけない。
しかしその頃はまだ学校がある時期。1、2年の頃だったらそんなのはさぼってでも行ってただろうが、そろそろ「単位」と言う奴が(相当の重さで)重くのしかかって来て、踏ん切りが付かない状態だった。
そんことをある友人と話していたら、そいつはこんなことを言ってくれた。
「んなこと言ってる暇あったら行けばいいじゃん」
然り。
そして岡山までの夜行バスのチケットをとり、それから一週間後、金曜の夜に出発して月曜の朝に帰ってくる一泊四日の旅にでた。
「行けばいい」のだ。
No.1になれなくてもいい
海沿いのバーに連れてかれた。
そこのバーテンダーとお話ししていた時に、「海外旅行が好きなの?」と聞かれたのだが。
「海外旅行」と「旅」の違いとかはまあ置いておくとして、この「好き」かどうかと言われてみてみると、「好き」だから「行く」とかそういうんじゃぁないなあ、と改めて思ったりとかいかなきゃわからねえしとかでも行った所で何か解るとかあるわけでもなくなどと思ったとかをグダグダ言うのもいいっちゃいいんだけれども。
それよりも重要な事が、
目の前のタンカレーのNo.10がたまらなく美味しかったと。
もっと言えばNo.10になりたい、と。
そんな話。
えー、お後がよろしいようで。
そこのバーテンダーとお話ししていた時に、「海外旅行が好きなの?」と聞かれたのだが。
「海外旅行」と「旅」の違いとかはまあ置いておくとして、この「好き」かどうかと言われてみてみると、「好き」だから「行く」とかそういうんじゃぁないなあ、と改めて思ったりとかいかなきゃわからねえしとかでも行った所で何か解るとかあるわけでもなくなどと思ったとかをグダグダ言うのもいいっちゃいいんだけれども。
それよりも重要な事が、
目の前のタンカレーのNo.10がたまらなく美味しかったと。
もっと言えばNo.10になりたい、と。
そんな話。
えー、お後がよろしいようで。
ぬるいビール
「なんだこれは!ビールがぬるいじゃないか!!冷やしておけって言ったのに!!」
かつてない程のぎらついた太陽の下、ゲストハウスのテラスで韓国人のおっさんが息巻いていた。
ビールがぬるい。確かにぬるい。喉にべったりとくっついて、ゆっくりと胃におさまる程ぬるい。
だけど、なにもそんなにキレなくてもいいんじゃない?というぐらいおっさんはプリプリしている。
同行者らしき人達は、なだめてはいるものの、半分諦めている様子。
「君もそう思うだろ?」とこっちに話をふってきた。
イギリスでもない限りぬるいビールなんてそりゃ考えられない。しかしここはイギリスでもなければ、日本でもない。ましてや韓国でもないのだ。
「おじさん、ここは韓国じゃないんだよ」と、俺は言った。
「ここはインドなんだ、問題ないじゃないか」
全てを諦めたかのようにがっくりと肩を落とし、困り果てた表情でおっさんは答えた。
「あぁ、、なるほどね…‥‥…そりゃそうだ‥‥そりゃ問題ないさ」
渋々と自分の椅子に戻り、ビールをグラスに注ぐ。
「まったくもって正しいよ、ここはインドだ」
そう言ってグラスを軽く上に上げた。
「……乾杯」
生暖かくなった瓶を上げて応えた。
「インドに!」
ぬるい。
かつてない程のぎらついた太陽の下、ゲストハウスのテラスで韓国人のおっさんが息巻いていた。
ビールがぬるい。確かにぬるい。喉にべったりとくっついて、ゆっくりと胃におさまる程ぬるい。
だけど、なにもそんなにキレなくてもいいんじゃない?というぐらいおっさんはプリプリしている。
同行者らしき人達は、なだめてはいるものの、半分諦めている様子。
「君もそう思うだろ?」とこっちに話をふってきた。
イギリスでもない限りぬるいビールなんてそりゃ考えられない。しかしここはイギリスでもなければ、日本でもない。ましてや韓国でもないのだ。
「おじさん、ここは韓国じゃないんだよ」と、俺は言った。
「ここはインドなんだ、問題ないじゃないか」
全てを諦めたかのようにがっくりと肩を落とし、困り果てた表情でおっさんは答えた。
「あぁ、、なるほどね…‥‥…そりゃそうだ‥‥そりゃ問題ないさ」
渋々と自分の椅子に戻り、ビールをグラスに注ぐ。
「まったくもって正しいよ、ここはインドだ」
そう言ってグラスを軽く上に上げた。
「……乾杯」
生暖かくなった瓶を上げて応えた。
「インドに!」
ぬるい。
明るくて清潔な所
お風呂には一時間かけて入った。
爪もちゃんとやすりで磨いた。
ひげを剃ってまゆげも整えたし、服にはアイロンをかけた。
髪型よし。鼻毛よし。ズボンのチャックよし。
蛍光灯が点滅する、細い階段を上っていく。
上がりきった所に扉が見えるが、こっちの扉は開かない。もう一つ奥の扉が本当の扉だ。
思いのほか軽めの扉を開けると、ざわめきと、柔らかな光に包まれた空間が開ける。
「おお、いらっしゃい」
初老のマスターが、100本以上のバーボンを背負って迎えてくれた………
って訳で、久々にバーに行った。
何か知らんが、デートする時以上の気合いの入り方で(笑
予定としては、マティーニから入ってバーボンバーボンと行って、最後にマティーニ。
みたいなことを考えてウキウキしていたのだが、最初にマティーニを頼む程の勇気も力もなく結局バーボン(ファイティングクック)に。
……いつに日か「マティーニを、オリーブを二つで」などとさらりと言える様になりたいものだが…
そんなこと言ってるうちは、てんでお話しにならないんだよなぁぁ‥‥‥
そんなことを話しながら飲む酒のなんと素晴らしい事か。
おかげで体の調子がすこぶるよろしい。
‥‥‥‥‥懐具合はすこぶる厳しいが。
うひ。
爪もちゃんとやすりで磨いた。
ひげを剃ってまゆげも整えたし、服にはアイロンをかけた。
髪型よし。鼻毛よし。ズボンのチャックよし。
蛍光灯が点滅する、細い階段を上っていく。
上がりきった所に扉が見えるが、こっちの扉は開かない。もう一つ奥の扉が本当の扉だ。
思いのほか軽めの扉を開けると、ざわめきと、柔らかな光に包まれた空間が開ける。
「おお、いらっしゃい」
初老のマスターが、100本以上のバーボンを背負って迎えてくれた………
って訳で、久々にバーに行った。
何か知らんが、デートする時以上の気合いの入り方で(笑
予定としては、マティーニから入ってバーボンバーボンと行って、最後にマティーニ。
みたいなことを考えてウキウキしていたのだが、最初にマティーニを頼む程の勇気も力もなく結局バーボン(ファイティングクック)に。
……いつに日か「マティーニを、オリーブを二つで」などとさらりと言える様になりたいものだが…
そんなこと言ってるうちは、てんでお話しにならないんだよなぁぁ‥‥‥
そんなことを話しながら飲む酒のなんと素晴らしい事か。
おかげで体の調子がすこぶるよろしい。
‥‥‥‥‥懐具合はすこぶる厳しいが。
うひ。
