某首相閣下ご長男さんと、
某省官僚さん方々の関わる接待問題。

先日、
ラジオ第1放送 夜10時からの 
『NHKジャーナル』で 
出演者のどなたかが言われた、

「忖度を禁止したらどーか」 

なるご発言、
頗る画期的発想どすなぁ☆ ^o^。
 

『忖度』。

ここ数年、
す~っかりお馴染となりました 
この單語。

直接の言葉は無くとも 
相手の心を慮る事の出来る 
『やまとびと』の美徳どすけど、
これが樣々な事件や問題の 
源となってるんも確かで。

地位、權威、權力、 
財力、武力腕力 ^^、

を恃んで威張ったり、
縱ひ暗示的と雖も 
無理難題をゴリ押しする 
かの如き行爲が 
如何に愚かで醜き振舞か。

竝べ論ずるすら烏滸がましく 
畏れ多き限りなれど、
皇室方々が、
如何に謙虚で寛く慈しみ深く 
國民のみならず世界中の人々の 
心に寄り添ぅておいでか。
 

昭和時代の陛下 裕仁さまが、
那須どしたか 葉山どしたか 
の御用邸から皇居に戻られた折、
時の入江侍從長が 

「陛下、
 お庭に雑草が殖えてしまい 
 申訳ありません」 

と言われたところ、

雜草という名の植物は 
 無いんだよ」 

と仰せになられたとの由。

生物學者であらせられました 
裕仁さまならではの御言葉どすけど、
この逸話を聞いた時、

『雜草』と呼ぶ心は 
人々を “下々” 
と見る心に繋がる事、
皇室の者、皇室に係わる者は 
常に留意せねばいけませんよ、

との誡めの御言葉と拜察致しました。
 

家族、恋人、友人、親戚、
部下、年少者、お年寄、弱者、少数者、
に対して『忖度』出来るんは 
素晴しき心なれど、

少なくとも 
上司や “權力者” に対しての 

『忖度禁止法』 

とゆーよりも 

『忖度させるん禁止法』^_^ 

なるモンが 
若しも仮に出来ましたなら、

汚職、談合、瘉著、パワハラ、
○○ハラ、○○ハラ等々 
樣々な問題が、
些かなりとも 
少ぅなるかも知れまへんなぁ ^_^;。

あ、但し、
心より心底一切建前無しに 
信頼尊敬崇敬尊崇敬愛に値し得る 
“上司・權力者” が仮に存在すれば、
ここでは例外規程扱となります ^o^。

自ら望んで『師匠』 
と崇めたお方は、
ほぼ全てこの “例外扱” 
どすやろなぁ。
 


『權力は腐敗す 
 絶對權力は絶對に腐敗す』 

の名言で知られた英國の男爵で 
歴史家・思想家・政治家、

ジョン・アクトン 

John Emerich Edward Dalberg-Acton, 
1st Baron Acton 

初代アクトン男爵、
ジョン・エメリク・エドワード・ 
ダルバーグ=アクトン、
1834.1.10 - 1902.6.19。

彼の言葉は正確には、

「Power tends to corrupt, 
 and absolute power 
 corrupts absolutely.」 

「権力は腐敗の傾向がある。
 絶対的権力は絶対的に腐敗する」 

この後に続けて、

「Great men  
 are almost always bad men.」 

「偉人は殆ど常に悪人である」 

やそーで。

“tend”: ~の傾向にある 
“almost”: ほぼ、殆ど 

の単語を用ゐてるて事は、
彼は決して 
獨譱的保守主義者・原理主義者 
や無ぅて、
場合に拠っては例外もあり得る 
と認むるリベラルで愼重な人物やった、
と窺えます。

その彼でさへ、

「絶對權力は絶對腐敗す」 

と斷言してます。
 

まぁ、
何を以て “忖度” とするかの基準が 
極めて甚だ頗る曖昧どすよって、
“法制化” は 
全く以て非現實的どすけど ^_^;A。
 
 

本日は、
あの震災から十年、
そして某鐵子さん 
誕生日でもありました。

ここ十年以上、
白河の關”“勿來の關” 
より北に足を踏入れてへんのどすけど、

この疫病問題が終熄しましたら、
2020.3.14 全通復旧なった 
常磐線に乘って 
みちのくの旅を愉しみ、
被災地の “今” 
を眼に燒付けて來たい、
て思てます。