ルークの遺言~№4~
しばらくして、ティアが落ち着いてきた時にガイが代表して皆の思っていることを聞いた。
「ティア、今さっきの『この事だった』って・・・」
クリフォト
「・・・・・昨日、ルークと魔界へいったの。その時に・・・・」
これは、少し前のお話。
ールナリデーガン・1の日(ルーク死去前日)-
ティア達がいま居るのは、ユリアシティにあるティアの家の庭。そこにはティアの兄・ヴァンデスデルカ・ムスト・フ
ェンデの墓があった。墓石には、
『栄光拒む者
ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ
ここに眠る
ND1981 -ND2018』
と彫られていた。
ティアと、ルークレプリカの青年・ルーク・フォン・ファブレは、墓参りにここへ来たのであった。
これは、ルークの希望であった。
し ろ
セレニアの花が月明かりに白銀にかがやく中、2人共頭を下げ、祈っていた。
続く・・・・・・・・(さらに短文に・・・・・°・(ノД`)・°・
ルークの遺言~№2~
2人のレプリカイオンと1人の導師守護役の会話を見ていた元六神将・魔弾のリグレットことジゼル・オスローは、
「・・・・しばらくそっとしておいてやろう」
と、アッシュを気遣う。
「アッシュ・・・・」
キムラスカの王女は愛する青年の名をつぶやいた。
しばらく仲間達の間には静かな沈黙がながれた。この沈黙を最初に破ったのは、ガイたった。
「・・・なあ旦那、死因は何だったんだ?」
「脳梗塞です。1週間前に診断されていて、寿命も言われていたようですが・・・」
「ええっ!?ホントですか、大佐!」
1週間前といわれ、アニスは驚く。
「はい。・・・・ティア、ガイ、ナタリア、何かルークから聞いていませんか?」
マルクトの大佐は、最もルークに近かった3人に聞く。
「さあ・・・俺は何も・・・」
「私もですわ・・・」
ガイとナタリアはそう答える。ティアは、
「・・・あっ・・・・あああぁぁぁっ!!」
そう悲鳴をあげ、その場に泣き崩れる。
「!ティア!?どうしたんだ!?」
セブンスフォニマー
ガイは泣き崩れた第七音譜術士を抱き起こす。彼にはもう、幼いガイラルディア・ガラン・ガルディオスだった頃の
トラウマ
姉の死は残ってはいなかった。
ティアは、ガイの腕の中で泣きながら、
「・・・ああ・・・あれは・・・この事・・だっ・・・・・ルーク・・・・ッ」
と言った。
続く・・・・・(またまた中途半端・・・
標的2 ~闇~ ファンタジー・・・??
光があれば闇もある・・
すべてを照らす光・・すべてを飲み込む闇・・。
この二つがあるからこそ両立する世界・・。
その二つが今、争いを起こす。
きっかけはわからない・・。
ただ・・昔の者達が起こしたこと・・。
その所為で・・この世界は血にまみれてしまった。
光と闇が交互に世界を一色に染め上げて朝か夜かもわからない・・。
あぁ・・今日もまた武器の重なり合う音が聞こえる・・。
武器の音に混じる呻き声・・。
下にいる人間達は不安の表情を浮かべ・・
子供達は泣き叫ぶ・・。
いつからこんなに醜い世界になったのだろう・・。
俺はどうすればいい・・。
光側につくのか・・闇側につくのか・・。
あぁ・・・血が飛び交う・・武器が混じり合う・・。
いつまで続くのだろう・・。
俺がどちらかにつけば・・終わるのか?
みんな伝統のいいなりでいいのか?
考えるのも嫌になってきた・・。
もう・・終わらせよう・・。
俺も・・戦いに身をゆだねてしまおう・・。
そうすれば・・楽になれる・・。
一瞬だった・・そこからは自分が制御できなかった・・。
・・・どっちも滅びてしまえばいい・・・
気がつけば・・・俺は一人血の海の真ん中に立っていた・・。
周りには・・・光の屍・・闇の屍・・。
あれは誰?誰?闇?光?
化け物だ・・・・。救世主よ・・。
人間達の声・・。子供は泣きやみ・・
俺を否定する者・・俺をたたえる者の声がする・・。
空を見上げれば・・満月があたりを照らしていた・・。
俺のしたことは正しかったのか?
・・・俺は・・結局なんなんだ?・・・
自分が分からない・・。
でも・・前に進まなければ・・。
光も闇も・・これからは太陽と月が交互に映し出すだろう・・。
初めからこれでよかったんだ・・。
・ ・
あれはひつようなかったんだ・・。
今やっと俺が何か理解できたよ・・。
・・俺は・・
薄いえみを浮かべて・・俺は歩く・・。
そうだ・・人間どもも根絶やしにしよう・・。
俺は何をしても許される・・・。俺は・・
神だ
月の光が・・血を輝かせる・・。
さぁ・・人間達を・・この世界を・・・
血に染めよう・・。
~END~
第2章 ~お母さん2~
・・・
急に涙が溢れてきた。
何で・・・
「うっ・・・うう・・・うっく・・・」
必死に堪えようとしても
大粒の涙が溢れてきて・・・
いつのまにか大声で泣き叫んでいた。
「何で!!う・・・お母さんが・・・おか・・・あさん・・・」
その時・・・
「・・・衣奈・・・亜衣奈!!亜衣奈!!!!!!!」
ん・・・誰かあたしを呼んでる?
よく聞いてみると・・・
「お母さん!!!!!!」
「亜衣奈!今何時だと思ってるの!学校遅刻するよ!」
あ、なぁんだ、夢っだったんだ・・・
って今何時!?
「7時半~~~~~~!?」
やべえ、また・・・
「遅刻するー!!」
改めて、あたし亜衣奈デス☆
おっちょこちょいな高校一年生!!
普通な乙女☆
そしてこんなごく普通な高校生が、とんでもない苦痛を味わうなんて
誰も予想しなかっただろう・・・
愛のカタチ
未来はなぜ・・・なぜ教えてくれなかったの?
未来には抱えきれないほどの
不安と・・・恐怖があったはず・・・。
なぜ俺は未来の心を知ろうとしなかったのだろう・・・。
未来の事をもっと知ろうとすれば・・・
この先も変わっていたかもしれないのに・・・。
俺も怖かったのかもしれない。
人の全てを知るが・・・
そして未来の全てを知った時には
もう未来はこの世を去っていた。
――――――――――――――――――――――――
~1週間前~
怖い・・・
怖い・・・
死にたくない・・・
私はいつ突然死ぬか分からない・・・。
だけど恋しき人には・・・
怖くて・・・絶対言えない・・・。
私の名前は藤井 未来(フジイ ミライ)。
そして私の恋しき人・・・
彼の名前は小川 拓也(オガワ タクヤ)。
私たちは同じ高校3年の18歳・・・
そして同じ高校・・・
そして同じクラス・・・。
それは素直にうれしい・・・だけど・・・だけ・・・ど・・・
それだけ気付かれるリスクが
高くなる・・・。
気付かれたくないこと・・・
それは小6の12歳の時の事・・・
――――――――――――――――――――――――
~6年前~
『未来ちゃんの症状は特発性拡張型心筋症です。』
その頃の私には不慣れな言葉を聞いた。
それがどんな意味をもたらすのかも・・・
それがどれだけ重要な事かも・・・
その頃の私はまだ知っていなかった。
だから涙も出なかった・・・。
でも知らなかったのは私だけではなかった・・・。
そして私の隣にはお母さんとお父さんが居た。
お母さんはもう泣いていた・・・。
そしてお父さんはなんだか怖かった・・・。
そしてその頃でも分かった事。
空気が・・・重い・・・
そして急にお母さんが話し出した。
『あ・・・の・・・それはどんな・・・症状なんですか?』
私も知りたかった。
だけど怖かった。
でも受け止めなきゃいけない・・・
すると医師が話し出した。
『未来ちゃんの症状は・・・』