かわいいこどもたち・・ 3歳になりたてのK君は朝「冬だよ~ふゆ~」と連呼していました。霜柱、息を吐くと真っ白な煙がでるみたい・・・それが冬だからね~と言われたことがとってもうれしくって・・・


こういうことが音楽につながるんだな~ どんなに音があっているか合わないかじゃなく、つぶやきたい言葉がメロディになるんだな~ 


一緒に歩いていたお父さん 「そうだね~ 冬楽しんでください~」って・・心に余裕のある子育てしているんですね。



2014年 あけました。皆さま ご無沙汰しております。


音楽の先生・・いまはちょっとお休みして、ちびっこ施設のお手伝いをしています。座り心地がいいのか?膝の奪い合いをされるほど、太くたくましい私の太ももの上で歌を一緒に歌ったり「絵本を読んで」というちびっこたちはかわいいですね。彼らの歌声から私も元気を自然にもらえていたようです。


紅白で「花は咲く」NHKの復興支援ソングが歌われました。

この曲を聞くと 心がざわめきます。


ある場所で私はこの「花は咲く」をこどもたちと一緒に歌えるよう日々指導し伴奏しました。

ドアを開けて「ね!先生あの曲歌おうよ」「ね~今日は歌わないの」

年齢より難しい曲だけど、メインのフレーズだけでも歌えたら・・被災地の人や同世代の子たちともいつか歌いあえるといいなと思ったので・・ だが・・それを指導舎として教材提供が違うと言われた事、それを押し切ったことでそこで仕事を続けられないように・・・

お別れの日 一番小さな子たちから「花は咲く」はスキな曲だったと歌ってもらい、メモの手紙をもらいました。ずっと一緒にいてあげたかったけれど・・もっと沢山元気になれる曲を伝えてあげたかったけれど・・


紅白・・見てないかもしれません。でも、誰か、TVやラジオの前で「花は咲く」をひとりでも口づさんでくれたらうれしいな・・・いつか彼らがこの曲に込められた想いや、趣旨 この歌が大好きな人たちと一緒に空間を一緒にし、微笑み会えたら・・ 元先生として・・うれしいです。


私は、被災地に行って、大きな支援はできません。でも、応援する気持を心をこどもたちに音楽を通して伝えることはできると思っています。


小1の時、多摩川水害で避難し、避難所の幼稚園の天井が高く、赤ちゃんの鳴き声や緊迫した大人の話し声を今でも思い出すと哀しく切なくなります。 心細かったよね、いつもと違って怖かったよね。


探しに迎えに来てくれた知り合いの方の温かさ。その翌年に再開したピアノ 人の心や音楽で元気を取り戻していったのかな~と思います。


音楽 受験には何の関係もなく、それだけで収入を得て暮していけるものではないかもしれません。

でもね・・・ 演奏する人も聴く人も たとえ耳が不自由で振動だけしか伝わらなくても・・・

きっと 空間を共有する人の温かさは伝わると思います。


「花は咲く」復興支援ソング 復興が進み・・ 被災地が花いっぱいのきれいな街を取り戻すように。

また、人々の心に花の芽が出て、いつか育ち・・沢山の仲間が集まり大きな心の花畑になりますように・・・・








大学3年の頃、カワイ楽器ピアノ指導級を取って、また音楽指導の恩師からの勧めもあり、出張レッスンを始めてから・・・20数年たちます。


当時中学生だった彼女は30代。楽器店講師時代のメインの生徒は20代、社会人になりはじめました。

あの子は確かGWあけのお誕生日だったな~秋だったな~なんて 思いはせ、年賀状やクリスマスカードで成長や近況を知ることがあります。音楽は職業にしていなくても、音楽を聴くことが日常にあり、アマチュアで演奏活動をしたり。プロの児童合唱団員のOGとして活躍してくれていたりします。


元教え子の成長は、私が伝えたその結果が出るそんな気づきでもあります。

音楽を嫌いにさせないこと・・・・ これが一番難しい。きちんと伝えようとしすぎた若いころ、大失敗を沢山しました。無理強いしているつもりは無かったのですが・・・結果として、ピアノをやめていったり・・・


自分も成長した分・・・ この子たちの一生に 音楽をやったことが心の支えになる日が来ることがなによりだな~と思ってなりません。


生きていると、いいことだけじゃなく、災害、家族との別れ、仕事の事 沢山のマイナスな事があります。そう言う時に音楽を聴いたり、歌ったり演奏して、心の張りつめた糸を緩めてリセットしてほしいな~と思います。


A君はアメリカで25歳の青年になりました。 いつかいつか  可愛いお嫁さんや赤ちゃんを見せてくれるかな? 19歳で日本に一時帰国した時にお願いした「先生にね、A君が作った家族を見せてね~」って言葉覚えていてくれるといいな~


私の伝えた音楽が あちこちで小さな花に成長し始めています。


単発の様々な楽器やテスト対策のレッスン等 ご相談ください。


これからの夏、保育士試験等の 音楽理論 等 楽しく覚えられますよ~

豪雨の中 思いだした歌がありました。

「わたしのお気に入り」「16歳」


サウンドオブミュージックの映画の中で大雨、雷におびえる子どもたちが家庭教師のマリア先生の部屋に飛び込み、気持ちを静めて貰うために歌ってもらう歌です。


嵐の日はお気に入りを思い出して・・歌えたらいいのにね。


音楽・・・生活に関係ないし・・受験科目にないよね~と言われることがあります。

無いというと無いし、あるといえばあるし・・・・その程度です。

実は、東大生の多くは小さい頃ピアノ習っていた率がとても高いようですよ。


楽器が泣いていないそんな場所で働きはじめました。

そういう場所は、音楽を地域の文化としてとても大切にしているようです。

また、学校や地域も楽器をとても大切に扱っています。楽器だけじゃなく、教材教具をとっても大切にします。


丁寧に扱えば、ずっと後輩や地域に残せる財産だということを伝えています。


ものを壊す、まるでものにストレスをぶつけるように壊れているのは、精神的環境も良くないのだと思います。


音楽は生活に潤いを持つもので、生きていくための食べ物や生活費があってその上のことだけど・・・・

でも、経験のある人たちはそれがとっても大切だということを感じています。


文化をとても大切にしましょう。

講師や臨時の先生として学校を期限つきで回るようになって10年程たちます。


音楽室の楽器たちが時々泣いていることがあります。助けて~悲鳴を上げています。

埃だらけで押し込められていたり、破られたままの大太鼓、木琴もアコーディオンも音板が外され、普通の使い方をしたらこんな事にはならない壊れ方です。


過日・・私の留守中に音楽室でコンサートがありました。その日一日その学年のために音楽室は使えず他の学年の授業も出来ません。前の日からピアノを移動させたり、楽器を廊下や別の部屋に移動させたり・・


なのに・・私が翌日音楽室で見たものは・・壊れるはずの無い、椅子が壊されていました。


心を豊かにする音楽。楽器の素敵な演奏を聴くのに・・なんで?涙が止まりません。

調度この日、この場所を去ることには前からなっていましたが・・・・余りに無残な状態に音楽は心を豊か何するものなのに、受け取ろうとしない人たちがいることを悟りました。


楽器が指導できないのに音楽の先生をしている人がいる。ベルトが切れたままのアコーディオンが沢山

演奏しようと思った時に、何が何個あって使えるか把握できない環境です。


前の学校では、校舎建て替え引越しに大太鼓のばち、他の楽器もバンバン捨てちゃった音楽の先生がいました。演奏できるのものを捨てちゃう人の気持ち私には判りません。


壊れたものを治さずに次々新しい楽器を買うそんな空間もある。使おうよまだ使えるよ~

勿体ないな~ 

音楽室・・丁寧にお掃除して 辞めました。


音楽室、音楽をする空間や楽器が鳴いている・・・いつか本にします。



ピアノ初心者はついつい弾いてみたくなるあの「ねこふんじゃった」

楽譜にすると黒鍵が多く、♯や♭がとても沢山出てきます。


私が指導をさせていただくちびっこたちも「ねこふんじゃって弾けるようになったんだ~」とか、ピアノを習っていてもいなくても言います。

この曲を弾けることが左右の脳を使い分けが瞬時にでき、運動機能も備わっている証拠なのです。


いろんな歌詞がありますが、NHKみんなの歌で1966年から歌い継がれている歌詞をきちんと歌えるようにプリンと配布しています。

出来たら、鍵盤ハーモニカでも、グランドピアノでも弾いて、音楽への興味と育ててあげたい。


また、この曲はキラキラ星と同様にとても世界的に古い曲で有名、ノミの歌とか・・歌詞は世界で変わります。


いつか海外に出て、この曲を口づさんだり、鍵盤で弾いたら、周りに人が集まってくるコミュニケーション音楽として指導をしました。それもたった1回。


いまでいうモンスターペアレントっていうのかな?

学年が異なる兄弟が同じ歌を習うなんてナンセンスである。学年にマッチしたそれぞれの曲を与えて欲しい。

替歌をして、担任に叱られた、叱られるような曲を指導していいのか?


私を叱った上司は「いつか動物虐待の曲と保護者からクレームが来たら君をかばえなくなります、だから歌ったり演奏しないでください」だそうです。


替歌が歌えるようになった事は・・・ リズムも音程もメロディーも把握し、身についたからこそ・・・


それと・・母子家庭など配慮が必要だから・・・お父さんやパパが出てくる歌は歌わないようにということでした。


グリーングリーンも クラリネット壊れちゃったも歌えません・・・

なんだか哀しい世の中ですね。


ねこふんじゃったは、今までも多くの場所でこんな歌が歌詞があるんだよ~と必ず一回は紹介という形で歌ってきました。

みんなの歌60周年として去年もテレビやラジオで放送されていたはずです。


どんな歌も曲も上げ足を取り始めたら、キリがありませんね。


私なんか・・ビゼーのカルメンを「たったの3分親子丼」」とCM曲を大声で歌って、音楽の先生に誉められたし、本当の曲を聞かせてもらってうれしかった。これが音楽への興味を指導に活か擦って事だと思うだけど・・・


生きづらい世の中になりましたね~ 皆さん


あれ まつ虫がないている~♪ 虫の声は2年生の音楽の教科書に出てきます。


今日のニュースに河川敷で秋にみかける「くつわ虫」歌でガチャガチャと鳴き声がするというその声が聞こえなくなった、絶滅の危険と報道されていた。


童謡唱歌 言葉を伝えていくことが・・・生活習慣の変化だけでも難しくなってきているのに・・

虫が絶滅危機?


こりゃ~大変だ!


どんな形の虫か覚えて探さなきゃ・・


虫が暮らせない日本。人間も同じくらい暮らしづらくなっています。

綺麗な景色を思い出させる歌のように・・残して伝えていきたいものが沢山ありますね。

ピアノの先生として・・教え子の成長はとてもうれしいものです。たとえ離れ、卒業し巣立っていった子も今はこうしているんですよ~と伺うとうれしくなります。


生徒の入学、進学、誕生日、クリスマス等 折に触れ 笑顔が見たいからわずかなプレゼントをしてきました。


ただ、こちらの思いが通じない、逆効果なのが判ってがっかりした事がありました。


生徒さんの誕生日、小さなプレゼントを用意して待っていました。

玄関あけたとたん「なんかくれよ~今日くれるだろう」そういうのです。

「こんにちは」ではなく。物をくれ、貰える権利があると主張する。


その前からなんだか変だな~と思いましたが、いままで何かをあげてきたことが逆にそういうものが当たり前と思い主張させてしまったのだな~ととても残念でした。


音楽・芸術は情緒教育と以前は言われていました。今は、都会の住宅事情、復習が必要な習いごとを避ける傾向にあるので、スポーツ系の習いごとに流れています。


音楽を伝えてあげることは出来ても・・・何かに感謝する気持ち。素直にものごとを捉える気持ちはピアノでは伝えきれないものがあるんですね。


また、習った事が自分の時間を勝手にされたと言われた事に対して、頂いたお月謝を全て返却しないまでも、私が他の事や仕事、用事を犠牲にして、調整したレッスン時間を返してほしいな~ と感じました。


子どもの言葉です。でも、ずっと根底になければその言葉は出てこないでしょう。


たとえ、様々な事情で音楽・ピアノから離れたとしても・・

私は・・その子、その生徒さん一人ひとりに、その瞬間責任を持って指導に携わり、将来 音楽のテストの一点でも取れるように誠意をこめレッスンをしてきたことには自信があります。


音楽聴いて楽しいな~ また何かやりたいな~と思った基礎はそのレッスン時間や年齢経験によって、違いますが・・ 音楽が好きにして送り出しているはずです。


思いはこの瞬間、期間通じなかったけれど・・ 何十年も後に 音楽やって習ってよかったな~そう思ってもらえるように、新しく出逢った生徒さんたちには、より誠意を持ってレッスンをしたいと思います。