2014年 あけました。皆さま ご無沙汰しております。


音楽の先生・・いまはちょっとお休みして、ちびっこ施設のお手伝いをしています。座り心地がいいのか?膝の奪い合いをされるほど、太くたくましい私の太ももの上で歌を一緒に歌ったり「絵本を読んで」というちびっこたちはかわいいですね。彼らの歌声から私も元気を自然にもらえていたようです。


紅白で「花は咲く」NHKの復興支援ソングが歌われました。

この曲を聞くと 心がざわめきます。


ある場所で私はこの「花は咲く」をこどもたちと一緒に歌えるよう日々指導し伴奏しました。

ドアを開けて「ね!先生あの曲歌おうよ」「ね~今日は歌わないの」

年齢より難しい曲だけど、メインのフレーズだけでも歌えたら・・被災地の人や同世代の子たちともいつか歌いあえるといいなと思ったので・・ だが・・それを指導舎として教材提供が違うと言われた事、それを押し切ったことでそこで仕事を続けられないように・・・

お別れの日 一番小さな子たちから「花は咲く」はスキな曲だったと歌ってもらい、メモの手紙をもらいました。ずっと一緒にいてあげたかったけれど・・もっと沢山元気になれる曲を伝えてあげたかったけれど・・


紅白・・見てないかもしれません。でも、誰か、TVやラジオの前で「花は咲く」をひとりでも口づさんでくれたらうれしいな・・・いつか彼らがこの曲に込められた想いや、趣旨 この歌が大好きな人たちと一緒に空間を一緒にし、微笑み会えたら・・ 元先生として・・うれしいです。


私は、被災地に行って、大きな支援はできません。でも、応援する気持を心をこどもたちに音楽を通して伝えることはできると思っています。


小1の時、多摩川水害で避難し、避難所の幼稚園の天井が高く、赤ちゃんの鳴き声や緊迫した大人の話し声を今でも思い出すと哀しく切なくなります。 心細かったよね、いつもと違って怖かったよね。


探しに迎えに来てくれた知り合いの方の温かさ。その翌年に再開したピアノ 人の心や音楽で元気を取り戻していったのかな~と思います。


音楽 受験には何の関係もなく、それだけで収入を得て暮していけるものではないかもしれません。

でもね・・・ 演奏する人も聴く人も たとえ耳が不自由で振動だけしか伝わらなくても・・・

きっと 空間を共有する人の温かさは伝わると思います。


「花は咲く」復興支援ソング 復興が進み・・ 被災地が花いっぱいのきれいな街を取り戻すように。

また、人々の心に花の芽が出て、いつか育ち・・沢山の仲間が集まり大きな心の花畑になりますように・・・・