講師や臨時の先生として学校を期限つきで回るようになって10年程たちます。
音楽室の楽器たちが時々泣いていることがあります。助けて~悲鳴を上げています。
埃だらけで押し込められていたり、破られたままの大太鼓、木琴もアコーディオンも音板が外され、普通の使い方をしたらこんな事にはならない壊れ方です。
過日・・私の留守中に音楽室でコンサートがありました。その日一日その学年のために音楽室は使えず他の学年の授業も出来ません。前の日からピアノを移動させたり、楽器を廊下や別の部屋に移動させたり・・
なのに・・私が翌日音楽室で見たものは・・壊れるはずの無い、椅子が壊されていました。
心を豊かにする音楽。楽器の素敵な演奏を聴くのに・・なんで?涙が止まりません。
調度この日、この場所を去ることには前からなっていましたが・・・・余りに無残な状態に音楽は心を豊か何するものなのに、受け取ろうとしない人たちがいることを悟りました。
楽器が指導できないのに音楽の先生をしている人がいる。ベルトが切れたままのアコーディオンが沢山
演奏しようと思った時に、何が何個あって使えるか把握できない環境です。
前の学校では、校舎建て替え引越しに大太鼓のばち、他の楽器もバンバン捨てちゃった音楽の先生がいました。演奏できるのものを捨てちゃう人の気持ち私には判りません。
壊れたものを治さずに次々新しい楽器を買うそんな空間もある。使おうよまだ使えるよ~
勿体ないな~
音楽室・・丁寧にお掃除して 辞めました。
音楽室、音楽をする空間や楽器が鳴いている・・・いつか本にします。