あすかさんへ


この度は恒星パランの占いの練習へのご協力いただきありがとうございます。
練習占いが書き上がりましたのでお送りします。



■ まえがき

・恒星パランとは

恒星の性質は高次元のもの・根源的なものです。
オリオン座にスサノオやオシリスを見るように、恒星は神話に出てくる神々と関係があるように語られます。

そんな高次元のものは なかなか地球の物質界に降りてこられない…というのも本当ですが、地球には神さまが全く働きかけられないかと言うと、そうでもありません。

がっちりした物質のところには神さまのような存在が降りてくるのは難しいですが、断層のような土地と土地のつなぎめ、日の出や日の入り、春分・夏至・秋分・冬至のような時間と時間のつなぎめのようなところは、
「つなぎめ」であるために物質としての存在のしかたがゆるく 恒星の性質(神々の性質)が降りてこられるようです。

そんな「つなぎめ」はたくさんありますが、この「恒星パラン」という占いでは
・星たちが昇ってくる東の地平線(アセンダント、ライジング)
・星たちが沈む西の地平線(ディセンダント、セッティング)
・空のてっぺん(カルミネート)
・地球の裏側の空のてっぺん(ローワーカルミネート)
というつなぎめに注目して、そこにあった恒星と惑星をもとに 私たちがどんなふうに星々と繋がっているのかを考えます。

恒星パラン。
つまり、「恒星とつながる」「恒星と共にある」の占いというわけです。




恒星は、私たちのより根源に近い性質を見るのにはとてもよいです。

宇宙から地球にやってきた記憶を持っている方もたくさんいらっしゃいます。
そういう方には、懐かしい感じのする占いに思えるかもしれません。

しかし、悪い意味でいうときの「社会の常識」に飲み込まれて暮らしていると、根源的なところを感じるのが難しいために 実感するのが難しい占いになるかもしれません。


魂の故郷を見るような占いでもありますので、あまり真新しい発見や刺激には繋がらないところもあるでしょう。

真新しい発見や刺激について言えば、むしろ根源からはるばるやってきた旅先の「地球」の占いのほうが楽しみやすいようです。

恒星の占いで私たちの魂を素となった性質を改めて知り、肉体を持ちながら暮らすときの細やかなところを地球や惑星の占いで考える…というふうにすると、よりおもしろいものになると思います。



魂の生き方に添って暮らしていた古代エジプトで用いられ、歴史の流れの中で 魂を軽視する時代に埋没し、そしてまた魂の生き方を望む流れの中で 現代に蘇りつつある占いであるようです。

楽しく読んでいただけたら幸いです。



■ 4つのポイント

恒星パランではホロスコープの「つなぎめ」である4つのポイントを主に見ます。

そこから、人生の4つの時期を考えることができます。

① 「学生期」社会での生き方を学ぶ学生の時期(生まれてから20代後半くらいまで)
② 「家住期」社会で活躍する時期、社会の歯車の一部となる時期(20代後半くらいから定年退職や隠居の暮らしを始めるまで)
③ 「林棲期」社会から退きまったりと暮らす時期(隠居の暮らしを始めてから晩年まで)
④ 「遊行期」世捨て人になる時期や死後

という4つの時期です。


この4つの時期は、もっと違うサイズで考えることもできます。

① お誕生日(ソーラーリターン)から3ヶ月後まで
② 次の3ヶ月間
③ その次の3ヶ月
④ さらに次の3ヶ月
というふうに読んでもいいですし

① 朝6時〜正午
② 正午〜夕方6時
③ 夕方6時〜夜中の0時
④ 夜中の0時〜朝6月
というふうに読むこともできます。

私たちの暮らしにはいろいろなサイズのリズムがあります。
そのリズムの中で「この時間帯やこの時期には この恒星の性質が現れやすい」というものが出てくるわけです。


今回の占い練習では 人生の4つの時期について考えていきますが、
よかったらご自身でも「1年の中の4つの時期」「1日の中での4つの時期」に どんな恒星と繋がりながら暮らしたいるか考えてみてもおもしろいと思います。


前置きが長くなってしまいましたが、それではいってみましょう!



① 「学生期」社会での生き方を学ぶ学生の時期(生まれてから20代後半くらいまで)


☿ 水星 - マルカブ Markab
水星がカルミネートのとき、マルカブがライジング

マルカブは、馬の鞍のような星です。
動くもの、状況の中で安定を保つ性質です。

それが水星とパランを持っているので、あすかさんの知性や仕事力、言葉は、変化する中でうまくバランスを保ち安定するところがありそうです。

逆に、変化や何の動きもないところでは不安定になるかもしれませんね。


♀ 金星 - スピカ Spica
金星がライジングのとき、スピカもライジング

スピカは麦の穂のような実りの星です。
農作物の意味だけではなく知性の意味でも豊作です。
「あすかさんは絶対に成功する!」と断言はできませんが、その資質を強く持っています。天賦の才能です。
実ったものを多くの人々に与える星で、自分は世界になにを提供できるのかというのは大事なテーマであるようです。

これが金星とパランで、お金や感性、他者から見える輝きの面で こういうところがよく現れそうなのですが、
金星をもっと深く発揮するときには 天空・宇宙の力を受信する面でスピカ的になるとも読めるようです。

天空から受け取ったたくさんの実りをみなさんにお裾分けするということでしょうか。



あすかさんにとって、スピカは「学生期」だけではなく生涯を通じた特性のポイント(ヒアライカル・ライジング)にも登場していました。

この知的な実りやお裾分けの心は、あすかさんの前進する力となり エネルギーを与えてくれているようです。



♃ 木星 - メンカル Menkar
木星が空のカルミネートのとき、メンカルがライジング

メンカルは大きな鯨のような星です。
ウルトラマンに出てくる怪獣のようでもあります。
集団無意識に接触するのですが、受動的であれば集団意識に取り込まれますし、能動的であれば集団に何かを提供するようです。

非常に荒々しい星である上に これが拡大の星である木星とパランしていることもあって、ただごとでなく荒々しい怪獣と考えてよいと思います。

これだけだと荒れるだけ荒れて落とし所なく終わる…となりそうなのですが、あすかさんの場合はそのエネルギーの行き場となり得る 探究や扇動の性質がある星とのパランもあります。(←後で紹介します)

なので、そのパワーを探究や扇動に使うことで 類稀なるパワフルさを発揮し、集団の無意識と関わる体験をしていくのでしょう。

やはりここでも、提供する姿勢、与える姿勢でいることをオススメしたくなります。



♄ 土星 - ラス・アルハゲ Ras Alhague
土星がライジングのとき、ラス・アルハゲもライジング

ラス・アルハゲはセラピストのような星です。
傷ついたものを癒したり治したりする働きがあり、そういった仕事で力を発揮します。

私も先ほどの勉強で知ったばかりなのですが、土星は「この社会での落としどころ」と読むようで、
その土星とラス・アルハゲがパランしているとなれば 先のメンカルの荒々しさも誰かの傷を癒す力にすることで落ち着く面もあるのでしょう。



♄ 土星 - ミルファク Mirfak
土星がカルミネートのとき、ミルファクがライジング

土星にパランしているのはラス・アルハゲだけではありません。

ミルファクは若い男性の活力のような星です。
いかなる挑戦にも逃げ腰にならずに受けて立つ働きを持っています。
時々無謀なことに突っ走るかもしれません。それも力になりますので やはりパワフルです。
特に若いうちは 実力以上に評価されることもありそうです。

評価はされやすいけれど、実力よりも多めに評価されていることを心に留めて動けたらと思います。
というのは、後に紹介する星で 社会の正義とか礼儀正しさの星や、油断すると傍若無人になりそうなスターの星があるからです。
「勢い余ってついうっかり…」を気をつけていれば、自分を卑下する意味ではない 謙虚でありながらすごいパワーを発揮して 将来は大人気の大成功!という道もあると思います。



♄ 土星 - デネブ(デネブ・アデジとも) Deneb Adige
土星がライジングのとき、デネブ・アデジもライジング

土星にパランした星はまだあります。
デネブは「シャーマンの星」です。
霊的なものを追求する力。
学習能力の高さもあります。

また、「流れをいったんせきとめて(世界卵)を育てる力」と「妨害する者を攻撃したくなる」という星でもあります。

世界卵がどういうものかは、ちょっとだけ調べましたがまだあまりよく分かりません(^_^;)


妨害する者がなぜ、どういうしくみで妨害してくるかを学んだあすかさんなら、妨害する者が現れなくなる姿勢や 妨害があってもそれに感謝できる心にあることもできるのではないでしょうか。

攻撃するのは簡単かもしれませんが、そこは成長の伸びしろのようになっているのだと思います。


恒星は高い次元のものであるがゆえに 抽象的で、細やかで具体的な対処とか選択肢については 指定してきていないのではないかと思うのです。

物質界で具体的に生きる意識の次元に そんな恒星の性質が降りてきたとき、
「攻撃することもできるし、違う選択肢を考えることもできる」と細やかなやりように変換・翻訳して暮らすことができるはず…と 今のところの私は予想しています。



まだ初めての練習ですので はっきりは言えませんが、
こうしてみると、「学生期」や誕生日(ソーラーリターン)からの3ヶ月、午前中といった①の時期にパランとなる恒星はけっこう多いほうなのではないかと思います。

この時期は特に多くの恒星とつながりやすいようなので、こんなふうに複数の恒星が登場する場合には これらの星々のどれか!ではなく 複合した暮らし方を考えてみるとよいようです。


荒々しいメンカルの集合無意識との接触パワーの持って行きどころとして、知的探究をしたり(スピカ)、誰かの傷を癒したり(ラス・アルハゲ)、霊的なものを探究したり(デネブ)、そういった挑戦をしたり(ミルファク)…

それを誰かのために貢献する姿勢で臨むことで、強大なパワーが暴発せずに 地球ライフでもうれしい形に落ち着くということなのでしょう。


数年前のあすかさんのお誕生日のときに大きな実験を始め、その協力を呼びかけたことがありましたね。

あれがすごくよい形に収まったのは、これらの星々の性質を地上でもうれしい形に持っていけたということなのでしょう。

年齢的には「学生期」を過ぎましたが、毎年のお誕生日を過ぎた頃や 朝の起床から午前中の時間帯はあのときの感覚を思い出してみるのもよいと思います。


たくさんの星々と繋がっていて賑やかなときに ちょうど動きの中で安定する(マルカブ)とも繋がっていますので、
お誕生日すぎの頃には寒いからと行動を控えめにするよりも なにか活動を始めてみるのもよさそうですね。

ちょうど年末年始も入り、忙しい時期だと思います。
その忙しさはあすかさんの味方になってくれていたということですね。

10年以上前に「止まる安定に死を感じる」とあすかさんが話していたのを思い出しています。
きっとその頃から、少しずつ星たちの声を聞けるようになってきていたのでしょう。



ほか、学生期には
・天王星とアルデバラン
・天王星とエルナト
・海王星とディアム
というパランもありましたが、天王星・海王星・冥王星は個人を読むにはあまり適さないということで ここでは割愛します。



② 「家住期」社会で活躍する時期、社会の歯車の一部となる時期(20代後半くらいから定年退職や隠居の暮らしを始めるまで)

今のあすかさんはこの「家住期」です。
社会の歯車の一部にというと アレルギーがある方もいるかもしれませんが、社会に参加したり貢献したり、自分が属する集団やコミュニティの一員として活躍するような時期と思っていただけたらいいでしょう。


♄ 土星 - アルシオネ Alcyone
土星がローワーカルミネートのとき、アルシオネがカルミネート

霊的な能力、想像力の星です。
世知辛い物質的な世界観に対してスピリチュアルなことを訴えかける力。

パランした惑星の分野で ほかの人々を巻き込む力を発揮するようです。
土星とパランしているというのは…どう見たらよいでしょうね。

社会、ある世界観の土星の箱に スピリチュアルなことを訴える?
あるいは、スピリチュアルな視野で 土星の箱、すなわち一つの世界観を作っちゃうのかもしれませんね(笑)



ほかに、
・冥王星とスワロキン
・冥王星とデネブ
というパランもありましたが、ここでは割愛…しようと思いましたがちょっとだけ書きます(笑)


あすかさんは進化占星術で冥王星をじっくり見ることもされているので、このスワロキンやデネブをなんらかの形で強く受け止めているのではないかと思います。

スワロキンは占いに個人の無意識や深層心理の海に潜って 目的のものを探してくる性質があり、カウンセリングやチャネリング、占いをする人には最高に有能な星であるようです。

これが冥王星の分野で専門的な技能や手腕として発揮される…ということは、
魂の分野、特により奥深く広大な魂の世界に繋がる「扉」のような分野の占いをするのをオススメしたい気持ちになります。

デネブも先に出てきた通り「シャーマンの星」ですね。



あすかさんが社会で活躍するときには、スピリチュアルなこと、占いとか魂とかのことに取り組む運びになるのが健全と言えるでしょう。

あすかさんはご友人から「巫女さんのような性質が出てきた」というふうに言葉をもらったそうですが、
デネブの性質に気づき始めたところなのかもしれません。

人生の「家住期」は定年退職や隠居ライフに移るまで ずっと続きますので、これからもどんどんこういった性質が開花していくと見てよいと思います。

占いに取り組んでいらして、星の性質を受け止めて生きていらっしゃるなぁと思います。



③ 「林棲期」社会から退きまったりと暮らす時期(隠居の暮らしを始めてから晩年まで)

☽ 月 - ズベン・エルシャマリ Zuben Eschamali
月がローワーカルミネートのとき、ズベン・エルシャマリがセッティング

ズベン・エルシャマリについて、先日の「おはなしする」でも教えてもらえていましたね。
天秤座のお皿の片方である星です。

もう片方のお皿のズベン・エルゲヌビは徹底していますが、あすかさんの月にパランしているズベン・エルシャマリの方が緩いようです。

両方とも、社会正義を貫きたい星です。
社会の中で個人の権利や利益を守ろうとします。

ズベン・エルシャマリの方が情状酌量の余地があるというか その人その人を見て判断しようとしています。

ズベン・エルゲヌビはもっとこう、徹底している雰囲気があります。
不正を正し、巨大な権力に立ち向かおうとする意思や行動力です。


前にこの星の話題になったときに、あすかさんは「どっちの皿か」を気にしていらっしゃいましたね。
基準となる重りを乗せる皿なのか、はかられる者を乗せる皿なのか。

この星の解説を見るに、おそらくあすかさんと繋がっているのははかられる者を乗せる方の皿です。

はかられる方の、人や魂を見ている。


個人の事情と社会との兼ね合いや どこでバランスを取ったらちょうどいいかに気持ちが向く性質です。


これが月とパランしているということで…
その気持ちが始まりとかきっかけとかになって、そこから発展している展開があるのだろうと思います。


さらに。
ズベン・エルシャマリは木星と土星とのパランもあります。

木星がカルミネートのとき、ズベン・エルシャマリがセッティング
土星がカルミネートのとき、ズベン・エルシャマリがセッティング

第一線を退いたあとに、やたらのズベン・エルシャマリが強く出てくるのです。
これは一体…!

そのきっかけを得て、バーンと広がって、オチがつく。


あすかさんなら あまり「正義」という言葉では考えなさそうですが、「その人その人が その人の生き方をできたらいいねぇ」という気持ちが強まって、なにか活動を起こすのかもしれません。

きっとその時期に至るまでの人生の道のりで 占い活動からたくさんの人のそれぞれの生き方に触れて来ているはずです。
そこから思うところが湧いてくる…とすると、けっこう自然な流れのようにも思えます。

もしかしたら、占い活動だけではない何かをするかもしれませんね。
ただし、引退後というか まったりしたタイミングですので、老後のボランティア活動のようなことかもしれません。



☽ 月 - アルケス Alkes
月がセッティングのとき、アルケスもセッティング

アルケスは、礼儀正しい星です。
また予言的な資質の星でもあります。

私が学んだ資料には、「ローマ法王を象徴する天体」「キリストと力を受け止めるカップ」とも書いてありました。

霊媒のような力があるならば、何者かの働きかけを地上で受け止める役割としての能力が与えられる、とも。
器として働くために、器の形が与えられているよということですね。

あすかさんは、高次元からの働きかけが 地上に降りるための「止まり木」の話を前におっしゃっていましたね。
あすかさん自身がその「止まり木」と似たような働きをする、というようにも読めます。


なにか特別なものを受け継いだりするかもしれません。
占いの面では 既に受け継いでいるものがあるように感じていますよね。

これは人生の規模で考えると引退後によく現れてくる性質でもありますが、仕事の後のまったりタイムとか 初夏〜夏の頃にも現れるものですので、部分的にはもう感じていると見てよいのかもしれません。

また、ご実家とお魚屋さんについても最近思うところが湧いてきたということで、もしかしたらそうするかもしれません。
本に書いてあったように「正当継承者」なんて思うと ちょっと身構えてしまいそうですが…!(笑)


ここでいう予言というのは「予測すること」だそうです。御信託を賜るのとはちょっと違う意味です。

この予測に関するところは本の意味するところをうまく汲めなくて私もよく分からないのですが、予測や予測って、あすかさんの得意分野ですよね。

私が言うのもあれですが、「こういうことかな?」と考えたときの目のつけどころが神がかっているように見えるのです。
あすかさんの予想には恒星の神さまが宿っているのかもしれませんね(笑)


礼儀正しい星でもあるということで、あんまりゴリ押しせずに、謙虚さや丁寧さ、誠実さをもって予想や予測したものを表明していけたら
それがよりしろのように機能する…ということかな?と予想しました。



あすかさんがいつ引退するかは私には分かりませんが、これらは老後とか引退後の様子でもあるということです。

社会で活躍する時期は霊的な力や 心の奥深くを探る性質が非常に強く出るようでしたが、その後に器となるということ…

地球での受け入れ窓口のようでもありますね。

あすかさんの周りには宇宙由来の魂さんが多く集まっているご様子ですので、あすかさんの様子から考えるに彼らを地球に受け入れる係なのかな?なんて思います。

そこで、宇宙由来の魂さんたちのことも視野に入れて「その人その人がその人の生き方をできたらいいねぇ」のなにかをやり出すのでしょう。



④ 「遊行期」世捨て人になる時期や死後

死後に人々に与える影響とも言いますし、もしそのときにエーテル体などのような「肉体が死んでも続く体」をあすかさんが発達させ実感できるくらいになれていたら、その状態での活動のしかたでもあります。


♄ 土星 - アルシオネ Alcyone
土星がセッティングのとき、アルシオネがローワーカルミネート

霊的な能力、想像力の星です。
世知辛い物質的な世界観に対してスピリチュアルなことを訴えかける力。

「②家住期」のところでも土星とのパランで出てきた星ですね。

今の私だったらこれを言うことに多少戸惑いがありますが、あすかさんがお亡くなりになったら アルシオネの巻き込みパワーでみんなのことも死の(魂の)世界にご案内するのでしょうか?

「死をそこまで忌み嫌う必要はないよ」というくらいのことは言うかもしれませんね。


最近のあすかさんの知識ですと、夢で何かを教えたり教わったりしている方々も多いことが分かっていますので、
あすかさんがお亡くなりになった後にも みんなの夢に登場して星占い教室とか霊的な語らいをやり出す可能性があります。

あるいは、今も寝ている間にやっているかもしれませんね。


あすかさんはよく
「占いをするのに私の個たるありよう(あすかフィルターのようなもの)が邪魔に感じられるときがある」
「死んだらもっといい占いができるかなー」
とおっしゃっていますね。

そこはちゃんと予定しているというか、寝ている間やお誕生日前の時期にやっているところもありそうです。

エーテル体を上手に自覚できていないというか、まだ「ああ!これがエーテル体だったのか!」という実感を得ていないので なかなかそれをやれていると思いにくいかもしれませんが、
よかったら『エーテル体に目覚める本』などを読んだりトレーニングをしてみてもいいかもしれませんね。



■ 一生に影響する特性

これは以前にもブログで出てきた話ですので簡単に。

ヒアライカル・ライジング:スピカ Spika
ヒアライカル・ライジングの星は、前進する力となり、エネルギーを与えてくれる星です。
スピカは「①学生期」のところにも出てきましたね。


ヒアライカル・セッティング:ハマル Hamal
ヒアライカル・セッティングの星は、人生の後半、危機に陥ったときなどに力を与え支えてくれる星です。

ハマルは世代交代の星です。
特に、思想的な価値観の世代交代です。
新しい価値観や世界観を打ち出します。

なので、古い価値観や世界観に気を取られずに 自分の世界観で徹底して進めていくようなところがあり、ガンコというか強く激しい性質とも言えます。

どうもこの星は強烈すぎるらしく古いものを突き落とすように現れることもあり、ハマルの性質はほかの星の性質と合わせて マイルドに生きるのがオススメのようです。

ここまて見てきたあすかさんの恒星には 激しいものもありましたが、折り合いをつけるようなもの、礼儀正しいものもありました。
集合意思や個人の心の深みに触れる星もありました。

古い価値観や世界観に世代交代を告げるときも、あすかさんなら「バッサリ切り捨てる!」ではなく、ぽかぽかにして「今まで本当にありがとう」をすることでそれを遂げていくことができるのではないかと思います。

切り捨てたら、切り捨てられた悲しみが残って 後からそのしこりと対峙することになるでしょう。
ぽかぽかにして受け入れたら、過去のものや古きものも新しきものの力になってくれます。

あすかさんはそれをよく知っているので、そういうふうにして世代交代を行おうとするのでしょう。

いろんな恒星たちが働きかけてくれていてよかったですね。



■ 地平線・子午線の星

ブログのコメントでも質問をもらえていた「Stars at Natal Horizon or Meridian」というポイントと繋がる星のことです。

「Stars at Natal Horizon or Meridian」と繋がる恒星をどう読むかは分かりませんでしたが、
ともあれ恒星の性質がやってこられるなんらかの「つなぎめ」「ゆるゆるポイント」であるのは確かであろうと考えられます。


アルファラッツ Alpheratz
自由のための闘い。スピーディな動き。行動力。妥協しない。乗り物への愛着。
といった説明が出てくる星でした。

あすかさんにそこまで乗り物への愛着はあっただろうかと「?」と思いましたが、
次の「アンタレス」のところを見てみてください。


アンタレス Antares
ご存知の通り、蠍座の心臓にあたる星です。
名前は「火星に対抗する」の「アンチ・アレス」からきています。
逆行する期間も長く 扱いが難しいと言われる火星を御する力。

蠍座全体を竜と見なし、その竜に乗って制御する「竜使い」「火神」。火星の不吉さを打ち消す星です。

いろいろ説明を端折りますが
ヤマタノオロチ、「地におろす」、猿田彦大神とも関係があり、そこから地球界隈のインフォメーションセンターのような機能も。

現世的な欲求に埋もれず、死を鏡にした浄化された魂の世界の星。
という説明は、私もまだそこまで理解できていませんが…(^_^;)


ここまで聞いて、あすかさんなら「あ…」と思うところがあるでしょう。

アルファラッツで「乗り物への愛着」という話がありましたが、アンタレスが竜を乗り物にしている。

そして、あすかさんはドラゴンヘッド大好き人間です(笑)

「ドラゴンの道案内」
「ドラゴンヘッドの占いがアドバイス界のインフォメーション窓口になればいい」
「猿田彦先生は、道案内の大先輩」
「私は蠍座の女」
「ホ◻︎スコープ研究所の前に アンタレス研究所にしようかと思った」
これらはあすかさん語録です。


あすかさんはご自身で「自分は遅い」と思っているため、私もアルファラッツの他の性質についてはまだ謎のように感じてしまいますが、アンタレスのくだりは非常にあすかさんだなぁと思います。


地平線と子午線に関係した恒星ということで、やはりこれらもただごとではないあすかさんの材料であるように思います。



■ まとめ

とてもたくさんのことが書いてあってまとめるのも大変ですが(笑)


先日スーパーのイベントコーナーで占いをしてもらったときに「物質・形にする」という話もありましたね。

魂の世界のものを受け入れ物質界で形にする。
そして古きものへの敬意を忘れず、新しき世界観を打ち出す。
霊的な探究、占いの力、知的な実り。

これらでどんどん貢献しましょう。
占い活動の全部で対価を求めないのは難しいかもしれませんが、あすかさんはそもそも「お代はお金じゃなくてもいい」のように そこへのこだわりは薄い人でしたからね。

資料には「皆のために犠牲になる」という言葉が出てきたところもあって 少しドキッとしましたが、つまり皆のために力や時間を使って貢献するのです。

そこを嫌がって出し惜しみをしていたら何かの犠牲になることもあるかもしれませんが、
既にあすかさんにたくさんのものが与えられていることをよくよく感じ、ありがたく思う気持ちで皆に貢献するのであれば、嫌々犠牲になるのとは違った形になる…と考えてみるのも悪くない思います。



これまでやってきた占い…あすかさんの出生図とも矛盾なく読める内容だったと思います。

ヘリオセントリックのホロスコープはまだよく見ることができていませんし、
惑星と恒星の位置関係から考えることもまだできていませんので、まだまだ恒星のおもしろいものがあるのは覚えていてほしいのですが、
ちょいちょい調子に乗りすぎてうっかりをやらかすとは言え あすかさんは恒星とのつながりの面でもよく生きていらっしゃると思います。


ご自身に「がんばれがんばれ!」とハッパをかけると動きが悪くなるのが見受けられますので、
仕事というか 楽しく遊ぶ気持ち(出生図のドラゴンヘッドなどいろいろが5室牡牛座)でやっていただけたらいいなと思います。


この占いがあすかさんの「なぁんだ(笑) やっぱりこの私だ(笑)」という気持ちに繋がれば幸いです。

練習させてくださってありがとうございました!



相原あすか



占いを作るために使った参考資料
恒星の性質など:松村潔『三次元占星術』、松村潔『トランジット占星術』
恒星のデータ表作成:アストロドットコム



ご案内

相原あすかのドラゴンヘッド本
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