ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。


[このページの話だよ]



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[今日見ていく原文]

What I wanted to share today was these core points about Capricorn and the nature of natural law versus conditional law, and what happens because of the conflict between them. You can see that these simple facts are implicated in the causes of the current patriarchy’s wars, violence, abuse, sadism and masochism. Up until around 6500 B.C.E., and this is historically accurate, there is simply no evidence from any source of any kind of wars or violence between people. None.

Audience: When was that?

Jeffrey: Before about 6500 B.C.E. In the old days, one of the reasons that women exposed themselves to a diversity of men was what they used to call “mixing blood.” The woman would think that if she exposed herself to this man and then that man and then this man, then these men would not be violent towards one another. This is one of the ways that women used to maintain stability in the social order. This is radically different than how men want you to think, but it’s historically accurate. If you doubt it, read history. You could start with Whores in History by Nikki Roberts, or Sacred Pleasure by Riane Eisler. The repression of natural law is the causative factor of the rage and violence we all experience, unfortunately, in today’s patriarchy.

Now we’re at a five hundred year point in history prior to the beginning of the Aquarian Age. What’s astounding is that the last Aquarian Age, twenty-five thousand years ago, was the fruition of what we now call the matriarchy, which again is simply a metaphor for natural law. As we move towards this new Aquarian Age, there will be an essential change on our planet, through circumstantial necessity requiring human beings, heeding their survival instinct, to re-orient themselves to natural law.

We don’t have time to go into it all, but I will end this lecture with a comment about the extraordinary relevance of the planetary nodes to this topic. Every person in this century has the South Node of Neptune, meaning their original, karmic spiritual roots, at roughly nine to ten degrees of Aquarius. The planetary Nodes of the outer planets move very slowly, so ours are all pretty close together, by the way.

Everybody in this century has three planetary Nodes in the same Sign: the South Node of Jupiter, meaning their belief systems; Saturn, meaning the structure of their consciousness; and Pluto, meaning the collective soul in this case. Guess what Sign those South Nodes are in? Capricorn. Pointing right back to our karmic roots in the original transition out from under natural law. What is this group of people doing on the planet at this time? What karma have we come here to release? Think about it.

Thanks for listening.



[ここから]

今日私がここで共有したかったのは、これら核となる山羊座についての要点、そして自然の法則に対する条件付き法則の性質について、またこの二つの矛盾のせいで何が起こるのかについてだ。

これらの単純な事実が、現在の父権制社会における戦争、暴力、虐待、サディズム、マゾヒズムの原因と関係していることがわかる。

紀元前6500年頃まで、これは歴史的に正確だが、いかなる種類の戦争や暴力が人間の間で行われたことを証明する資料はどこにもない。
ないのだ。


もう、父権制社会ではありとあらゆる暴力や戦争が ここまで出てきた抑圧に由来していると言うわけだ。

ガマンをやめれば戦いは終わる、と。

古代の核のようなものを使った戦争とか、ノアの方舟関連の大洪水のもとになった争いとかの話も聞いたことがあるけれど、証拠らしい証拠はないのかもしれないな。
あれはどれくらい古代の話だったっけ。


ああ…でも、そうかもしれない。
ガマンは、自分と戦ったり 自分に虐待をしているようなもので、そんな自分内面を雛型として それが外界に反映されたら そりゃ戦いや暴力や虐待は起こる。

至極当然の理屈のように見えてきた。


生徒:それはいつですか?


ジェフ:紀元前6500年頃 より前の古代、女性が様々な男性に身をさらした理由の一つは、彼らが「混血」と呼んでいたものだ。

女性が、この男性、あの男性、そしてこの男性と身をさらした場合、その女性は、これらの男性は互いに暴力を振るわないだろうと考える。

これが、女性が社会秩序の安定性を維持するために使用した方法の一つだ。

これは男性が我々に望む考え方とは完全に異なるが、歴史的には正確だ。

男性が我々に望む…?
細かいところだから まぁ置いておこう。


疑うなら、歴史の書物を読んでくれ。

ニッキー・ロバーツによる『歴史における娼婦』、またはリアーン・アイスラーによる『聖なる喜び』から始めてみてもよいだろう。 

ニッキー・ロバーツによる『歴史における娼婦』
リアーン・アイスラーによる『聖なる喜び』

自然の法則の抑圧は、残念ながら今日の父権社会において我々全員が経験する怒りと暴力の原因因子となっている。




現在、我々は水瓶座の時代が始まる前の500年の歴史をたどっている。

春分点が水瓶座に入る時期としての「水瓶座の時代」は、500年後くらいということか。
ジェフリーさんがこの講義をしているのが たしか20年くらい前なのだよね。
となると、あと480年くらいか。

私が学んでいるほかのところからも、「水瓶座の時代って騒いでいるけど ちゃんと計算したのかな?もっと後だよ」という話がある。


驚異的なことは、25000年前の前回の水瓶座の時代は、我々が今や母権社会と呼んでいるものの結実であり、それは繰り返すが、自然の法則の単なる比喩にすぎない。

我々がこの新しい水瓶座の時代に向けて進むにつれ、我々の地球には本質的な変化が生じるだろう。

状況に応じて、人間が生存本能に注意を払い、自然の法則に向かって向きを変える必要があるだろう。



すべてを説明する時間はないが、この話題と惑星ノードとの驚くべき関連性についてのコメントで、この講演を終了しよう。

今世紀のすべての人は、水瓶座のおよそ9〜10度に、海王星のサウスノード、つまり原点となるカルマの精神のルーツを持っている。

ここで「今世紀」と言っているのは もしかしたら2020年が含まれる世紀よりも前の世紀かもしれない。



ジェフリーさんはなにを言おうとしたのだろう?

春分点由来の「水瓶座の時代」が 約500年後に来る。

その前の今私たちが生きている時代は、海王星サウスノードが同じ水瓶座にある。

水瓶座のなにかを卒業しようとしているのか。

山羊座にたくさんの歪みがくっついていて それを終わらせようとしたように、
水瓶座にもなんらかの歪みがくっついていて それが海王星的な意味で終わってピカピカになったところで、
春分点由来の「水瓶座の時代」がピッカピカな感じでやってくるということかね。



ちなみに、外惑星の惑星ノードは非常にゆっくりと移動するため、我々のノードはすべてが互いにとても接近している。

自分や誰かのネイタルチャートでも トランジットチャートでも、ということですね。


今世紀の誰もが同じ星座に三つの惑星ノードを持っている。
木星のサウスノード、つまり信用体系。

あれ?この前木星のサウスノードが違う星座にあるのを何かで見かけた気がするけど 気のせいかな?

そして土星、意識の構造を意味する。
そして冥王星は、この場合は集団の魂を意味する。

これらのサウスノードは何座にある?山羊座だ。

自然の法則を原点にした過程におけるカルマのルーツを真っ直ぐに指している。

今、地球上でこの集団は何をしている?
ここで解放するカルマは何だろう?
考えてみてくれ。


山羊座にくっついた 無力感や無価値感からくる歪みや恐れ、抑圧の話をこんなにたっぷりしてきているからね。

そして、私たちみんなが山羊座に多くのサウスノードを持っている。

私たちの魂が歩んできた道のりで、私たちの魂には無力感とか無価値感とか恐れとか抑圧とかガマンとか歪みがこびりついているんだ。


そして、なんと言っても山羊座にあるのがサウスノードだからね。

「その無力感とか無価値感とか恐れや抑圧とかガマンとか歪みとかは、もう充分にやってきたし、それを大切にすることでは成長を見込めなくなっているので、もうそろそろ そういうのは卒業するんだよ。
ガマンしてがんばることでうまくいく時代は終わり。

そして、25000年前に水瓶座の時代だった頃は 母権制社会だった。
これから数百年かけてだけど、父権制社会はだんだんと終わりを迎えるよ」

ということだと思います。

当たらずとも遠からず…!なはず。


ご拝聴ありがとう。



[ここまで]


最後の最後に急にノードの話が出てきて「!?」となりました。

私はこの、いろんな星のノード…ドラゴンヘッドの仲間たちのことが知りたくて進化占星術を勉強しているのでね。

なかなかその話題が出てこなくて 私はずーっと脇道にそれたままの気分ですが、おもしろいのでよいです(笑)

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これで「土星、山羊座と10室:カオスとダークエロス」のシリーズはおしまいです!


こちらのページに「土星、山羊座と10室:カオスとダークエロス」の記事一覧が載っていますのでご活用いただけたら幸いです。

次回からは新シリーズ「6室、そして魂の成長を可能にする自己改善の問題」です!




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