ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。


[このページの話だよ]



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[今日見ていく原文]

Question: how many of you have tried to live to some degree a spiritual life? Including meditation and yoga and the rest of it. Or orientations to some sort of guru?

Now check this out: how many of you realize that up until, say, 7000 B.C.E., there was not even an idea of what we would call God? There was not even a conception for it. Up until around that time, God was considered to be what we call Gaia. Earth.

Around 7000 B.C.E., there was the very first conception in human consciousness of what we now call God. Amazingly enough from the patriarchal perspective, the very first concept for God was a woman. The original name for God in history was Namu, which was a woman. Even in that cosmology, it was vastly different than how we picture God now.



[ここから]

質問:この中で何人が、ある程度の霊的人生を送ろうとしたことがある?

霊的人生には瞑想やヨガなどが含まれる。

また指導者みたいな人に指南を仰いだことがある?

このブログの読者さんなら けっこうたくさんの方が当てはまると思います。


では、これはどうだろう。

この中で何人が、たとえば、紀元前7000年まで神と呼ばれるものの考えすらなかったという事実を知っている?
概念すらなかったのだ。

知らなかった!


大体その頃までは、神は、我々がガイアと呼ぶものと見なされていた。
地球だ。

そういう意味か。
八百万の神の国に住んでいるためか 私はガイアのことも神だと思っていたよ。
みんな、たくさんの神がいるうちの一柱…

ジェフリーさんはアメリカで暮らしているので、「神」という言葉を使ったときの意味するものが 日本の文化とは多少違っていそうだ。

唯一の神がいる感じ…
そして、紀元前7000年頃に「唯一の神」の概念が生まれたということだね。

ここからの話は そういうのもちょっと気に留めながら読むとよさそうだ。



紀元前7000年ごろ、人間の意識に、現在我々が神と呼ぶもの(唯一の神)のまさに最初の概念が生まれた。

父権社会の観点から十分驚くべきことに、この最初の神の概念は女性だった。

神の歴史上の起源となる名前は「ナム」、これは女性だった。

その宇宙論においてさえ、神の捉え方は現在と大きく異なっていた。


[ひとまず ここまで]



「ナム」と言われると、私なら「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」の「南無」を思い浮かべます。

帰依する、サレンダーのような意味ですね。
放り出しているような、自分の全てを差し出しているような、全幅の信頼において全てをお任せしているような。

「ナム」と「南無」になにか関係があるのかは ここまでの文章では分からないけれど、音が同じということは なにかあるかもですなぁ。



ガイア(地球)を神とは見なさない とした上で
(地球で初めての)神という言い方をするなら、
宇宙から地球にやってきた宇宙人の種族アヌンナキ界隈を調べたくなります。

「ナム」のような名前のアヌンナキはいたかな。

今ざっと検索して見つけたページによると、やはり「原初の女神」の「ナム」が登場します。
※  今検索で見つけたページ
この資料の5枚目、178のところに「ナム」が登場しています。

ジェフリーさんの言う「女神ナム」は おそらくこの宇宙人でしょう。

人間が「神」と呼びたくなる存在の多くは 宇宙人だったりもするようなので、その辺りをちょっと思い出しながら読むといいかもね。



前回のおはなしでは「紀元前6500年頃に 母権制社会と父権制社会の移行が始まった」という話があったので、
紀元前7000年に女神の概念が生まれたことから その流れで…というものがありそうだなと考えられますな。



つづく。



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