ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。

これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。

かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字青い字でコメントします。


[このページの話だよ]
[関連記事]


[今日見ていく原文]

Audience: Do you think that would cause a person to have a lot of feelings or energies from past lives?

Jeffrey: Are you talking about images that occur into the consciousness?

Audience: Yes.

Jeffrey: Retrograde planets of themselves attempt to break down the barrier between conscious and unconscious and, specifically, the individuated unconscious. The retrograde archetype tries to actually access the Uranian archetype which is held in the individuated unconscious. So, of course such images can come forth as well as actually having the experience of reliving things from other times.

Audience: With Pluto retrograde you said that all intimate people that you have in your life, you have been with before.

Jeffrey: No. That is not in the Pluto book. I wrote it, I should know.

Audience: I thought you made that statement about the 8th house Pluto.

Jeffrey: Yes, that is about the 8th house Pluto, not Pluto retrograde in general.

Audience: How do those people come together?

Jeffrey: That choice, and that karmic requirement, if you look at it from this life’s point of view, is established in other times. It comes under the category of fate or destiny. Generally, twenty percent any of our lives is fated, and eighty percent is free choice. When there is a karmic/evolutionary requirement to repeat or relive certain relationships with individuals in which something was not done right, finished, or completed, or even in certain cases where there is a condition of fruition, then those karmic and evolutionary requirements correlate to ‘fate’. In this context fate then directs the show beyond the current personality. Circumstances have actually been created by the Soul, unbeknownst to the conscious personality, that lead people back together.

Audience: Can it be a archetype of something that needs to be repeated rather than something which is with an actual Soul that you have been with before?

Jeffrey: From an 8th house Pluto point of view? Yes, that ‘something’ can be inner dynamics that have created circumstances that need to be repeated. If that also turns out to be the need to repeat specific relationships with others then you want to look at Venus, and the ruler of the 8th house because that is essentially what is going on: what the dynamics have been. Look at the aspects that both are making in order to understand the total ‘picture’ of what has gone on and why. Within that to then understand what the resolutions are of these dynamics that are being repeated so that the Soul does not have to repeat them again.

Audience: This is true all during one’s lifetime, and never stops? And does it continue into future lives?

Jeffrey: It totally depends on what choices are being made during this lifetime.

Classic example. A person we knew had a deep vision to be an alternative teacher. She had a natal 8th house retrograde Pluto, and a stacked 9th house. The vision that the person had was a wonderful vision, magnificent vision, which required her to have a teaching partner. She had done this before, in another lifetime, and had others that she had partnered with for this vision to become reality. And, yet, in that former life one of those partners, a business partner, 8th house Pluto retrograde, was utterly jealous of this person. She wanted to be this person herself.

Thus, she was dishonest, and completely manipulative in terms of presenting her own motivations to this person: the reasons that she wanted to help her actualize this vision. Her inner motives in that life were to help this person actualize her vision, and then to sabotage her so that she could then take over the alternative school that this person had designed.

In that life when this began to occur the 8th house Pluto person refused to understand, grasp, and accept who that person really was, what their intentions and motives were. She just wanted to forgive that person, and made up all kids of excuses manifesting as reasons as to why that person did what they did.

Thus, because of this, the 8th house Pluto retrograde person created karmic and evolutionary conditions in which they would have to repeat these dynamics again so as to relearn the truth of what actually happened, and why. This was necessary of course so that the 8th house Pluto person would not do this again, so they could then evolve. And, of course, it was necessary to experience this person in this life so that the 8th house Pluto retrograde person could finally call a spade a spade to this person’s face.

So as she began to implement her vision she drew to herself a person who wanted to help her actualize this vision. Everyone else around her was telling her not to get involved with that person. And, of course, that person was that same person from the former life.

So even though everyone else around her was telling her not to get involved with this person she did so anyway: it was fated. So she went ahead a made the choice to go ahead with this person. Yet, because of that person not being honest, etc, events transpired that lead them to become arch enemies. This time she did not make excuses for her, and saw everything about her with crystal clarity. And that, indeed, was the resolution relative to the karmic and evolutionary need to repeat this relationship.

The lesson for this 8th house Pluto retrograde person, relative to a stacked 9th house, was to trust her intuition, and to see this particular person clearly.



[ここから]

出生図の惑星が逆行している場合のお話の続きです。
長いけど話のつながり上 一気にいきます。


生徒:逆行によって、その人物が、過去世からたくさんの感情やエネルギーを引き出すことになると思いますか?

ジェフ:意識の中に入ってくるイメージについて話しているのかな?

生徒:はい。


ジェフ:逆行する惑星自体、意識と無意識の間の境界線を壊そうと試みている。
特に、個性化された無意識だ。

逆行アーキタイプは個性化された無意識の中に留まっている天王星のアーキタイプに実際、近づこうと試みる。

なので、もちろん、そんなイメージが生まれるだけでなく、過去世の追体験を実際にすることも可能になる。

ジェフリーさんが「個性化」という言葉を使うときは、魂の進化の段階(成長の段階)のうちの一つのことを指している可能性がありますな。

(未進化段階)→コンセンサス段階→個性化段階→スピリチュアル段階
この段階の話はこの本に書いてあるよ。
コンセンサス段階は 常識とか社会や集団に馴染むことを学んでいるので、グルジエフ水素だとH48の意識と思われます。
個性化段階はその次で、H24の意識。
スピリチュアル段階は H12の意識。
…と考えるとおさまりがよさそうです。

というところから察するに この話は、
「特に、(あまりよくない意味の)常識に囚われなくなって 自分の道をイキイキと生きている段階において」
ということと思われます。


アーキタイプはH12の段階、イデアみたいな感じのことですので、これは無意識にある「純粋な惑星の性質そのもの」みたいなところに近づこうとする感じですね。

「H24からH12へ、1段階上がる進化に関わること」という言い方もできそうです。

※ 参考:前に松村潔先生の動画を見てまとめたもの。




生徒:冥王星逆行の人についてですが、彼らが、今まであった中で最も親密な関わりを持つ人たちだと先生はおっしゃっていましたよね。

ジェフ:いや。
それは冥王星の本に書かれていないよ。
書いたのは私だから、私が分かっているはずだ。

これらの本の話ですな。
生徒:8室の冥王星についてそのような発言をされたと思っていました。

ジェフ:そうだ、それは8室の冥王星についてであって、冥王星逆行の一般的な話ではないよ。



生徒:それらの人々はどうやって引き寄せ合って集まるのですか?


ジェフ:そういった選択やカルマの要求は、現世の観点から見ると、過去世で築かれるものだ。
それは運命や宿命の範疇に入る。

一般に、我々の人生の20パーセントは運命であり、80パーセントは自由な選択だ。

ある決まったタイプの個人との人間関係を繰り返し追体験するといった必要性がカルマ的また進化的に発生すると、過去に何かがうまくいっていなかった、終わっていなかった、完成していなかった、
いやうまくいっていたとしても、そういったカルマ的で進化的な要求は「運命」と関連づいてくるのだ。

こういった背景において、運命は、その時点で自分が抱えている個性を超えたレベルのショー、見せ物を演出する。

偶然の出来事とは、実際、魂によって創られてきたものであり、その意識的な個性に気づかれぬまま、人々はふたたび引き寄せ合うことになる。

「偶然はない、全て必然」とよく聞くけれど、むしろ「偶然のように感じることこそ必然」みたいな感じだな(笑)



生徒:これは、過去世の魂が実際に一緒に過ごしていた何かというより、繰り返される必要のある何かのアーキタイプということですか?


ジェフ:8室の冥王星から見て、ということかな?そうだね。
その「何か」というものは、繰り返される必要のある状況を作り出してきた内なる力学といえる。

もし、また、ある限られた人間関係が繰り返される必要性が発生しても、金星、そして8室の支配星を見てごらん。
なぜなら、それこそが起きていることの本質、つまり力学とは何であったのかを示しているのだ。

何がどうして起きていたのか、その「全体図」を理解するために、その両方が形成するアスペクトを見てごらん。
繰り返されてきた力学の解決策をその中で理解することが出来れば、魂はそれらを再び繰り返さなくて良くなるわけだ。



生徒:一人の人間の生涯を通じてこれは真実であり、永遠に続く、ということでしょうか?これは来世に持ちこされるのでしょうか?


ジェフ:現世でどんな選択がなされるかに全てはかかっている。


典型的な例を言おう。

我々が知っている人で、その人は新しいタイプ、いわゆるオルタナ系の先生になれるような深いビジョンを持っていた。

後で登場人物が増えて混乱するので、この人を「オルタナ先生」と呼びます。


出生時の8室に逆行の冥王星があり、9室と重なっている。

8室の終わりの9室カスプと重なるギリギリ手前の辺りに冥王星があるということかな?


彼女(オルタナ先生)が描いたビジョンは素晴らしく、見事なものであったので、一緒に教えるパートナーが必要になった。

彼女はすでにこの経験をしており、つまり、過去世においてそのビジョンの実現のためのパートナーがいたのだ。

だが、その過去世において、ビジネスパートナーの一人、つまり8室で逆行する冥王星が、その彼女に対してすっかり嫉妬深くなってしまったのだ。

この人を「パートナーさん」と呼びます。

自分の出生図の星が、自分と出会って深く関わる誰かと対応しているように見ているね。
「私の冥王星が人間として現れたならこの人!」みたいな感じ。

そのパートナーは、自分がその彼女になりたいと思ってしまったのだ。


そのため、そのパートナーは不正直になり、自分のやる気を彼女(オルタナ先生)に伝えるという点において、いろいろ工作をするようになった。

そのビジョンの実現化を手伝いたいという動機においてだ。

現世でこのパートナーが内に抱えている動機とは、まずこの彼女(オルタナ先生)のビジョンの実現を手伝い、そして、その邪魔をすることだった。

そうすることで、このパートナーは、この彼女(オルタナ先生)が作り上げたオルタナ系の学校を乗っとることができるからだ。


その過去世においてこのことが起き始めたとき、8室冥王星の人物(ここは…オルタナ先生?)は、そのパートナーが本当はどんな人間か、そしてそのパートナーの意図や動機は何なのかを理解し、把握し、受け入れることを拒んだ。

彼女(オルタナ先生)はただ、そのパートナーを許したいと思った。

そして、なぜそのパートナーがそんなことをしてしまったのかに関して、あらゆる種類の言い訳を作り上げ、具体的に行動で証明した。

オルタナ先生が、かばうようにというか、理解しようとしたというか、「パートナーさんは悪くないんです!」って頑張った感じ…?

そのせいで、8室冥王星の人物(オルタナ先生の冥王星の部分であり パートナーさんでもあるものと読むといいのかな?)は、カルマ的および進化的な状況を作り出してしまった。

そこでは、その力学が、また繰り返されねばならない。

真の意味で、何が、どうして起きたのかを再び学び直すためだ。



こうやって学び直すことは、8室冥王星の人物(オルタナ先生の冥王星の部分であり パートナーさんでもあるもの?)が同じことをもう繰り返さないためにも、もちろん必要なことだ。
進化できるようになるためだ。

そしてもちろん、この人物(オルタナ先生の冥王星の部分であり パートナーさんでもあるもの?)が、これを現世において経験する、ということが必要なのだ。

それにより、8室冥王星逆行の人物(パートナーさん)が、ついに、このパートナー(オルタナ先生)に面と向かって言いたいことを言えるようになるためだ。


そうやって、この魂の人物(オルタナ先生)がビジョンを実行するにつれ、彼女のビジョンの実現を手伝いたいというある人を引き寄せ始めた。

彼女の周囲の人たちは皆、この人物に、その人と関わってはいけない、と忠告していた。

そしてもちろん、その引き寄せた相手とは、その一つ前の過去世にいた人と同じ人(パートナーさん)である。


そのため、彼女(オルタナ先生)の周囲の人たちが、彼女に、その人と関わってはいけないと忠告していたのにもかかわらず、彼女はとにかく関わった。

それは運命づけられていた。

そして自ら進んでこの人と仕事をする選択をしたのだ。

それでも、その人(パートナーさん)が正直でないというような理由により、二人が大敵になるような出来事が起きていった。

今回は、彼女(オルタナ先生)は自分に言い訳をしなかった。

そして自分に関する全てを澄み切った状態で見ることにしたのだ。

そしてそれが、実に、この人間関係を繰り返すというカルマ的また進化的必要性においての解決策となったのだ。


8室冥王星の人物がここで学んだことは、それが9室に重なっていることにも関連しているが、自分の本能を信じるということだった。

そして、この特別な相手をはっきりと見るということだった。


--- ひとまずここまで ---



登場人物がオルタナ先生なのかパートナーさんなのか、どうも分かりにくい感じです…あせる
青い字で補足を試みたけど自信がないですあせる
私が明らかに捉え間違えていたら教えてくださいあせる



出生図の星たちを
「この星は私のお父さんに似ているな」
「こっちは私のお母さんっぽいな」
「この星は旦那さんだな」
「この星は深い友達のあの人だな」
のように読むことができたりします。

逆行している天体は やはり繰り返し体験している意味合いもあるので、
逆行している天体に該当する人物は 過去世から縁があって、この関係を通して成長できるテーマのうち すっきり成長しきれていない部分を残しているというふうに読むこともできる

でも、必ずしも「人との出会い」として起こる訳ではなさそうで ほかのパターンもあるような言い方ですな。
「人との出会い」じゃなくて ワンちゃんかもしれないし、出来事や概念との出会いということもあるかもしれない。

という感じか。


ドラゴンテイルなんかは過去世からの縁とかカルマとかがよく言われやすいです。

そして今回の話も冥王星逆行(しかも8室)に関わるものなので
魂の成長に大きく深く関わるレベルで 誰かとの付き合いがある・繰り返しがある感じになってくるのでしょう。


水星などのほかの惑星だとどう読むのかは、もう少し後で出てきますウインク



【進化占星術関連のご案内】





自分に起こることは、自分が反映されたことなのだなぁとしみじみ。