<前回の記事>

 

 

真っ黒なだけでも不親切なのに

次から次へとポーズを変えるせいで

まともな写真が撮れやしない!

と、自分の才能(のなさ)を棚に上げた

カメラマン(=筆者)にグチられた

新人モデルたちに

同情した先輩たちが、

一流モデルとしてのお手本を

見せてくれることになったので

今日は覗いてみましょう。

 

 

 

まずは、ポンコツカメラマンが

助けを求めた、この方です。

 

 

あー、いつになく寛がれてますね、

ココさん。

しかし、“動くレフ板”との

巷の噂に偽りはない

鮮やかな写りはさすがです。

じゃ、もう一枚。

 

 

あれ?

あぁ、角度を変えてみましょうかね。

 

 

……。

 

 

あ、瞳孔だけ動きましたね。

 

 

…「動けるけど動かない

省エネ仕様レフ板」との正しい噂を

巷に流しなおしておきます。

 

 

ココはまだ、モデル経験が浅いので、

『見本』は荷が重すぎますかね。

ここはやはり、ベテランに

ご協力いただきましょう。

 

 

お、いつになくも増して

男前に見えますね、

ムーミン(と書いて「じぃ」と読む)さん。

 

じゃ、続けてもう一枚お願いします。

 

 

えーと……。

 

 

って、カメラマンが

移動してみたり…。

 

いやいや、でも、ここのところ、

あまり本調子でないことを考えると

とてもいい顔をくれましたよね。

(ゆっくり体調整えてね~。)

 

 

「フン。これのどこが見本だー!」

と新人クロネコたちの文句が

聴こえてきそうですが、

はっはっは、落ち着きたまえ、

君たち。

ついに真打登場ですよ。

 

(「こんにちは。」)

 

すっかりご無沙汰になって

もはや記憶の彼方に

忘れ去られてしまったかもしれない

もそっと近づき隊”。

その『すみれ組』代表が

この方、サリーです。

(♪マハリーーク)

 

ホントに近づけなさ過ぎて(…)

まだ紹介できていませんが、

パックマン”を見せてる

そっくりさんと違い、

スーパーモデルぶりを

見せつけてくれましたよ。

 

上の写真に続いて…

 

(「サリーと申します。」)

 

(「あれはたしか…」)

 

(「そう、去年の秋のことでした。」)

 

(「あんなことが起きるなんて夢にも…」)

 

おぉぉぉぉぉ、この間わずか20秒。

顔の角度を変えるだけで、語る女。

そして、たとえ相手が

ポンコツカメラマンだろうと

決してブレさせない。

見たか、クロネコたち!

 

って、どこだ、クロネコたち?

どこ行った?

あ、ケージの後ろに入り込んでる!

ちょっと、出てらっしゃい!

あぁぁぁぁぁ!