令和2年　自分なりの重大=十大ニュースとは・・・

6/25保守団結の会結成(自民党本部で)

櫻井よしこ先生講演「憲法改正を」

　「日々勉強！結果に責任！」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。

　今年も暮れようとしています。大晦日12月31日(木)です。全国的に、寒波が到来して、大雪等となっており、災害に十分注意をしてほしいと思います。

　今年令和2年一年を振り返り、自分なりに重大＝十大ニュースを選んでみました。

⑴立皇嗣の礼、皇位の安定的継承策は　【11月】　

⑵中共発コロナ禍が世界中で大流行、感染症と社会経済活動の両立策は　【通年】　

⑶九州豪雨、死者84名　複合災害対策は　【7月】

⑷安倍総理病気退陣【8月】、菅新内閣発足　【9月～】

⑸保守団結の会結成、憲法改正、対韓・対中等で提言　【6月～】　

⑹自民党文部科学部会長(3期目)就任、人づくりに取り組む　【通年】

⑺中共の台頭、科学技術・エネルギーの振興、経済安全保障戦略は　【通年】

⑻文化の灯を消さない、文化振興策は　【通年】

⑼国会議員不祥事続発、国民の政治不信が高まる　【1・6・12月】　

⑽地方は幸福の舞台、山梨はじめ地方創生策は　【通年】

(番外)ゴーン被告が海外逃亡し我が国司法制度を非難　【1月】

　今年はコロナ禍となり、国内外で課題噴出する年になるとは予想していませんでしたが、今年の私の書初めは「自省」でした。困難な時ほど自らを振り返り、我が国の行き方を考える年にはなったのではないかと思います。先人たちがどのような困難にあっても、乗り越えてきたように、来年こそは良い年にしたいとの思いで今年を締めくくりたいと思います。

皆さんの重大ニュースは何でしたか。

●自分なりの重大＝十大ニュースとは

⑴立皇嗣の礼、皇位の安定的継承策は　【11月】　

　コロナ禍で4月から延期されていましたが、11月に立皇嗣の礼が終了しました。これにより、一昨年からの御譲位・御即位関連の全体行事が締めとなりました。皇位継承行事は終わりましたが、皇位の安定的な継承のための議論はこれからです。私が共同代表世話人を務める「保守団結の会」では、旧宮家復活に向けた勉強会を10月に開催しました。

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12631823886.html

⑵中共発コロナ禍が世界中で大流行、感染症と社会経済活動の両立策は　【通年】　

　今年一年はコロナ禍で始まり、コロナ禍で暮れようとしています。コロナ禍によって、世界では8千万人以上が罹患し、20万人近い方々がお亡くなりになりました。我が国でも20万人以上が感染し、3千人を超える多くの方々がお亡くなりになりました。お悔やみを申し上げます。

1月に中共で新型コロナウイルス感染症が流行し、邦人救出のため航空機を出しました。私共は帰国航空機の無料化を提案し実現。そして、速やかな海外からの上陸拒否を求め、安倍総理の決断があり、2月当初に実現。また、感染者が多数搭乗したクルーズ船が横浜港に接岸されその対応に追われ、さらに3月には東京オリパラ大会が延期され、末には全国一斉学校休業の対応が取られました。4月となり、国民1人10万円給付、持続化給付金等を補正予算で支援し、緊急事態宣言が発せられ、感染拡大に歯止めをかけました。5月には緊急事態宣言が解除され、徐々に緩和されるはずでしたが、8月に再流行となりました。社会経済活動が停止に追い込まれ、東京オリパラ大会のみならず、春夏高校野球大会始めとするスポーツ大会や人が集まる文化等の諸行事の中止が相次ぎました。

夏から秋以降、政府では「GoToキャンペーン」の各種支援策を実施し始めましたが、寒くなるとともに12月には再々流行となっています。再々度、時短営業要請やGoToトラベルを一時停止して、ワクチン接種はこれからですが、「新しい日常」に基づき、暮らしや経済活動を見直すべく、法改正の議論はこれからとなります。

また、感染症の病気が人々の不安を煽り、差別や偏見に繋がる事態が発生しています。法務省人権擁護機関を予算面で支援しました。

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12646638028.html

⑶九州豪雨、死者84名　複合災害対策は　【7月～】

　今年も自然災害が発生した年でした。コロナ禍と相まって、複合災害の様相となりました。7月の九州豪雨被害では、多くの方々がお亡くなりになりました。異常気象はいまや異常ではなく、気候変動という形で、残念なことですが、日常化してしまっています。そこで、政府自民党では、防災・減災、国土強靭化ということで、3年間公共投資約7兆円を実施してきたわけですが、来年度以降も5年間約15兆円をかけて、対策を行います。

　https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12609157787.html

⑷安倍総理病気退陣【8月】、菅新内閣発足【9月～】

　我が国憲政史上最長となった安倍政権でしたが、安倍総理が持病である難病が悪化して、8月末に突然退陣を表明しました。9月に自民党総裁選が行われ、菅新政権が発足しました。安倍路線の継承を掲げて、国民からの高支持率で政権が船出しましたが、コロナ禍の再々流行があり、支持率が急降下しています。安倍総理を支持し、党総裁選で菅総裁を応援した一人として、残念な状況です。その背景には、専門家の知見を活用して、証拠と基準に基づく広報と予見性が高い政策判断が求められていると思っています。

　https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12645066971.html　

⑸保守団結の会結成、憲法改正、対韓・対中等で提言　【6月～】　

　6月25日、自民党衆参若手・中堅国会議員で、我が国の国柄を護る「保守団結の会」を結成しました。櫻井よしこ先生から「憲法改正」の講演を頂き【6月】、政府・自民党に対して、対韓経済制裁、習近平国賓来日反対【8月】、対中政策見直し【9月】等の提言を行いました。また、皇位の安定的継承【10月】、選択的夫婦別氏問題の是非【11月】等の勉強会を開催しました。

選択的夫婦別氏問題について、私は同志とともに慎重派なのですが、この問題は困っている人、不便を強いられている人がいるのだから、選択肢を増やすべきだという個人や目先のことに止まらず、我が国の家族という国家・社会の基礎となる社会制度の問題であり、先人が培ってきた仕組みを子孫に対してどうすべきかという重要な問題であり、じっくり議論すべきだと思っています。

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12644300942.html　

⑹自民党文部科学部会長(3期目)就任、人づくりに取り組む【通年】

　今年は参議院文教科学委員会筆頭理事を務め、そして10月からは、異例のことなのですが、自民党文部科学部会長(3期目)を拝命し、国家の扇の要である人づくりに取り組みました。経済的に厳しい若者へ高等教育機関での修学支援制度が開始され【4月】、9月入学の是非を党内で議論しつつ【5月】、小中学校で1人1台情報端末と環境整備を加速し【通年】、学生へ緊急給付金を支給し【5月】、小学校で35人数学級の実現【12月】に道を拓くことができました。人づくりは一朝一夕には成果が出るものではありませんので、引き続きじっくり取り組みます。

　https://ameblo.jp/akaike-masaaki/theme-10077759107.html　

⑺中共の台頭、科学技術・エネルギーの振興、経済安全保障戦略は　【通年】

　我が国は、天然資源が少なく、科学技術力を背景に経済力で生き残りを図っていかなければなりません。中共が急速に経済発展し、その果実を軍事力とともに科学技術力に分配しており、我が国の科学技術力は経済力より先行して2位から4位(論文引用数)へ地位低下を起こしています。我が国は科学技術力の振興とエネルギ―自給率の向上、経済安全保障戦略を確立していかなければなりません。

そこで、福島第一原発処理水の海洋放出を一日も早く決めるとともに、高濃度放射性廃棄物の最終処分場の候補地の選定【11月】がようやく進み始めました。また、超電子計算機(スパコン)「富岳」が世界一を奪還し【6月・12月】、はやぶさ2が小惑星りゅうぐうの試料を回収帰還【12月】するという成果を出しています。

私は、情報機関の強化を訴えており、文部科学部会長として、技術と人材の流出を防止し、今後10兆円規模の大学ファンドを創設【12月】することを後押しして、科学技術立国を目指したいと思います。

⑻文化の灯を消さない、文化振興策は　【通年】

　コロナ禍の中で、文化の灯を消さないために、各種支援策を実施しました。また、日本遺産推進議員連盟事務局長として、2月13日を「日本遺産の日」決定を後押し、6月には再度の認定が行われ、計104件となりました。

そして、参議院文教科学委員会筆頭理事として、文化観光推進法を制定しました。コロナ禍後を見越して、各地で認定が始まっています。著作権改正を行い、海賊版対策を推進しました。　

⑼国会議員不祥事続発、国民の政治不信が高まる【1・6・12月】　

　大変残念なことなのですが、昨年から今年にかけて、国会議員が逮捕されたり、取り調べを受けたりして、国民からの政治不信が高まっています。国民代表としての自覚と誇り、そして、政党・同志間の切磋琢磨、

⑽地方は幸福の舞台、山梨はじめ地方創生策は　【通年】

　我が故郷山梨をはじめ地方は、国民の幸福の舞台であり、家庭や学校、職場、地域社会の振興は不可欠です。その実現に向けて、①基盤整備策として、リニアをはじめとした新幹線や高速道路の高速交通体系の整備促進、②産業振興策として、特別名勝昇仙峡やワイン等の日本遺産の認定、文化観光推進法に基づく計画認定と予算支援、海事・自働車二輪車等の産業支援、③職業教育、武道・スポーツ振興等の人づくり支援を行いました。

(番外)ゴーン被告が海外逃亡し我が国司法制度を非難【1月】

　日産の経営者だったカルロス・ゴーン被告が昨年逮捕され、海外へ逃亡しました。そして、我が国司法制度について、非難しました。それに対して、自民党法務部会で、私は法務省のみならず、最高裁に対しても、反論すべきだと指摘しました。それを受けて、最高裁では、英語での司法制度の説明を公表したとのことです。

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●中共武漢発の新型コロナウイルス感染症対策　

中共武漢発の新型コロナウイルス感染症の国内外での感染が依然続いています。お亡くなりになった方々の御霊の平安を祈念し、ご遺族にお悔やみを、感染した方々やご家族にお見舞いを申し上げます。

12/24「感染拡大　専門家の分析　原因は？対策は？」

　https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12645872556.html　

12/20「感染拡大　証拠と基準に基づいた情報発信と政策の実施を」

　https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12645066971.html　

12/14「感染拡大　GoToキャンペーン見直しを」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12643977217.html　

11/21「北海道や大都市部で感染拡大　GoToキャンペーン見直しを」