リニア中央新幹線　山梨期成同盟会総会　静岡工区の早期着工を決議

7.27リニア中央新幹線　山梨既成同盟会総会の様子(アピオ甲府で)

　「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を掲げて15年、「日々勉強！結果に責任！」を信条に活動する参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。

　7月27日(月)午後、アピオ甲府において、リニア中央新幹線建設促進山梨県期成同盟会の令和2年度総会が開催されました。

　長崎幸太郎山梨県知事や県議会議員、県内の市町村の首長や議長、各種団体の長が参加しました。

●リニア工事の現状　静岡県工区問題とは

　私は、挨拶に立って、リニア工事の経緯を説明しました。

　・山梨県が実験線建設等、長年努力して、ようやく目途がついた、リニア中央新幹線の7年後2027年開通予定が危機を迎えている。

・山梨から長野県の25キロのトンネル工事が始まっているが、その中間にある大井川の直下を通る静岡県工区が遅れており、工事主体のJR東海が今準備工事に入らないと2027年開通は難しいと表明しているからだ。

・静岡県の川勝知事の言い分は、リニアのトンネル工事によって、毎秒2トンの大井川の水が失われて、大井川流域の上水道や、農業や工業等の用水の「命の水」が失われるとのことだ。

・JR東海は、静岡県との3年に及ぶ交渉で、トンネル工事によって大井川から失われるであろう水の全量を戻すことを表明した。

・しかしながら、静岡県はトンネル工事中の10か月間の水が戻らないとして、工事の着工を認めていない。

・それに対して、国土交通省では、行司役として、静岡県側の専門家も入れた有識者会議を組織して、大井川の減水は全体の水量のわずかであり、影響は軽微との意見も出ている。先日も、国土交通省の事務次官が川勝・鈴岡県知事と面会して、工事承認を依頼したが、了解が得られていない。

・我々自民党でも、リニア特別委員会を開催して、議論を始めている。先週も、長崎・山梨県知事をはじめとした沿線知事から意見を聴取した。川勝・静岡県知事も遠隔で参加したので、私は直接質問した。それによって、川勝知事から国の専門家会議の結論に従うということは確認した。ただし、大井川のリニアトンネル工事のすぐ南に田代ダムがあり、東電の発電用として毎秒5トンを取水して、山梨県の早川に流している。工事期間中だけでも、そこの水を大井川に戻したらどうかと提案したが、川勝知事は「量の問題ではない」と同意を得ることはできなかった。

　・今後も、静岡県工区の早期着工に向けて、自民党から支援を続けたい。

　以上、リニア工事の現状について、説明しました。

　その後、同既成同盟会では、静岡県工区の早期着工等の決議を行いました。

　引き続き地方創生、国土強靭化に資するリニア中央新幹線の早期開通に向けて、力を尽くします。

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●幻の富士六湖・赤池　9年ぶりに出現

　即今の大雨の影響もあり、「幻の富士六湖・赤池」が、平成23年2011年以来、9年ぶりに出現しました。赤池姓の由来でもあります。9年前は、山梨大学が「赤池」から酵母菌を採取して、甲州白ワイン「AKAIKE」が製造されました。今回は、乳酸菌を採取して、ヨーグルト等の乳製品をつくりたいとのことです。

・詳細は　https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12613847053.html

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●自民党の中堅・若手議員で「保守団結の会」結成

6月25日「設立総会と第1回勉強会・櫻井よしこ先生講演「今こそ憲法改正を」

　https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12606923809.html　