ふるふるふる...じーん...

(またJimiかい)

おお!言わずともわかって下さるか!

(このところそれしか書いてないんだよ、おまえはそれしか!)

それしか頭に浮かばないんです。

(どうしてこうも単細胞なんだ...)

 

ふるふる...ふるふるふる...じーん...

じーん、じーん、じーん...ふるふるふる...

(くどいぞ)

余韻が抜けなくて...じーん...

(家で小さく聴いてるだけでどうしてここまで浸れるんだろう?)

それほどのものがあるということなのです!

はーっ、素敵...

 

♪I'm not that ma-n anymore!♪

(あり?)

どうした?アリ太郎。

♪I give you a ma-n agai-nst the world♪じゃないの?)

それも好きです。

あれのJimiも素晴らしい!

ですが今一番ハマってるのがI'm not That Man Anymoreなんです。

(それってこの前インスト部分が長すぎて興が削がれるとか書いてなかったか?)

かっかっか!

ヴォーカル部分だけ視聴すればいいと気が付きまして。

「...」(←前後にソロを披露するキーボーディストとギタリスト)

あ、キーボードの方は結構好きです。

 

HR/HMのライブでは通常楽器のソロタイムがあり、大抵はギタリストがこのソロをとります。

何と言ってもヴォーカルと並ぶ花形がギターでしたから。

キーボードのソロがあるのは珍しい方。

まぁなくはないですが。

 

確か日本のプレシャスのキーボーディストもライブでソロやってなかったかな?

あそこはギタリストの梶山さんが有名だったけど、実はキーボードも凄かった。

そういう点もイングヴェイのバンドと似てたなぁ。

俺様イングヴェイは自分が弾きまくるばかりでイェンスにソロなんてやらせなかったけど。

 

サバイバーの場合、キーボードのソロタイムがあるのは当然と言えば当然でしょう。

ヴォーカルのJimiを別とすれば、ライブでも一番目立ってるのが実はこのキーボードのおっさん。

曲もギターよりキーボードが凄く印象的なものが多いから、多分バンドのリーダーで曲のメインライターでもあるのだろうな、と思ったらやっぱりそうでした。

ジム・ピートリックとかいうそうですが。

 

なのでこのソロも悪くない。

このライブより後に発表されたアルバムに収録されているIs This Loveのイントロの原形みたいなのも出てきます。

 

問題はヴォーカル後のギターソロ。

ギターの場合、私の方でイングヴェイが基準になってしまっているからというのもあって、他のギタリストにはどうしても分が悪くなってしまうが、それ差し引いてももうちょっと何とかならんものかと思う。

主旋律は悪くないものの、えんえん同じことの繰り返し。

ヴォーカル部分で魂抜かれた後にあれは余計だ。

聴きたくない。

なのでその前で切って繰り返し聴いてます。

「...」(←ギタリスト)

 

だって本当に凄いんだよ!このヴォーカル部分。

実は高音域の音程は多少不安定なのだが。

(なるほど、Jimiは凄い音痴だと)

言っとらん!

ゴミじゃあるまいし、HR/HMで音痴にヴォーカルが務まるか。

 

これ元々前任ヴォ―カリスト時代の曲なんだよ。

Jimiと前任者とでは若干キイが違いましてね。

Jimiの方が低い。

まぁそうだろうな。

あのか細くて甲高いおよそHR/HM向きでない声の方がキイも高くなるよ。

だからJimiが歌う場合、高音域が多少苦しくなって微妙になることがある。

 

だがあの歌唱の前にそれが何だというのか!

凄いんだよ!本当に。

凄まじいと言ってもいいかもしれない。

本当に歌の内容の通りの人がそこにいるかのよう。

沢山ある書き込みの中に「ヴォーカルが悲しみから怒りへと変わる様が信じられないほど凄い!ぞくぞくする」というのがあったけど。

私の場合はぞくぞくするというより、あまりの悲痛さに胸をかきむしられる感じで苦しくなる。

これ1曲のために命削るつもりか?と言いたくなるほど渾身の歌唱に圧倒される。

 

でもこの曲に限ったことではないんだよね。

この人、本当にどの曲歌う時もその曲にとことん入り込む。

First NightやI Can't Hold Backみたいなノリノリの楽しい曲では本当にノリノリでこちらまで楽しくなるし、Eye of the TigerやBurning Heartみたいな力強い曲ではパワフルでパンチを効かせてるのがとってもカッコいい。

かと思うと、The Search is Overみたいにしっとりと歌い上げて余韻を残したり。

 

あ、そのThe Search is Overも実は原曲は前任時代にあったらしく、Jimiにとってはライブでは高音域がちょっと苦しいのだけど、でもそんなこと帳消しにして余りあるだけの奥行と情感にとことん魅入られてしまいます。

 

これ歌った後、Jimiは尚その曲中に留まっているかのようで、静かにお辞儀をするのがまた何とも言えず...

そして顔を上げた後目を閉じたまま上を向く様子が...あまりにも...あ、あまりにも...

(あまりにも?)

尊くて...きゃーっ♪

(尊くてきゃー?)

 

あ、こちらの最後です。

https://www.youtube.com/watch?v=xbv-7_LmIhU

あのあまりに崇高な姿...!

 

あれで落ちない女がいたら、それはもう変態でしょう!

(自分の趣味で他者を変態呼ばわりしないように)

いや男だって落ちるでしょう!あれは。

あまりに尊くしかも素敵すぎる!

それも曲に入り込んでいるからこその雰囲気。

あれ見て落ちない男も立派な変態!

「...」(←落ちない男性群)

 

でもそういう中でも圧倒的なのがI'm not That Man Anymoreなんだよ。

魂を絞り出すかのよう。

10数曲は歌い続けるライブで1曲にあそこまで渾身の歌い方をしていたのでは、本当に1曲1曲歌うごとに命を削っていたのではないかと思うほど。

だから早世してしまったのか、とまで思ってしまう。

 

ここまでくるとね、表現なんてものではない。

それを超えてる。


それほどの歌唱を...

ライブで体験できた人は...う...

何と幸せなことか...!

カバさんも...行きたかった-!!!

イングヴェイのライブを1本削ってでもー!!

(おお!)

イングヴェイの来日時は複数回行ってた記憶があるので。

それを1本2本削ってでも行くべきだった―!!!

 

あれ生で体験してたら、サバイバーも1度の来日時に複数回行っていたのだろうな...

と思うと...

1度も行かなかった自分が恨めしくて恨めしくて。

バカー!!!

ああ、やっぱりタイムスリップしたい...!!!

 

あ、I'm not That Man Anymoreのイントロからヴォーカル部分はこちらの2:00~5:00辺りです。

https://www.youtube.com/watch?v=8hzDSzQ0rzA

何度も聴きたくなって困るのだけど。

ヴォーカル最後部分でちらっと出てくる横顔がまた尊く...

本当に素晴らしいシンガーで、しかも本当にこの上なく素敵な人だったのだなぁ。

 

1度でいいからライブを体験したかった...!

Jimi---!!!

(で、前回の続きは?)

魂を抜かれてしまったので他のことは書けない状態なんです。

(...)

Jimiーーー!!!

(↑単細胞の絶叫)