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オウムにおけるサリンの製造方法は一つではない。

 

大別すれば3種類だが、土谷はもっと他の方法も試している。

 

ポイントは酸の発生をどうやって中和するのかだが、これにはいくつかのやり方がある。

 

白いサリン、青いサリン、茶色いサリン、それぞれに違っている。

 

 

中川が面白い事を言っているなと思うのは、トリエチルアミンを使っても上手くいかなかったという話だ。

 

土谷と一緒にソフトを使ってみた結果、上手くいきそうだという結論になったのだが、なぜかダメだった。

 

結局、ジエチルアニリンに落ち着く事となった。

 

 

ま、ワシは化学の専門家ではないので、あくまでも推測になるのだが、これはダメだろう。

 

トリエチルアミンは塩基性だから、酢酸やクエン酸には効果がありそうだが、相手が塩酸では歯が立たない。

 

化学式を見た限りでは、ジエチルアニリンが効果を発揮するのはアニリンの部分であって、エチルの部分ではない。

 

したがって、エチルしかないトリエチルアミンでは役に立たない。

 

そう見える。

 

 

こと化学に関しては土谷と中川ほど優秀な人間はオウムにはいなかったと思うのだが、なぜそんな勘違いをしてしまったのか不思議だ。

元サマナなら、麻原が突然歌いだすのを何度か聞いた事があるだろう。

 

もちろん演奏はなし。

 

アカペラというよりは鼻歌。

 

1フレーズか2フレーズだけで終わる。

 

どうしてそうなのかは、麻原以外誰にも分からない。

 

 

その歌詞は、

 

布施と 持戒が 天の道 一つはずしても 門閉ざす
真理 修習 だけじゃないが 邪道の道はことなる 

 

になっている。

 

しかし、麻原は、

 

布施と 持戒は 天の道 一つはずしても 門閉ざす
真理 修習 だけじゃないが 外道の道はことなる 

 

と歌ったのだ。

 

つくづく麻原は修行者だなと思うのだが、どこが違っているのだろうか。

竜王戦第五局は藤井聡太の圧勝。

 

見事なまでの藤井曲線だった。

 

 

これで佐々木勇気はかなり苦しくなった。

 

しかし、まだチャンスはある。

 

次は先手番だから、AIの新手をぶつければ何とかなるかもしれない。

 

そうすれば最終局は振り駒になる。

 

そこで先手番を引き当てれば、・・・

 

ヤハウェって、もしかしてプラクリティの事じゃね?

 

誰か伊勢神宮へ行って確かめてくれ。(笑)

メチルホスホン酸は安定した物質である。

 

つまり、反応しないからそのまま残る。

 

反応しないのだから工業的価値はなく、誰もそんなものを合成したりしない。

 

そして同時に、反応しやすく分解されやすいサリンとVXの代謝物でもある。

 

そんなわけで、オウム施設からメチルホスホン酸が検出されれば、こいつらなんか造ってるぞという話になる。

 

 

モノイソもまた代謝物である。

 

メチルホスホン酸の前の段階の代謝物であり、メチルホスホン酸がサリンとVXの両方の代謝物であるのに対し、モノイソはサリンだけである。

 

したがって、オウム施設からモノイソが検出されたという事は、そこに間違いなくサリンがあった事を意味する。

 

問題は、そのサリンが地下鉄サリン事件に使われたものであるのかどうかだ。