米航空旅客数は2021年までに10億人、FAA見通し
CNN JAPAN 2月16日17:04 http://www.cnn.co.jp/business/30001825.html
米連邦航空局(FAA)は2月15日、米国の航空会社の旅客数が2021年までに年間10億人に達するとの見通しを発表した。
FAAは、2023年と予測していた10億人達成の時期を修正した。昨年の旅客数は約7億1200万人だった。
FAAはさらに、今後20年間で米国の航空機利用は倍増するとの見通しも示した。その上で、次世代管制システムの開発を予定通り進める必要があると強調した。
FAAによれば、同システムが導入されれば発着の遅れが解消されるほか、二酸化炭素の排出や燃料消費、騒音などの軽減も望めるという。
航空需要は世界的にも拡大傾向にある。国際航空運送協会(IATA)が今週発表した試算によると、世界の航空旅客数は2014年までに33億人と、2009年に比べて8億人増える見通し。新たな旅客の大半は中国人旅行者が占めるとみられる。