タイ・バンコック拠点の新LCC「Thai Tiger Aiirways」設立へ | Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog

タイ・バンコック拠点の新LCC「Thai Tiger Aiirways」設立へ

Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog

Source/newsclip.be 2月28日17:08 http://www.newsclip.be/news/2011228_030182.html




タイ国際航空は2月28日、タイで新設する予定の格安航空会社「タイ・タイガーエアウェイズ」の出資契約をシンガポールの格安航空会社タイガーエアウェイズなどと結んだと発表した。

 

出資比率はタイ航空49.9%、タイガーエア39%、アイルランドの格安航空会社ライアンエアの創業家が代表するライアンタイ10%で、タイの関係機関の認可が得られ次第、設立し、航空事業免許を申請する。当初予定していた今年第1四半期(1~3月)の運航開始は不可能で、早くても数カ月は遅れる見通しだ。

 

タイ航空とタイガーエアは昨年8月に合弁格安航空の設立に合意した。バンコクを拠点に飛行時間5時間以内の国内線、国際線を運航し、マレーシアの格安航空大手エアアジアに対抗する計画だ。


新会社に権益を脅かされる政治家・政党がタイ運輸省を動かし抵抗しているが、タイ航空のピヤサワット社長はあくまで推進する姿勢を見せている。

 

タイ航空は2004年に、タイ政府系金融機関やタイ王室系資本との共同出資で格安航空会社ノックエアを設立したが、ノックエアはタイ王室に近い名門、サラシン家のパティー・サラシン社長が独自経営を行い、タイ航空との関係はぎくしゃくしている。


タイ航空はノックエアの株式10%をタイ国営クルンタイ銀行(KTB)から取得、同社への出資比率を49%に引き上げ、経営の主導権を握ろうとしたが、KTBとの交渉は暗礁に乗り上げた。