ジェットエンジン不正売却の疑い-タイ | Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog

ジェットエンジン不正売却の疑い-タイ

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▲米カリフォルニア州モハーヴェ空港のボーン・ヤードで解体を待つBoeing747-200F型貨物機。4基のジェットエンジンはすべて外され、中古のスペアパーツとして売りに出されている。

Source/バンコク週報 2月9日15:15 http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=11788


タイ中部ピサヌローク県の空港に駐機中の使用されなくなったボーイング747型機2機のエンジン4基が取り外されていたことから、警察庁犯罪制圧課(CSD)がエンジン売却に絡む脱税などを疑って捜査を始めたことが、3月8日までに明らかになった。

エンジンは最も状態のよいものだと1基2600万バーツ(約7230万円)程度で取り引きされているという。CSDでは、不正の疑いがあると情報を得たことから、違法行為が無かったか捜査することになった。

一方、これら航空機を管理しているオリエント・タイ航空のウドムCEOによれば、『問題の航空機は同社が借り受けたものだが、契約が切れても返却要請が無かったため、同社が年間約100万バーツ(約280万円)の駐機料を払って保管せざるを得なくなった。エンジンなど主要部品の取り外しも当局の許可を得ている』という。

不正売却の疑いをもたれたことについて同CEOは、『1カ月ほど前にもウタパオ空港に駐機中の使用されなくなった航空機について「税金を払え」との電話があった。だが、廃棄された航空機には課税されないため、相手にしなかった』と述べ、今回の疑惑も誰かが仕組んだ悪質な嫌がらせの可能性があるとしている。
Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog 空港の地元行政当局の仕業かもしれませんね。オリエントタイ航空に納税を要求するとしたら、空港の地元の行政当局しか無い。納税を拒まれた腹いせに密かにジェットエンジンを4基とも取り外し、転売してカネに換えた可能性がありそうです。