皆さん、こんばんは。前回の記事の続きです。名古屋駅近くにあるコンセプトカフェ スターリーフォレストを出た後、次に、隣のビルの4階にあるメイドカフェ パレットメイドカフェに行って来ました。
 
パレットメイドカフェは、大人気の記事だった「名古屋ロングスカートメイド喫茶東京出張営業」の記事でも紹介しましたが、協賛しているお店で、記事の中では何度も出て来るお店の名前です。
 
パレットメイドカフェは、メイドカフェ、コンセプトカフェのどちらかと言えば、難しいのですが、メイドカフェの範囲に入ります。
秋葉原や名古屋のメイドカフェとは、違った個性があふれるスゴイお店なのです。
 
私は2度目の帰宅(入店)でしたが、驚きの連続のお店なのです。
 
お店のコンセプトは、HPによると下記のように書かれています。
「スタッフはもちろん、カフェに来てくださるお客さまは十人十色、みんながそれぞれ個性という「色」を持っています。
それらの色を混ぜあわせ、人生を彩る素敵な色に出会えるカフェをつくりたい。
そんな願いから「パレット」をお店の名前にしました。」
 
この運営方針を忠実に具現化していて、楽しいお店なのです。
 
ビルの入口には、ロングスカートのメイド服が飾られていて、ちょっと目立ちます。
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お店は、4階にあるのでエレベーターで上がります。
ガラス扉を開けると、そこには、居酒屋のような大きなテーブルや4人掛けのようなテーブルが置かれていて、
メイドカフェにあるようなカウンターもオシャレな内装は、一切ありません。
 
初めて入ると、ここはメイドカフェ??といういうふ思いますが、メイド服を着たメイドさんが一人ちゃんといました。
 
テーブルと椅子が置かれて、床はコンクリートで、天井も普通の照明で、まさに見た感じ手作り感が満載のお店なのです。
 
見た通りで、パレットメイドカフェは、経営者の浅野氏のDIYで作られたお店なのです。
 
入って右側には、大きな黒板があり、そこにはお酒のメニューやおつまみ、おススメメニューが書かれています。
そして、システムは、30分600円飲み放題(ソフトドリンク)となっています。
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飲み放題なのですが、ドリンクのカップがデカいので、1杯飲み干すのに時間がかかり、種類は飲めないのです。
嬉しいサービスではありますが、種類は楽しめないのです。⇒グラス半分に入れてもらうと種類は飲めるようです。
 
店内の配置を見るとおひとり様でも大きなテーブルに座ることになるのですが、これはお店のコンセプトにあるように
お客さん同士で交流しやすいようにと配慮されているのです。
客同士が隣同士、テーブルを囲むことで親近感が沸き、話が合えば賑やかになるのです。
 
メイドさんは、気さくな感じでとても話しやすいので、メイドさんともお客さん同士で、話をすることも多いみたいです。
 
なので、メイドカフェでありながら、居酒屋のようにくつろげる雰囲気があるのです。
 
パレットメイドカフェには、他のお店にあるようなグランドメニューはないのです。
 
つまり固定の料理はないので、全て日替わりで、その日によって変わるのです。
 
これは、経営者で調理を担当する浅野氏の考えで、毎日市場に仕入れに行く時に、季節や旬の食材、お得な食材を見て、献立を考えているからだそうです。
 
お客さんには、季節の食材、美味しい食材を使ったボリュームある料理を、低価格で味わって欲しいとの思いが込められているのです。
 
毎日でも通ってもらえるようにお酒の値段も抑え、低価格で提供しており、秋葉原や大阪、名古屋にはないメイドカフェなのです。
 
私が今まで追い求めた、お客様に優しい気軽に行けるメイドカフェの姿を具現化したのがパレットメイドカフェなのです。
 
ところで、私が行ったのが木曜なので、サービスで、豚の角煮が出てきました。(もちろん無料!)
これもしっかり煮込まれていて、柔らかく美味しいのです。市販品では味わえないです。
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そして、この日のおススメの「牛サーロインステーキ」(1200円)を注文しました。
ご飯も大盛なら肉の量も多くて、ビックリ!
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食べるのが大変でしたが、肉の量が多くて、腹一杯になりました。
メイドカフェで、食事して腹一杯になるのは相当なお金を使いますが、ここではリーズナブルな価格で可能です。
 
調理が終わってから、調理していた経営者の浅野氏が出てきて、メイドさん、常連さんを交えて、話をしましたが、
こちらのステーキの原価率をズバリと教えてくれました。それも通常のお店ではない高さでした。
 
浅野氏の話では、長年取引しているお肉屋さんとの交渉で、こうのような肉を仕入れたということです。
お肉屋さんも時々サービスをしているので、お肉屋さんの在庫が余った時は協力して買っているようです。
こんな関係を築いているからこそ、色々な食材を仕入れられるのだと思います。
 
浅野氏は、大手のメイドカフェには同じ事をしていても勝てないから、大手には出来ないことをしていきたいと語っていましたが、
それを実践しているからこそパレットメイドカフェは継続していけているのではと思いました。
 
お客さんとの距離も非常に近く、お客さんからの時には無茶な要望(食材の原価率アップや食べたい料理など)にも応えながら、満足してもらえるように日夜奮闘されています。
 
他にもメイドカフェの経営者としてのエピソードなども聴けて、ここまで色々教えてくれるお店はなかったので、勉強になりました。
 
浅野氏と、11月の連休に行われた「名古屋ロングスカートメイド喫茶東京出張営業」の事を話をしました。
こちらのイベントは、東京の池袋のワンダーパーラーさんや名古屋の大須のsecretchamberさんとの共催でしたが、陰で動いていたのは浅野氏で、尽力なければ実現は難しかったのでは思います。
3日間のイベントは裏方として、調理や運営に従事し忙しく動いていました。
 
その時のエピソードや苦労話を聴けた事も良かったです。
 
あと、印象に残った話が、パレットメイドカフェで毎年恒例で行われる「忘年会」でした。
 
キャストがいない浅野氏とお客さんが集まっての年越しイベントなのですが、会費を集めて、たくさんの肉を買ってすき焼きを、グダグダと酒を飲みながら、楽しく過ごし、朝3時には、大須観音(名古屋の中心の繁華街にあるお寺)に徒歩で初詣し、人の多さと行列に嫌になり、タクシーでまた店に戻ったそうです。
そして、朝10時には大須に出動し、16名で新年早々に開いていためいどりーみんに繰り出して大騒ぎをやらかしたと豪快なエピソードを語ってくれました。
 
私は呆気にとられながら、そのエピソードをを聴いてましたが、秋葉原でもあまり聴いたことがない楽しそうな年越しに羨ましく感じました。
 
浅野氏は、名古屋のコンカフェ界隈では有名で、「あさしん」さんと呼ばれていて、名古屋のコンカフェ界の先端を突っ走るリーダー的な存在
なのではと思いました。
 
パレットメイドカフェでは、常連さんともすぐに仲良くなれるようで、まさに色々な人が混ざりあうことが出来る場所なのです。
なので、浅野氏やメイドさん、そして常連さんを交えて、色々な話が出来るのです。
 
こうして、時間を忘れて楽しい時間を3時間近くも過ごしました。
 
パレットメイドカフェは、最初は入りにくいですが、慣れてしまえばこれほど行きやすく楽しい場所はないのではと思いました。