燃えよ! 乙女道士 ~華遊恋語~
はい、無事にコンプリートしましたよ。
ボリューム少なめの作品とは知っていましたが、それでも私の今のプレイスタイルでしたら、そこそこ長く楽しんでいたかと。
プレイ前の第一印象としては、「絵柄が可愛い」「明るいノリの作品そう」あと「オトメイトBOXで出るくらいだから力入れているのかな?」というところでしょうか。
プレイした後、「絵柄が可愛い」→「可愛いんだけど、今思えば小学生くらいをターゲットにした少女漫画を意識したのかな。そうと思えるくらい、ストーリーが単純化されているし恋愛描写として心の動きが感じられない」
「明るいノリの作品」→「否定はしないけど、本来重たいストーリー展開もあっさり進むし、人が死ななきゃとりあえずいいでしょのご都合主義を感じる」
「力入れている」→「力が入っているのかは知らないけれど、明らかに大人の女性に向けて作った作品ではなさそう。この評価だと続編はなさそうかな」
という感じです。
結局、「小学生ターゲットの少女漫画を原作にしたゲームを作りました」感が作品全体から漂っているので、それを踏まえて楽しめるかどうかというところでしょうか。
ゲームシステムの関係としては、
本作の特徴でもある「次回予告」。私は「あり」で楽しんでいました。賛否あると思うのですが、あの昭和アニメ感漂う次回予告の文章を杉田さんのナレーションで楽しめるというのはある意味豪華なのかなと。同人感の内輪ノリじゃなくて、昭和アニメなのよ。ゲームのノイズという意見もすごく分かるのだけれど、それとは別に楽しいとは感じました。
あと、印象的なシーンを漫画で表現するという演出もありますが、戦闘シーンなど、文章で表現するよりは動きが出てよいのではないかと思います。
ストーリーの進行の中で「キャラクター視点」があるのも私は好きでした。
マイナスな点も挙げていく、テキストウインドウの大きさや位置が台詞や地の文によって細かく変わっていくのは、私は不要だと思いました。それを効果的に使っているようにも見えないので、いらない。
そういうのは変化させるくせに、キャラクターは動かない。目パチ口パクもないですし、BOX特典の小冊子とか見るに、表情差分もそんなにないんじゃないかなと思いました。そういうのは勿体ないと感じます。
スキップやセーブロードと言った基本的なシステム周りは特に不満はないかな。
ここからネタバレもあります。お気を付けください。
プレイ順は、あみだくじ&攻略制限の関係で、
シャオウ→ハオラン→ユーハン→ロンレイ→ウロです。
最後にプレイするのがウロルートになるのですが、最終的に印象に残ったのが「ヨキ様が不憫すぎる。」って感想なのは、どうなんだろう。彼の罪は罪としてあるけれども、他のルートでは良き王になりそうな雰囲気を醸し出していたのに、それが実は彼の策略の上であり、罪を犯しているというのは、あまりにもウロルート以外でのヨキ様とヒロインの未来が不安というか……。
かといってウロルートでは、ヨキ様マジで精神崩壊しているらしいので、それはそれで心配になるし。
ウロが記憶喪失になったのって、思ったよりも大きくなってからなんですよね。なのに、誰も王宮の誰も「ユエ」のことを言わないの、なんとなく不自然と感じたというか。国民も誰も王子が二人いたこと知らないのかよ…っていうか。
プレイ中の私の想像では「ヨキとユエは、双子として生まれたが、双子は忌み子であるためユエは殺されてしまった。…ということになっているが、実は生かされていて、現王の転覆を目論んでいる勢力から狙われている」みたいなストーリーかと思っていたんですけどね。
ウロ自身については、私の好きな感じでございました。
ちょっとオドオドしている部分もあるけれど、筋は通っているし
ひいちゃダメな時は頑張ってくれて。
ステラで買うときに、スペシャルステラセットで買わなかったのを後悔したくらいにはやっぱりウロが好きでございました。スペシャルステラセットのウロの表情がとてもかわいくて好きです。
シャオウ。松岡さんの強面ボイス、素敵でした。
シャオウルートは最初から選べる割には、他の人のルートと少し毛色が変わっているんだなと、他の人のルートをプレイしながら感じました。普通にガッツリ現王の罪が明るみに出るし。
ハオラン。まさかのヒロインを女性として認識していない朴念仁だったとは。でもヒロインを意識していく過程は乙女ゲームらしくてよいなぁと思いました。
ユーハン。ツンデレ系幼馴染。ヒロインに素直になれない感じを微笑ましく楽しませてもらいました。でも可愛いだけではなく、裏切りがあるルートでもあったのでね。まぁ、ヒロインの一言で一瞬で終わってしまう訳なのですが。
ロンレイ。ヒロインへの執着がやばい。唯一、ハッピーエンドに感じられない恋エンド。えっ、普通に監禁されそうになっているって、多分健全ではない。ちなみに、店舗特典の小冊子ではヒロインが望んで拘束されるSSがあるのは、ちょっと心配になる。
ロンレイルートをすると、シユの立ち位置が分かってしまい、なんとなくウロルートも分かるというね。
うーん、とりあえず感想はこんな感じ。
ちょっと別のゲームのことを考え始めているので、このくらいで勘弁願いたいです。そのうち、他のことも書き足すかもしれないので、その時はよろしくお願いします。