究極のコンサルティング営業を目指し日々是成長 -3ページ目

◆旭山動物園の逆転の発想

旭山動物園は国内最北の動物園。

年間26万人程度の入園者数に低迷していたのが
最悪期の10倍に増加。

今や全国的な人気スポットになっているのは報道等で
知ってはいたが、何が変わったからなのか?までは
詳しくは知りません。。

動物が自由に動き回れる環境を整備したことも確かに
あると思う。

しかし、名誉園長の小菅氏の話を聞く限り改革のヒントは
意外にも単純だったのには驚いた。

入園者の減少により、閉園が検討されていた頃。
問題点を入場者に聞き取り調査したそうです。

「動物が動かない」

「いつも同じ内容」

そういう声にまじめに応えていったんですね。

それだけで入園者が増えるのか?

実は動物園の目的を
『動物と触れ合う機会を提供する人間性回復の場』
と位置付けたうえで、同時に職員の意識改革にも
取り組んだそうです。

入園者が減る中で、きっと職員のモチベーションも下がり
恐らく今の多くの国内企業と同じような状況にあったのでは?
と推察されます。

地理的にも有利とは言えないところで、社員が一丸となれる
大きなヒントを旭山動物園に垣間見た気がします。

◆リンガーハットが「安全・安心」国産野菜新メニューで増益?

先日リンガーハットの決算発表があり、減収だが増益。

2年ぶりに黒字転換したそうです。


起爆剤になったのが、グループ全店で使う野菜の完全国内調達。


以前から国内契約農家からの調達を増やしていましたが、国産

野菜を使った健康志向の商品戦略が消費者に受け入れられた

と報じられています。


国産野菜新メニュー投入後は、売上げが前年同期比9.3%増。


少なくとも単なる低単価メニューではなく、付加価値付けて単価を

上げたメニューが売れているのであれば、見事な商品戦略ですね。


「安全・安心」への消費者の関心は高いのは間違いないですが

どこまで購買行動とリンクしているのか。


これが「安心・安全」を求める消費者ニーズを捉えた効果なのか

単なる新メニュー効果なのかは今後の売れ行きを見るしかないでしょう。


一つの指標にしたいと思います。



それと同時に気になったのが最近の野菜の高騰です。


売れる量しか作らない傾向があるので、天候不順などで供給量が

減ると一気に値上がりしてしまいます。


リンガーハットにしてみると、原価を圧迫する要因になりかねない

でしょうし、必要な量を確保できるのかってところです。


そうしたリスクを担保する意味で、海外からの輸入に頼っていた

面もあると思います。


つまり安定した価格で安定した量を確保できるのか。


「安全・安心」はビジネスチャンスでもあり、ビジネスリスクにもなる。


そういう一面もあるように感じました。

◆犯罪抑止も成長も環境が重要

「ヤバい経済学」は米国ではかなりのベストセラーに
なった本です。

社会通念をユニークな分析でひっくり返していきます。

例えば・・・
米国内の若者による凶悪犯罪の激増が懸念される中
90年代以降はあらゆる種類の犯罪が減っていきました。

好景気や銃規制、麻薬などの取り締まり強化など
いろんな理由が指摘されました。

確かNYでは落書きを消す活動が犯罪抑止に効果がある
とか言ってた気もします。

ところが著者は70年代以降、中絶が合法化された州から
順に、その20年後程度から犯罪が減っていると指摘。
データを駆使し、両者の相関関係を分析しています。

中絶の合法化こそが真の理由との主張です。
貧しい未成年の女性が中絶に走ったことで、犯罪予備軍が
劇的に縮小し たと解説しています。

この考え方でいけば、将来の犯罪者を予測する要因は
貧困や母親の教育水準の低さということになります。

ポイントは2つ。

常識だと思っていることを、一度思いっきり疑ってみる
ことも時には必要かもしれないということ

昔からある会社の習慣や暗黙のルールは、なぜそうして
いるのかは引き継がれず、今は悪しき習慣となっているかも。

なんらかの改善の糸口になるやもしれません。

もう一つは、本人の努力や自覚とは別に、人の学習と
成長には
周囲の環境も影響するということです。

犯罪の話からは大きな飛躍ですが、自分も小さい子どもが
いるので、家庭環境が与える子どもの影響には関心アリです。

企業内においても、社員個人の努力不足を指摘する前に
社員の成長を促進する環境になっているのか、改めて上層部は
考えてみる必要もあると思います。

OSのバージョンアップをせずに、アプリケーションのバージョン
アップばかり求めてもねぇ・・・
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