◆リンガーハットが「安全・安心」国産野菜新メニューで増益?
先日リンガーハットの決算発表があり、減収だが増益。
2年ぶりに黒字転換したそうです。
起爆剤になったのが、グループ全店で使う野菜の完全国内調達。
以前から国内契約農家からの調達を増やしていましたが、国産
野菜を使った健康志向の商品戦略が消費者に受け入れられた
と報じられています。
国産野菜新メニュー投入後は、売上げが前年同期比9.3%増。
少なくとも単なる低単価メニューではなく、付加価値付けて単価を
上げたメニューが売れているのであれば、見事な商品戦略ですね。
「安全・安心」への消費者の関心は高いのは間違いないですが
どこまで購買行動とリンクしているのか。
これが「安心・安全」を求める消費者ニーズを捉えた効果なのか
単なる新メニュー効果なのかは今後の売れ行きを見るしかないでしょう。
一つの指標にしたいと思います。
それと同時に気になったのが最近の野菜の高騰です。
売れる量しか作らない傾向があるので、天候不順などで供給量が
減ると一気に値上がりしてしまいます。
リンガーハットにしてみると、原価を圧迫する要因になりかねない
でしょうし、必要な量を確保できるのかってところです。
そうしたリスクを担保する意味で、海外からの輸入に頼っていた
面もあると思います。
つまり安定した価格で安定した量を確保できるのか。
「安全・安心」はビジネスチャンスでもあり、ビジネスリスクにもなる。
そういう一面もあるように感じました。