私は、職業病なのか何なのか
日常生活で、ついつい英語が目に入ってしまうので
日本でも外国でも、英語の看板が気になって仕方ありません。
イギリスでも、たくさんの看板を見つけて
写真を撮ってきました。
先日、京都で地下鉄に乗ったときのこと。
こんな表示が目に入りました。
左側通行にご協力願います。
Please cooperate with the left side traffic
と書いてあります。
さて、この英語、
どこがヘンでしょうか?
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Please cooperate with the left side traffic
は、
あえて日本語にするなら
「左側の車と協力してください」
っていう意味になります
trafficは、交通量という意味で
通常は車の話で使います。
(あるいは、オンラインのアクセス量という意味もあります)
えっと・・・
左側の車と協力して
何するの?
フラッシュモブでも始める・・・のかな?
この英語を
無理やりイメージするなら、
映画『ラ・ラ・ランド』のあの高速道路のシーン。
↑これは、完全に左のtrafficと協力してますね〜
夫のマイクに英語を見せて
聞いてみたところ、
It doesn’t make any sense.
(意味不明)
とバッサリ。
この記事でも書きましたが、↓
日本語を深く検討せずに
適当に分解して英語に翻訳すると、
高い確率で間違います。
今回も、
「左側通行」と「ご協力願います」
をバラバラにして、それぞれ辞書で調べて
英語にしてくっつけたのだと思いますが、
それ、絶対に変な英語になるから
もうやめて〜〜!!
では、この
「左側通行にご協力願います」
という駅の表示は
どう直したらいいでしょう?
イギリスで、見つけてきました!
「KEEP LEFT」。
はい、シンプル。
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「ご協力願います」とか、いらないんですよ。
あった方が丁寧だけど、
意味不明な英語になるくらいなら
通じる英語の方がいい
英語は、言いたいことをズバッと書いた方が
よく伝わります。
じゃあ、Keep Leftのような
決まった表現を知らない場合は
どうしたらいいのか?
については、この記事で書きました!
↓
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