昨日、国際結婚してよかったことを話しましたが
じゃあ、何が大変かというと・・・
何より、結婚の手続きのことを思い出します。
結婚式は、神前で行いました。そんな話も、また機会があれば。
昨日の記事↓
日本人同士なら、婚姻届を提出するだけですが
国際結婚の場合、それ以外にもいろいろ書類が必要です。
アメリカのような
戸籍のない国出身の人と結婚する場合、
「婚姻要件具備証明書」
という書類を
婚姻届と一緒に提出しなければなりません。
※当時(2006年)とは
必要書類なども違うかもしれないことをご理解いただき
お読みいただければと思います!
この「婚姻要件具備証明書」とは、
結婚相手の外国人が成人していて、
しかも未婚または離婚済みであり、
要するに
「この人はちゃんと結婚できる条件を満たしてますよ」
という証明書のことで、
戸籍謄本の代わりになります。
そして、その証明書は、
大使館または領事館で発行してもらいます。
わたしたちが当時住んでいた静岡県は
東京の在日米国大使館の管轄内なので、
その証明書を発行してもらうべく、
二人で東京に行きました。
すると、
受付の日本人のおばちゃんが、言いました。
「どんなご用件ですか?」
日本語だったので、
わたしが答えました。
「結婚の手続きのために来たんですが・・・」
そして、わたしは
おばちゃんの言葉に、耳を疑いました。
「金曜日は、
ビザの手続き以外はやってませんよ」
な、なぬぅーー!!!
せっかく、大枚はたいて、仕事休んで、
東京までやってきたのに・・・
(当時は、お金に苦労してたので
新幹線代がお財布に痛かった)
でも、
「金曜日はビザの申請以外の業務はしてない」
なんて、大使館のホームページにも、
どこにも書いてなかったのに・・・!!
そこで後日、
マイクが大使館に電話をかけて
営業時間の確認を取ったところ、
アメリカ人の係員さんに
「あ~~、あの
受付のおばちゃん(日本人)は何も分かってないから
あの人の言うことを信用しちゃだめだよ~~。
無視して入って来てくれたらよかったのに!!」
と言われたそうです・・・
おいおい、
アメリカ大使館、
ちゃんと仕事しろ!
というわけで、後日
大使館にリベンジに向かったのですが、
必要事項を記入した書類を提出したとき、
係の男性の言葉に、
わたしたちは唖然としました。
「Are you really sure
you want to do this?」
(意訳:ほんとに結婚なんてしちゃっていいの?)
よ、余計なお世話じゃ~~~~!!!
このアメリカンジョークに、
マイクは、
「O ... of course!
...maybe」
と、アメリカンジョークで
返していました
さすが、アメリカ人。
日本人だったら、確実に
こういうノリで答えられない。
まだまだこんなのは序の口で、
国際結婚までの道のりには
いろいろあったのですが、
またそれは明日にでも書きますね!